宮川ゼミ

ストレスに満ち溢れた現代社会において、人が肉体的、精神的に健康に生きていくためにはさまざまな障壁があります。就労形態の多様化、過重労働、ワークライフバランスの問題など、就労環境におけるストレスも移り変わりつつ増加しています。生活習慣病にかかっている人の割合も多く、さらに、めまぐるしく移り変わる医療については、氾濫する情報を的確に取捨選択して自己の健康管理を行っていくことが求められます。本研究会では、健康、医療、生命倫理関連のテーマについて幅広く取り上げ、学生が自主的にテーマを選択し、調査、研究発表を行うことによって健康で生きていくための知識を身につけることを目指しています。

明るく自由な雰囲気で学んだ宮川ゼミの学生さんは卒業のときに、「大学で一番楽しかった講義はゼミでした！」と口をそろえて言います。就職活動の面接で聞かれる「大学で学んだことは？」という質問に対しては、ゼミで学習したテーマについて熱弁をふるうそうです。ゼミでは学生さんは自主的にテーマを選択し、調査研究を行ってレジュメを作り、順番にプレゼンテーションを行います。その後、テーマについて活発にディスカッションを行い、友人とともに切磋琢磨していきます。誰もが率先して意見を述べ、黙っている人はいません。毎回、幅広く興味深い発表内容が提供されていますが、知識だけでなく、社会に出たときに求められるコミュニケーション・スキルをしっかり身に付ける場としても、楽しく学べるゼミを是非活用してください。