持続可能な社会の実現にむけて、自然災害に強い社会を構築することは重要である。この授業を通じて様々な自然災害とそれらに対する取り組みを概観し、自然災害に対する基礎的な知識と考え方を習得する。
セメスターは (1) 気象に関連した災害、(2) 地震・火山に関連した災害、(3) 太陽・宇宙に関連した災害の三つのシリーズから構成される。学生はこれらの分野についての基本的な知識を習得することができる。また取り組みの現場における最新の状況を聴講することによって他の授業の理解を深め、さらに実生活における災害時の行動等にも活かすことができる。
日程 | 講義内容 | 担当者名 |
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4月11日 | ガイダンス | 担当教員 |
4月18日 | 地震災害と認知バイアス | 吉見雅行(産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門) |
4月25日 | 未定 | |
5月2日 | 自然災害と損害保険(1) | 横尾修一(日本損害保険協会) |
5月9日 | 自然災害と損害保険(2) | 横尾修一(日本損害保険協会) |
5月16日 | 災害の起こる場所-地形からわかること-(仮) | 中埜貴元(国土地理院 地理地殻活動研究センター) |
5月23日 | 活断層と地震の科学(仮) | 近藤久雄(産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門) |
5月30日 | 神奈川県の地震・火山活動-地球科学的観測と防災対応-(仮) | 道家涼介(神奈川県温泉地学研究所) |
6月6日 | 自然災害と防災地理情報(仮) | 中埜貴元(国土地理院 地理地殻活動研究センター) |
6月13日 | 宇宙災害(仮) | 片岡龍峰(国立極地研究所 教育研究系) |
6月20日 | 宇宙天気(仮) | 塩田大幸(情報通信研究機構 電磁波研究所) |
6月27日 | 電力網:地電流と太陽フレア(仮) | 中村紗都子(名古屋大学 宇宙地球環境研究所) |
7月4日 | 宇宙○○:宇宙と人文科学の融合(仮) | 磯部洋明(京都市立芸術大学 美術学部) |
7月11日 | まとめ |
本セミナーでは、現在企業や地域で実施されている「食や健康」の取組み(食育、食品ロス対策、働き方改革、健康経営など)に関わっている専門家の講義を通じて、将来において持続可能な企業経営または地域経営を実現していくために必要とされる方法を学習することを目的とします。
本セミナーでは、自治体、事業者、消費者のそれぞれの視点から、企業または地域で行われている食品ロスの削減対策や従業員の健康保持・増進の取組みなどに関する現状や課題を理解し、それを通じて、当該企業や地域の持続可能性を高めていくための最適な方法を検討していくことを目標とします。
日程 | 講義内容 | 担当者名 |
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2020年9月19日 | ガイダンス | 金藤、湯澤、TA |
9月26日 | フードサプライチェーンの食品ロス削減(仮) | 岸田学(農林水産省) |
10月3日 | 私たちの食生活と健康・環境との関わり(仮) | 上岡美保(東京農業大学) |
10月10日 | フードロス削減は素晴らしいことなのか? | 平井巧(株式会社honshoku) 矢野加奈子(合同会社流域共創研究所だんどり) |
10月17日 | 食と地域振興(仮) | 清水遠他(西武造園株式会社) |
10月24日 | 丸井グループの共創経営実現への取り組みについて(仮) | 濱田 綾子他(株式会社丸井) |
10月31日 | 振り返りとディスカッション | 金藤、湯澤、TA |
11月14日 | 食と健康経営(仮) | 中島聡(株式会社明治) |
11月21日 | 日本における健康経営の動向と企業の実践的取組み(仮) | 樋口毅他(株式会社ルネサンス) |
11月28日 | 産業医が考える食 | 永田智久(産業医科大学) |
12月5日 | 持続可能な社会は食生活の見直しから〜 |
外岡瑞紀(WWFジャパン) |
12月12日 | 栄養・食生活と健康 | 坂口景子(女子栄養大学) |
12月19日 | 消費の選択がかえる未来 ~ボルネオの森と私たちの生活~ | 青木崇史(認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン) |
2021年1月9日 | 講義内容のまとめと試験 | 金藤、湯澤、TA |
コンピュータ、インターネット、AI(人工知能)などに代表されるデジタル技術は21世紀に入り、これまでにないスケールと速さで経済社会に大きな変化をもたらしつつある。このセミナーでは歴史的経緯なども含めて、デジタル技術と社会の持続可能性の関連など、さまざまな側面からデジタル技術が社会に及ぼす影響とそれらの背景について考えることを目的とする。
本セミナーでは、経済社会に大きな影響を与えつつあるデジタル技術の発展と社会での受容・普及に関して、受講者がそれぞれに基本的な考え方を身につけることを目標とする。デジタル技術は20世紀後半から社会に影響を与えはじめたが、21世紀に入ってさまざまなデジタル技術が経済の網の目のなかで広範に適用・応用されるようになり、人々の働き方、物やサービスの生産、消費・投資などに顕著な影響を及ぼしつつある。このような現状に立って、いま何が起きつつあるのか、またそれらの将来像などに関しての情報・知識を得るだけでなく、人々はこれらの変化に対してどのように対処して行けばよいのか、持続可能な社会との関連は何なのかなどを考える。
