人間環境セミナー

2023年度 春学期・秋学期 人間環境セミナー

人間環境セミナー

2023年度春学期人間環境セミナー「人新世における自然と技術」

開講日・時限:春学期 土曜・3限(13:10~14:50)
教 室:オンライン、最後の試験のみ対面
担当者:吉永明弘、高田雅之、金光秀和

授業の概要と目的(何を学ぶか)

人新世と呼ばれる現代における自然と技術について理解するために必要な観点を、さまざまな研究領域から探っていきます。

到達目標

多方面からの話を聞くことによって、人新世と呼ばれる現代において自然と技術をどのようにとらえていけばよいのかを考えることができるようになることを目標とします。

 

日程
 
日程 講義内容・担当者名
4月8日 イントロダクション:趣旨説明+世話人の自己紹介  
セミナーの目的、進め方等の説明。講義の全体像の解説
       4月15日 残すべき自然の現況
講師:ナショナルトラスト協会 中安直子氏

       4月22日    

身近な自然の現況
講師:日本野鳥の会 大畑孝二氏
5月6日 身近な自然の現況
講師:街路樹 藤井英二郎氏
5月13日 残すべき自然の現況
講師:文化庁の天然記念物専門官 江戸謙顕氏
5月20日 自然保護の国際動向
講師:東京農工大学 高田秀重氏
5月27日 自然保護の国際動向
講師:日本自然保護協会 道家哲平氏
6月3日 中間チェックテスト
6月10日 スマート農業
講師:南山大学 太田和彦氏
6月17日 スマート農業
講師:崇城大学 鈴木俊洋氏
6月24日 遺伝子工学
講師:神戸市看護大学 藤木篤氏
7月1日 遺伝子工学
講師:環境倫理 犬塚悠氏
7月8日 気候工学
講師:東京大学 杉山昌広氏
7月15日 試験(対面)

                                        ※なお、講師と日程は変更される可能性があります。


2023年度秋学期人間環境セミナー「テクノロジーとデザインの哲学・思想」

開講日・時限:秋学期 土曜・2限(10:40~12:20)
教 室:G201教室
担当者:金藤正直、金光秀和

授業の概要と目的(何を学ぶか)

本セミナーでは、中小企業・ベンチャー企業が現在持っている技術の特長や実施している革新的な取り組みに関する講義を通じて、日本における中小企業の現状を理解し、また、今後も持続可能な経営に取り組んでいくための方法について学習することを目的とします。

到達目標

本セミナーでは、日本における中小企業やベンチャー企業のビジネスモデルとその本質を理解しつつ、今後も持続可能な経営を実践していくための新たな方法を受講者とともに検討していくことを目標とします。

日程
 
日程 講義内容・担当者名

9月23日

セミナーの目的、進め方等の説明。講義の全体像の解説をします。

9月30日

外部講師による講義

       10月7日

外部講師による講義

10月14日

外部講師による講義

10月21日

外部講師による講義
10月28日 外部講師による講義
11月11日 ここまでの講義の振り返り
11月18日 外部講師による講義

11月25日

外部講師による講義
12月2日 外部講師による講義
12月9日 外部講師による講義
12月16日 外部講師による講義
12月23日 外部講師による講義

1月20日

これまでのセミナー内容の総括とこれらに関する試験を行います。

                                        ※なお、講師と日程は変更される可能性があります。


2023年度秋学期人間環境セミナー「離島講座」

開講日・時限:秋学期 土曜・3限(13:10~14:50)
教 室:S205教室
担当者:梶裕史  

授業の概要と目的(何を学ぶか)

本セミナーは、公益財団法人・日本離島センターに企画をお願いして開催する、わが国で唯一の総合的な離島講座です。
 わが国は、ユーラシア大陸の東縁、東西南北約3,000キロメートルの広大な海域に点在する島々からなる世界有数の海洋島嶼国であり、「本土」5島(北海道・本州・四国・九州・沖縄本島)の周囲に320余りの「有人島」、そして無人島も含めると約6800の島々を有し、その200カイリ排他的経済水域は国土の12倍もの広さに及びます。
 日本の離島は、国土や排他的経済水域の安全保障上の確保をはじめ、海洋資源の利用、自然環境の保全、多様な文化の継承、自然との触れ合いの場および機会の提供、食糧の安定供給など、多様な国家的・国民的役割を担い続けています。
 さらに、世界の中の日本列島自体が、地理的・歴史的に「離島」に相当する歩みを持ってきたことを思えば、離島について考察することは、「持続可能性」の学びに絶好です。
 このような性格をもつ離島について、その地理、自然、文化、環境、産業等について多面的に学習します。離島に興味のある方、行ってみたい方、住んでみたい方等、多くの方に受講してもらいたいと思います。

到達目標

わが国の離島の保全・振興が有する多面的な価値・効用について、持続可能性の観点から、ばらばらではなくつながりを持って理解できること。

日程
日程 講義内容・担当者名
9月23日 ガイダンス・セミナー
セミナーのねらいと進め方、各回の講演タイトルの紹介
外部講師による総論的な講義(1)

      9月30日

外部講師による総論的な講義(2)

10月7日

外部講師による総論的な講義(3)

10月14日 外部講師による各論①
(例:海洋の環境問題)
10月21日 外部講師による各論②
(例:離島の生物多様性)
10月28日

外部講師による各論③
(例:離島の漁業)

11月11日 外部講師による各論④
(例:離島の「観光」)
11月18日

外部講師による各論⑤
(例:離島の伝統文化)

11月25日 外部講師による各論⑥
(例:離島の伝統文化)
12月2日

外部講師による各論⑦​
(例:離島の地域づくり)​​​​​​

12月9日

外部講師による各論⑧
(例:離島の地域づくり)

12月16日

外部講師による各論⑨
(例:離島の地域づくり)

12月23日

外部講師による各論⑩​​​​​​​
(例:海洋国家の安全保障)

1月20日 総括と授業内試験

※なお、講師と日程は変更される可能性があります。
※本セミナーは対面授業とし、離島在住の方や関係する専門分野の講師をお招きして、具体的なテーマに関する講演を聴講します。お話のあとで時間があれば質疑応答の機会も設けます。
 各回の具体的な内容については決定次第、春学期中に学部ホームページに発表します。