OB・OG紹介

OB・OG(社会人入学)の声

OB・OG紹介

田村 純子さん

人間環境学部は幅広い学術分野を総合的に探求する学部で、私は「未来創造知見学部」と称しています。未知の分野にもスイッチが入って関心が高まり、新たな視点や複眼的な視座が育まれ、物事の背景や本質、真理を問うことができます。この学びは新たな英知の探求となり、自分が蓄積した価値観、倫理観、人生観、歴史観、人間観を問い見つめ直すことができ、それは乱流の時代を生き抜く為に必要な平衡感覚を保ち、自己の座標をどこに置くかという確固たる軸作りとなっています。

池澤 正紀さん

入学の動機は、「知への好奇心」でした。人間環境学部の授業内容は多岐にわたっています。自分の「軸」を持ち、知の枝を手繰り寄せることが大切です。私は自然環境政策を軸に学び、「人間と自然環境の共存」が如何に重要かということを習得しました。学びは自分の知らない世界を知り、自らの人生に幅をもたらしてくれます。
卒業後は、自然保護助成の団体に勤務する傍ら、大学院で学んでいます。教授の皆さまをはじめ諸先輩方が築き上げた幅広い知見は、必ず価値ある学びの場になるものと確信しています。

遠山 晴美さん

日々の生活において環境問題は身近にあります。人間環境学部では、ローカル、グローバルな視点から多くを学ぶことができました。講義に加え、街歩きやフィールドスタディなど現場に立つことの大切さを実感し、印象深い経験となっています。
社会人学生の方々と情報交換を行ったり試験後に暑気払いを開催したりとキャンパスライフを満喫することができました。

袖本 華愛さん

卒業後は環境省所管のシンクタンクに転職し、事務系のプロジェクトアシスタントとして国内外で地球環境問題に取り組む研究員をサポートしていました。最新の研究成果をもとに政策提言をする現場を見ることができました。そして現在は、卒業と同時に得た博物館学芸員の資格が縁で、資格課程実習準備室に在籍し、おもに博物館学芸員の教科を受講する学生のサポートと、資格課程の授業を担当する教員の授業支援をしています。

岩瀬 寿夫さん

私は、ゼミを通して地域社会における環境問題へのアプローチの仕方を勉強し、また、フィールドスタディでは、自分の目で「現場」を確認することで自らの問題意識を高めることができました。人間環境学部では年齢・性別に関係なく多くの人に門戸が開かれており、環境を通し理系・文系を問わず学ぶことができます。学習は、人によってその興味も深さも考え方も違いますが、この学部には、それらを受け入れる度量があると思います。

松本 悦子さん

夫の転勤で日本各地に住んだ経験から、年齢を重ねても柔軟な発想ができるよう色々な領域で学びたいと考えていました。理系・文系を問わず幅広い分野で学べる人間環境学部はそんな私にぴったりです。ゼミナール(研究会)では学部のキーワードとなる「持続可能性」について深掘りし、知らなかったことが「知る」に変わる喜びを感じています。また、様々な経歴の社会人学生との出会いは刺激的で、若い世代との交流も楽しく、日々エネルギーをもらっています。

冠 貴子さん

夫の転勤でボストン(米国)へ滞在し、そこで出会った方々の影響で学ぶ事への関心が強くなり、帰国後の大学編入を決心しました。社会人として大学に通う事に不安もありましたが、幅広い分野から自分の興味関心を追究でき、今の年齢だからこその深い学びを得られた充実感の方が大きく、ゼミやフィールドスタディ、グループワークなどで色々な学生の方との交友関係も広がり、今は自分らしく、このキャンパスでの日々を本当に楽しんで過ごしています。