松本敦則ゼミ

主に産業集積（Industrial　district）という観点から日本とイタリア、スイス、ドイツ等との比較研究を行いたいと思います。その他、関連する地域の中小企業、地域金融、地域産業政策、観光分野も扱っていきたいと思います。本ゼミでは基本的な文献の輪読、発表、議論、レポート作成を通じて地域産業に関する現状分析や課題の発見、解決手法を学びます。広く国際的な視点を踏まえ地域産業に関心のある学生の参加を望みます。

2025年度からゼミを開講するため、詳細はゼミ生と相談して決めて行きたいと思います。

・春学期

地域産業に関する基本的な文献を輪読し基礎的な知識を身につけます。特に前半ではイタリアを中心とした欧州の地域産業に関する議論も行います。また、資料作成やプレゼンテーション、レポート作成などの方法を学びます。

・秋学期

ゼミ生それぞれの研究テーマを決め毎回担当を決めて発表してもらう予定ですが、グループでの活動も考えていますので、ゼミ生と相談して決めたいと思います。またゲスト講師との議論やフィールドワークも検討していきます。

・その他

社会人向けの経営大学院（イノベーション・マネジメント研究科）のゼミを18年間担当してきています。2024年度のゼミ合宿では富山県高岡市の銅器・すず産地に行き、商工会議所や地元の企業を訪問し人材育成、商品開発、海外進出、産業観光の観点から議論を行いました。本ゼミでも合宿やイベントを検討していきたいと思います。