お知らせ

2023年度フィールドスタディ・キャリアチャレンジについて ―ポスト・コロナのFS・CC―

  • 2023年04月08日
お知らせ

新型コロナウイルス感染症の流行も峠を越し、通常のキャンパスライフが戻りつつあります。
人間環境学部の人気科目であるフィールドスタディ・キャリアチャレンジ(以下FS・CC)も、ここ数年は「ウィズ・コロナのFS・CC」として一定の制約の下に開催することを余儀なくされていましたが、今年度からはようやく以前の方式に近いかたちで実施できる見込みです。
 とはいえ、この「ポスト・コロナのFS・CC」は、コロナ以前にそのまま戻るのではなく、いろいろ新しい点があります。
 まず、国内FSについては、以前より希望が多かった奨励金制度が創設されます。この制度は、かつて人間環境学部の創成期を支え、重職を歴任された故・井上奉生名誉教授のご遺志に基づき、ご遺贈いただいた寄付をもとに設置されました。人間環境学部では、井上先生のご貢献に対する敬意と感謝の念を込めて、「井上奉生記念国内FS奨励金」と呼ぶことにしました。
 また、海外FSが4年ぶりに再開されます。ここでも従来になかった新しいコースが設定される予定です。
 このほか、CCも昨年度に引き続き開催されますし、英語学位プログラム・SCOPEで行われるFSの英語版とも言うべきフィールドワークショップには、一般の学生も参加可能です。
 もちろん、コロナ禍は完全には終わっていませんので、いずれのコースも十分な感染予防策のもとに実施されることは言うまでもありません。万が一現地訪問が中止になった場合にも参加者は単位の修得ができるよう、コースごとに代替策を用意しています。
 教室を離れ、教員とともに現地を訪問することは、日常ではなかなか得られない人びととの出会いや、さまざまな発見をもたらします。FS参加はことによると学生の皆さんの人生にとって大きな意味を持つことでしょう。今しかできないこの機会に、是非FSに挑戦してみてください。
FSは年度内に2回に分けて実施します。Ⅰ期(主として夏休みに現地訪問を行う)は5月以降に、Ⅱ期(主として春休みに現地訪問を行う)は9月末以降に募集を開始する予定です。詳細は学部ホームページで周知しますので、よく注意してください。
 FSの新しい制度や募集について、説明会を開催します。こちらもふるって参加してください。

 

2023年度フィールドスタディ(FS)説明会について

日時: 2023年5月8日(月)12:30~12:50
場所: 富士見ゲートG403教室
対象: 人間環境学部学生(全学年)

「フィールドスタディ」(略称:FS)とは、キャンパスを出て現地に身を置き、私たちが置かれている社会環境や自然環境を肌で感じ、さまざまな体験を通して自らの問題意識を高めようという目的で設けられている科目です。
本年度から海外FSも再開される予定です。また、国内FSを対象に新たに奨励金が設置されます。
そのための重要な説明を行いますので、今期のFSに参加を希望する人はなるべく出席してください。