・開講日・時限:春学期 土曜・3限(13:10~14:50)
・教 室:オンライン
・担当者:武貞稔彦、新田英理子
2030年までの国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」(以下SDGs)について、多様な分野で実現に向け取り組んでいる専門家の講義を受ける。それらを通じ、SDGsについての理解を深めると同時に、各人が自身の関心分野を切り口に、将来の持続可能な社会の構想実現に寄与するための足がかりを得る。今年度のセミナーでは、主に「市民社会」の担い手に焦点をあて講義を進める予定である。
グローバルな射程を持ち、多様かつ一部は実現に困難が予想される目標も含んだSDGsについては、主に国際機関、政府やNGO/NPOが主体的に活動するものと思われがちである。しかしSDGsでは、民間企業や市民がその担い手として重要であると認識されている。持続可能な社会について学ぶ当学部の学生として、①SDGsに関する基礎的な知識を持ち、人に説明することができるようになること、②SDGsにあげられた各種課題を「自分ごと」として捉えることができる当事者としての意識を涵養すること、が本セミナーの目標である。
回 | 日程 | 講義内容・担当者名 |
① | 4月9日 | ガイダンス セミナーの目的、進め方等の説明。講義の全体像の解説 |
② | 4月16日 | セミナー 外部講師による講義 |
③ |
4月23日 |
セミナー 外部講師による講義 |
④ | 5月7日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑤ | 5月14日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑥ | 5月21日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑦ | 5月28日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑧ | 6月4日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑨ | 6月11日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑩ | 6月18日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑪ | 6月25日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑫ | 7月2日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑬ | 7月9日 | セミナー 外部講師による講義 |
⑭ | 7月16日 | 総括 全体での質疑応答/意見交換とセミナーの総括 |
※なお、講師と日程は変更される可能性があります。
・開講日・時限:秋学期 土曜・3限(13:10~14:50)
・教 室:オンライン
・担当者:板橋美也、日原傳、平野井ちえ子
コロナ禍における芸術・文化の現場について理解を深めます。演劇・美術・文学の各現場・最前線で、それぞれの文化発信がどのように行われているのか、私たちを取り巻く文化環境について学び、「芸術・文化は不要不急なのか」を考えてみましょう。外部講師には、文人・芸術家・文化発信の実務担当者を予定しています。
1.文人・芸術家の作品とその背景を理解します。
2.芸術・文化の情報発信やアート・マネジメントの仕事を理解します。
3.受講者各自が親しめる芸術・文化のジャンルを発見します。
回 | 日程 | 講義内容・担当者名 |
① |
9月24日 |
オリエンテーション |
② |
10月1日 |
小鹿野歌舞伎 |
③ |
10月8日 |
小鹿野歌舞伎・小鹿野現代史を描く絵画 |
④ |
10月15日 |
小鹿野町ほか、秩父の古民家を描く絵画 |
⑤ | 10月22日 |
小鹿野町の文化政策 |
⑥ | 10月29日 |
「二つの公立美術館の学芸員、そして管理職としての40年」(仮) |
⑦ | 11月12日 |
「メディアにおける文化事業とその裏側」(仮) |
⑧ | 11月19日 |
(仮)樹木、森と人間社会 |
⑨ |
11月26日 |
「異彩のみらい」 |
⑩ | 12月3日 |
(仮)民俗の視点で読む都市伝説 |
⑪ | 12月10日 |
バリアフリーの絵本づくり 出版・技術・書店・作家 |
⑫ | 12月17日 |
(仮)人工知能と俳句――人間はどのようにその文字列を俳句だと認識するのか? |
⑬ | 12月24日 |
(仮)南京の一公立大学における日本語・日本文化の発信状況 |
⑭ |
1月21日 |
試験 |
※なお、講師と日程は変更される可能性があります。
・開講日・時限:秋学期 水曜・6限(18:35~20:15)
・教 室:G503教室
・担当者:藤倉良、長谷川直哉
2021年11月に開催された気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)では、2030年までに、2010年比で温室効果ガス排出量を45%することがが必要であることが決議されました。日本はこれに先立つ2021年5月に地球温暖化対策推進法を改正して、2050年までに脱炭素社会を達成することを明記し、さらに、COP26では2030年までに2013年比45%の削減という緩和目標をプレッジしました。本講義では日本が脱炭素社会達成に向けて各セクターがどのような取り組みが進められているかを各分野の専門家のお話から学習します。
気候変動緩和策には特効薬はありません。脱炭素社会の達成に向けては、あらゆるセクターがそれぞれに対策を進めることが必要です。一方で、あらゆる政策にはコストが伴います。それぞれにはどのような課題があり、コストを如何に低減してゆくかということも考慮しなければいけません。本講義ではこうした多方面の取り組みと課題について総合的に理解することを目的としています。
回 | 日程 | 講義内容・担当者名 |
① | 9月21日 |
全体の説明 |
② |
9月28日 |
気候変動の国際交渉 |
③ |
10月5日 |
世界と日本の取り組み:脱炭素、レジリエントでの持続可能な社会をどう創るか |
④ | 10月12日 |
カーボンニュートラルに向けた温室効果ガス削減の見通し |
⑤ | 10月19日 |
ディマンドサイドからの環境取り組み-地球とつながる暮らし |
⑥ | 10月26日 |
エネルギー供給サイドからみたカーボンニュートラル達成の可能性 |
⑦ | 11月9日 | 北九州市のグリーン成長に向けた取り組み 講師:北九州市環境局グリーン成長推進部 工藤里恵氏 |
⑧ | 11月16日 |
食料生産と気候変動緩和の一石二鳥 ~土壌は地球を救う!~ |
⑨ | 11月23日 | 水素社会の実装に向けたSPERA水素™技術を用いた取り組み 講師:千代田化工建設株式会社 林千瑛氏 |
⑩ | 11月30日 |
グリ |
⑪ | 12月7日 |
サステナブルな社会構築への貢献 ~廃棄物発電とメタネーション~ |
⑫ | 12月14日 |
EN |
⑬ | 12月21日 |
脱炭素社会の実現に向けた岩谷産業の取り組み |
⑭ | 1月11日 |
試験 |
※なお、講師と日程は変更される可能性があります。