このゼミでは、ヨーロッパおよび日本を中心に、社会的な弱者の生活を支えるために、どのような試みがおこなわれてきたのかを、それぞれの地域の事情に即して比較して考察します。医療や介護、就労、成人教育、出産・育児といったさまざまな生活局面について、行政や法律・制度だけでなく、人間相互の助け合いのあり方(「連帯」)や、NPO・NGOといった市民社会の活動を含めて幅広く扱います。
このゼミでは、以下のメニューを実施します。
① 文献購読:テーマに関連する重要文献(主として日本語)を講読する。
② グループワーク:参加者各自の関心に応じてグループに分かれ、調べた内容を報告する。
③ ディベート:ゼミのテーマに関連した内容についてグループ対抗でおこなう。
④ サブゼミ:卒論報告の準備およびグループワークのため隔週で開催する(主として春学期)。
⑤ 卒論報告:研究会修了論文に向けて、準備状況を報告する(随時・4年生のみ)。
⑥ ゼミ合宿・遠足:年1回開催する予定です。