講義・科目・セミナー

講義紹介

講義・科目・セミナー

大学での学びの柱となっているのは講義形式の授業です。人間環境学部では多様な学問分野を専門とする教員による講義を設けています。いくつかの講義について担当教員が紹介します。

自治体環境政策論Ⅰ・Ⅱ

自治体環境政策の歴史をふまえた上で、環境・経済・社会の3つの側面に関わる地域の持続可能性問題に対応する多様な政策を取り上げ、また、毎回、全国の自治体情報を紹介しながら最先端の政策行動について解説しています。

小島 聡

小島 聡

自然環境政策論Ⅰ・Ⅱ

自然環境を保全し未来に引き継いでいくには、自然の仕組みや生き物のことを知り、人間活動が引き起こす問題を理解した上で、どのような考えが必要か、また取り組みが有効かを考えなければなりません。
講義では、人と自然との調和を問題意識に持ち、社会的で、科学的な視点から、様々な保全の可能性を学習し探求します。

高田 雅之

高田 雅之

日本環境史論Ⅰ・Ⅱ

春学期は「人と自然の関係史」、秋学期は「江戸の都市環境史」をテーマとし、人の暮らしと環境とのかかわりを、人間社会の営みのなかで解説しています。その際、歴史資料を用いて歴史事実を把握して新しい論理を考える習慣を身につけ、「温故知新」の精神を学べるように工夫しています。

根崎 光男

根崎 光男

気候変動論Ⅰ・Ⅱ

地球温暖化はもっとも深刻な環境問題のひとつです。この講義では、地球温暖化をはじめとする気候変動についてわかりやすく解説します。スマホを使ったクイズ形式のミニテストを行い、双方向な講義を実施しています。

松本 倫明

松本 倫明

グローカルコミュニケーション

世界の各地域において、歴史や民族性によって蓄積された多様な文化が深く関わっています。本講義はこの多様性に日本のローカル面と国際のグローバル面、2つの観点から目を向け、世界各国の急速なグローバル化に伴い、異なる文化、民族、国家間の相互理解を深め、円滑なコミュニケーションを促進するための科目です。

ストックウェル エスター

ストックウェル エスター

西洋美術史論

19世紀半ば以降、ヨーロッパやアメリカの芸術家たちは、日本の美術工芸からインスピレーションを得ながら、さまざまな新しい美術やデザインの潮流を巻き起こしました。本講義では、特にイギリスで、美術やデザインを通して日本がどのように眺められてきたのかを追っていくことで、異文化間交流のあり方について考えます。

板橋 美也

板橋 美也

自然災害論

自然災害を決定づける要因は「自然界がもたらすハザード」と「人間社会の脆弱性」です。その地で「いつ」「何が」起こり得るのでしょうか。人間社会は「その時」にどう備えるべきでしょうか。本講義では、自然環境に内在するハザードの実態やまちづくりのハード面に関わる現状を、災害調査現地データもまじえて解説します。防災力の高い地域社会を構築するベースとなります。

杉戸 信彦

杉戸 信彦

衛生・公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

衛生・公衆衛生学は、疾病の予防、健康の保持増進を図る科学技術です。疾病予防だけでなく、環境問題をはじめとした、健康に関わるあらゆるテーマを取り扱い、国民の健康寿命の延長を目指しています。講義では、学生さんの健康意識を高め、将来に向けて健康管理を行っていくために必要な知識の習得を目的としています。

宮川 路子

宮川 路子

環境経営論Ⅰ・Ⅱ

現在、企業が地域に根差した「事業(ビジネス)」を継続的に行っていくためには、環境に配慮した経営(環境配慮経営)が必要不可欠です。本講義では、企業による環境配慮経営の取り組みを、経営学および会計学の両視点から学習していきますので、各企業が環境に配慮しながら持続的に成長していくための経営手法の基礎的知識を身につけることができます。

金藤 正直

金藤 正直

日本詩歌の伝統

定型詩の実作を指導する授業です。先人の作品を紹介し、定型詩のきまりを解説した上で、実作に挑戦してもらいます。半年の授業で、俳句三十句、短歌六首、漢詩(七言絶句)一首ほど創作することになります。定型詩の観賞と実作を通して、身辺の四季の変化を感じとる心を養い、言葉に関する感覚を磨く手伝いが出来ればと思っています。

日原 傳

日原 傳

国際法Ⅰ・Ⅱ

国際法は、主として国家間関係を規律する法です。国際社会で問題となっている武力紛争、軍事問題、経済摩擦、環境問題、人権問題などを分析・解決するために、この国際法は重要な役割を担っています。講義では、実際に国際裁判にかけられた紛争事例の分析を通して、国際法の諸理論を論じていきます。この講義が、国際社会の諸問題へ関心を深め、国際平和を考えるきっかけとなればと思っております。

岡松 暁子

岡松 暁子