このために、①基盤としてのデジタル技術の発展、②デジタル技術の既存社会との適応課題、③デジタル技術の利用現場の3つの分野から、それぞれの分野で活躍されている専門の講師を招き、基本的な視点から、各講師の知見や意見、体験などを聴講する。
日程 | 講義内容 | 担当者名 |
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9/23 | ガイダンス | 担当教員 |
9/30 | 量子暗号が拓く安全な情報通信社会 | 国立研究開発法人 情報通信研究機構 未来ICT研究所 量子ICT先端開発センター研究マネージャー 藤原幹生 先生 |
10/07 | 機械学習・AI 技術の発展と展望 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 総括研究主幹 麻生英樹 先生 |
10/14 | コンピュータのハードウェア 技術の歴史と進展:量子コンピュータが拓く未来 |
東京大学大学院工学系研究科准教授 武田俊太郎 先生 |
10/21 | デジタル化とマクロ経済:労働力などとの関連 | 慶應義塾大学商学部教授 山本勲 先生 |
10/28 | デジタル技術とミクロ経済: プラットフォームと競争政策などの動き |
一橋大学大学院経済学研究科教授 岡田羊祐 先生 |
11/11 | デジタル技術と街づくり: AI x量子コンピュータがひらく都市の可能性〜City as a Service〜 |
株式会社 グルーヴノーツ 代表取締役社長 最首英裕 先生 |
11/18 | デジタル技術の発展と法 | 学習院大学法学部教授 小塚荘一郎 先生 |
11/25 | 新時代のモビリティ | 経済産業省 製造産業局 自動車課 課長補佐 小林正幸 先生 |
12/02 | 食品業界におけるAIによるイノベーション | キユーピー株式会社 生産本部 テクニカル・フェロー 荻野武 先生 |
12/09 | AI技術と医療 | アイリス株式会社 取締役副社長CSO 東京医科歯科大学臨床准教授 千葉大学客員准教授 加藤浩晃 先生 |
12/16 | デジタル技術と温暖化問題:コロナ危機後の日本 | 公益社団法人 日本経済研究センター主任研究員/政策研究室長 小林辰男 先生 |
12/23 | AIと社会:AIとどのように付き合うか | 東京大学未来ビジョン研究センター 特任講師 江間有沙 先生 |
1/13 | まとめ | 総括とこれまでのセミナーに関する期末試験など |
※各講師のご都合により、テーマの変更・調整がある可能性がありますので、ご了承ください。
人間環境学部がこれまで実施してきたフィールドスタディや、今後実施予定のフィールドスタディの内容を紹介するとともに、現地の関係者による最前線の現場の話を交えながら、地域の社会と文化及び地域環境との関わりの実際と、フィールドスタディの意義について学ぶことを目的とします。
本講義では、それぞれのフィールドにおける地域環境・地域文化の現状と課題について考究し理解すること、及びフィールドでの直接体験を通して学ぶことの意味と意義について具体的なフィールドを事例として理解することを目標とします。
9月19日(土) ガイダンス(4限のみ)【西城戸】
9月26日(土) [第1回]フィールド学習の意義について【西城戸・小島】
10月10日(土) [第2回]津軽をむすぶまちづくり(青森県津軽地方)【西城戸】
10月24日(土) [第3回]津波被災地の現在(宮城県石巻市)【西城戸】
11月14日(土) [第4回]自然環境と地域との関わり(北海道、別府・阿蘇地域)【高田・杉戸】
11月21日(土) [第5回]小鹿野歌舞伎と秩父の文化・風土(埼玉県小鹿野町)【平野井】
12月 5日(土) [第6回]「過ぎ去ろうとしない過去」(ドイツ、長崎)【辻・竹本】
12月19日(土) [第7回]島のサステイナビリティとリーダシップ教育(ハワイ、八丈島)【西城戸】
Zoomを使ったオンライン講義を行いますので、参加人数を制限する予定です(250名を予定)。
予定人数を超える場合は選考を行いますので、履修を希望する学生は、以下をよく読んで対応して下さい。
(1)学習支援システムへの仮登録
授業コードは「C3205」です。こちらを検索して必ず仮登録を行って下さい(仮登録をしなければ(2)の事前課題の提出ができません)。仮登録後は学習支援システムの「お知らせ」からの連絡に注意して下さい。
(2)事前課題の提出
学習支援システムに8月3日(月)までに課題を出します。課題内容とPDFファイルを受け取り、PDFファイルを読んでミニレポートを作成の上、9月11日(金)23時までに学習支援システム(テスト/アンケート機能)に提出して下さい。
(3)選考結果の発表
提出者が250名を超えた場合は選考します。選考の結果については、9月14日(月)頃までに、学習支援システムの「お知らせ」で、学生証番号で発表します。
(4)ガイダンスへの出席
受講者は9月19日(土)4限に行うガイダンスに必ず出席して下さい。
(5)履修登録を行う
受講者は秋学期の履修登録の修正期間に必ず履修登録を行って下さい。