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人間環境学部 長谷川ゼミが「第23回日経STOCKリーグ」で入選 -13年連続入選-

  • 2023年02月16日
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人間環境学部 長谷川直哉教授ゼミの学生2チームが「第23回日経STOCKリーグ」(主催:日本経済新聞社、特別協賛:野村グループ、後援:文部科学省、金融庁他)で入選を果しました。

今回の大学部門入選率は5.4%(入選37チーム/参加691チーム)です。
長谷川ゼミはゼミ創設以来13年連続の入選です(2023年2月8日 入選結果発表)。

【過去の入賞実績】
2013年度 最優秀賞・金融大臣賞
2014年度 審査員特別賞
2015年度 大学部門敢闘賞
2019年 アイデア賞
2022年 アイデア賞

今年度も国内および外資系企業での豊富な勤務経験をお持ちであるSCOPE(Sustainability Co-creation Programme)担当の竹原正篤特任准教授のサポートを頂きまして、質の高いレポートを完成させることができました。入選した2チームを紹介します。

 

テーマ:RE JAPAN AS NO.1―攻めの国内回帰で日本製品の価値復興を目指す―

メンバー:大塚咲希(リーダー3年)、原理菜子(ゼミ長3年)、中村寧々(2年)、時田新大(2年)

このレポートは、所得の上昇によってアジア新興国が「生産拠点」から「消費市場」に変貌したことに着目し、「攻めの国内回帰」によって高品質&高付加価値な製品を提供することで、かつて一世を風靡した「Japan as NO.1」を取り戻すことができると主張した。

 

 

 

 

 

 

チームメンバーのコメント

私たちは国内生産体制の強化と圧倒的な技術力を背景に、ハイレベルな付加価値の創出を目指す動きを「攻めの国内回帰」と定義しました。「攻めの国内回帰」が「made in Japan」に新たな命を吹き込み、日本企業が再生への道を進んでいくと考え、「日本製品の価値復興」をテーマに掲げて取り組みました。チーム発足当初から様々な難題や困難がありましたが、それらをチームメンバーと共に乗り越えた経験は今後の活動の糧となると考えております。丁寧かつ熱心にご指導くださった先生方、共に切磋琢磨したゼミ生、そしてチームメンバーに心より感謝申し上げます。

左から、時田さん(2年)、大塚さん(リーダー3年)、原さん(ゼミ長3年)、中村さん(2年)

 

 

テーマ:インフラ大修繕時代~日本のインフラに新しい常識を~

メンバー:大田朝陽(リーダー3年)、露木祥太(3年)、恩田良太(2年)

このレポートは、1964年に開催された第18回オリンピック東京大会を契機に整備されたインフラの老朽化とインフラを管理する市区町村が抱える課題(土木職員の減少、土木費の縮小等)に着目し、 行政や企業に対するヒアリング調査を踏まえて新技術導入による予防保全型インフラメンテナンスの考え方を提唱した。

 

 

チームメンバーのコメント


私たちは、「未来の子供たちが安心して暮らせる社会を創るために、我々は何をすべきか」という考えを原点に、加速度的に進行しているインフラ老朽化に着目しました。そして、インフラ老朽化の解決の鍵となる「予防保全型インフラメンテナンス」をテーマとしました。今年度は予期せぬ出来事が多々起こり、苦悶する日々が続きましたが、チームメンバー、ゼミ生、そして丁寧且つ熱心にご指導下さった先生方のおかげで入選に至ることができ、非常に嬉しく思います。

左から、大田さん(リーダー3年)、露木さん(3年)、恩田さん(2年)

日経STOCKリーグは、中・高・大学生を対象にしたレポートコンテストで、各チームが自主的に定めた投資テーマに沿ったポートフォリオづくりなどで「生きた経済を体験し、学び、考える」株式学習コンテスト。23回目となる今年度は大学部門では、123校、691チーム、2,685人が参加しました。(https://manabow.com/sl/result/record.html)

 

長谷川直哉教授

竹原正篤准教授