ゼミテーマ
- 他者の文化、社会の他者――ヨーロッパと近現代日本の思想・文化・社会
担当教員
- 竹本 研史
ゼミ概要
自由、人権、民主主義、表象、平等、所有、他者、差別、権力、平和、労働、貧困、境界、正義、ジェンダー、セクシュアリティ…、といった現代社会の問題を考察するうえで必要な諸概念は、これまでの長い思想的・文化的な伝統のなかで数多くの議論が積み重ねられてきたものです。本ゼミでは、ヨーロッパや近現代日本の思想をはじめとする人文科学分野のテクストや図像・映像などの分析を通じて、これら諸概念に関する歴史的議論の内容と背景を検討、理解しながら、それらの現代社会における意義を考察することを目標としています。
ゼミ詳細
- 担当教員による思想家や作家とその作品および、背景知識や意義に関する解説。
- 思想テクストの精読（発表・討議）
2017年度は、20世紀フランスの思想家シモーヌ・ヴェイユ（1909-1943）の『根をもつこと』（岩波文庫）。 - 夏休み、冬休み中のレポート（夏：授業テクストについて（4年生は研究会修了論文）、冬：受講者自身の研究内容について）の執筆、およびそれに基づく教員・学生を交えた討議。
- ゼミ合宿（2月を予定。場所は未定。現在、他大学や他学部のゼミとの合同合宿を企画中）。
- 首都圏の映画館・美術館・博物館などで学外学習
2017年度春学期は、事前学習のうえで、東京都美術館の「ブリューゲル「バベルの塔」展」を見学。
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ゼミ風景 撮影：鯨井 千惠
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ゼミ風景 撮影：鯨井 千惠
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ゼミ風景
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ゼミ風景