地域づくりの現場で活躍する方々や関係者から話を聞き、地域づくりの実際を学ぶ。また、自らも現在あるいは将来の地域づくりの当事者意識を持ちながら地域というものを考えていく。
本セミナーでは、各地域における実際の現場で活躍されている講師を招き、具体的な活動や努力、体験などの話を聴講する。各講師の知見やさまざまな経験に触れることによって、地域づくりに対する視野が拡がり、また地域づくりへの意識や理解が深まることを期待している。 なお、成績評価、注意事項等については、シラバスをよく読んでおくこと。
回 | 日付 | タイトル | 講師 |
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1 | 4月8日 | 〔開始に当たって〕「本セミナーの趣旨、内容、運営、単位等について」 「地域づくりとは何かを考える -里山資本主義の現場から-」 |
担当教員より 澤寿一(認定NPO法人「共生の森ネットワーク」理事長) |
2 | 4月15日 | 「本州最北端での挑戦。『コミュニティカフェでる・そ~れ』による地域おこしの意味するもの」 | 辻悦子(コミュニティビジネス起業家。青森県五所川原在住) |
3 | 4月22日 | 「生活に安らぎとゆとりを届ける -人と共に歩み、地域をはぐくむ都立公園-」 | 中山なつ希(パークマネジメントの新旗手。公益財団法人東京都公園協会職員) |
4 | 5月6日 | 「SAVE THE KAGURAZAKA. 粋なまちづくりとプレイス・メイキングの実践」 | 鈴木俊治(気鋭の都市づくりプランナー。新宿区神楽坂在住) |
5 | 5月13日 | 「むらづくりのキーワードは『源流』。人口750人の小さな山村の大きな挑戦」 | 舩木直美(多摩川流域の都市へのメッセンジャー。山梨県小菅村村長) |
6 | 5月20日 | 「歴史を生かしたまちづくり -箱根関所の役割-」 | 大和田公一(活動する地元地域史研究家。箱根関所所長) |
7 | 5月27日 | 「日本最南の石垣島・白保集落で『サンゴ礁文化』を継承する地域づくりをめざして」 | 宮良操(石垣市議会議員。白保の「NPO夏花」理事) |
8 | 6月3日 | 「『風の学舎』からの便り -化石燃料ゼロの環境実践から見えてくる日本の地域の近未来-」 | 平澤和人(スローライフ実践家。長野県飯田NPO山法師設立者) |
9 | 6月10日 | 「『江戸優り』のシビックプライドと伊能忠敬の地域経営を継承する佐原のまちづくり」 | 椎名喜予(まちの演出家。佐原商工会議所事務局長) |
10 | 6月17日 | 「武蔵小杉のサステイナビリティ -超高層住宅のまち未来予想とバックキャスティング-」 | 野口和雄(行動する都市プランナー。野口都市研究所所長) |
11 | 6月24日 | 「インバウンドツーリズムの現場からみえてくる、Japanのグローカルな魅力と課題。」 | 川瀬直美(外国人観光の通訳。フランス語・英語通訳士。) |
12 | 7月1日 | 「カバタ(川端)が語る地元学 -台所を川は流れる-」 | 小坂育子(水と文化研究会事務局長。子ども流域文化研究会、地元学ネットワーク近畿各代表) |
13 | 7月8日 | 「大手旅行代理店の、地域づくりをサポートする新たなツーリズムプログラム開発の試み」 | 川本幸子(旅行プランナー。株式会社HIS勤務) |
14 | 7月15日 | 「山間地で農とムラを考える -地域づくりの現場から-」 | 天明伸浩(新潟県上越市吉川区・星の谷ファーム代表) |
15 | 7月22日 | 全体のまとめ および 筆記試験実施 (これまでの講義内容等から出題) |
本講義は、さまざまな健康関連の問題が山積している現代社会を健康に生きていくために、学生の間に習得しておくべき知識を学ぶことを目的としている。
氾濫している膨大な健康関連情報の中から質が高く、信頼できてかつ自分のためになるものを選択し、さらにそれらの情報に基づいて健康行動を実行に移すことは非常に難しい。本講義では健康関連諸問題に着目し、さまざまな分野で活躍する専門家の話を聞いて、各分野における重要な知識、必要に応じて最先端の知識を身につけ、健康に生きていくための術を学ぶ。最終的には自分や家族の健康について振り返り、考え、行動していくことを目標としている。
回 | 日付 | タイトル | 講師 |
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1 | 9月20日 | オリエンテーション | 人間環境学部教員 |
2 | 9月27日 | 「健幸」まちづくりで持続可能な地域社会を創る ~スマートウェルネスシティとは何か | 塚尾晶子(株式会社つくばウエルネスリサーチ 執行役員) |
3 | 10月4日 | 女性向けスポーツクラブで社会を変える ~カーブスの健康ビジネス戦略の挑戦 | 増本岳(株式会社カーブスジャパン代表取締役会長兼CEO) |
4 | 10月11日 | 米国における医薬品開発とイノベーション | 窪田良(窪田製薬ホールディングス株式会社 代表執行役会長、社長兼最高経営責任者(CEO)) |
5 | 10月18日 | 漢方薬のイロハ | 山田和男(東北医科薬科大学教授) |
6 | 10月25日 | スマホで始まる未来の医療 現場を活かし経営に資する身近なICTによる構造改革 | 畑中洋亮(①株式会社アイキューブドシステムズ 取締役 ②株式会社コトブキ 取締役) |
7 | 11月1日 | -大学祭準備のため休講- | |
8 | 11月8日 | 万物を双方向でとらえる-自分の位を知る呼吸と仙骨と神経- | 大豆生田範子(ヨガインストラクター・背骨コンディショニングパーソナルトレーナー) |
9 | 11月15日 | 義足で鍼灸やってます。 | 櫻林有(ゆゆる治療院 院長) |
10 | 11月22日 | 教育が人・社会を健康にする。教育が持つ力とは何か | 浅谷治希(株式会社LOUPE 代表取締役) |
11 | 11月29日 | 保険診療と自費治療、そして美容医療について | 久保田賢子(たか子クリニック院長) |
12 | 12月6日 | 世界遺産「富士山」と生きる-環境づくり、森づくり、人づくりで新たな活動へ- | 中本宏幸(NPO法人 富士山クラブ) |
13 | 12月13日 | スポーツ整形外科の最前線 | 原淳(川崎幸病院 副院長 整形外科部長) |
14 | 12月20日 | 「スーツを脱いで森へ行こう」-現代人の目線で創った心にスイッチを入れる社員研修- | 田中孝治(一般社団法人 日本野外研修 ワークショップ協会 代表理事) |
15 | 1月10日 | 試験またはレポート提出 | 人間環境学部教員 |
文化・芸術の現場・最前線で活動されている方々を講師としてお招きし、それぞれの活動内容を紹介する講義を聴いたり、実演を鑑賞したり、ワークショップに参加する。各講師の豊富なご経験と奥深い思想に触れることで、受講者の文化・芸術に対する見方が深まることを期待している。
文学・思想・美術・演劇の各現場・最前線で、それぞれの文化発信がどのように行なわれているのか、私たちを取り巻く文化環境について理解を深めることを目標としている。
回 | 日付 | タイトル | 講師 |
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1 | 9月16日 | オリエンテーション | |
2 | 9月23日 | つながる展覧会―板橋区立美術館における絵本展の場合 | 高木 佳子(板橋区立美術館) |
3 | 9月30日 | 「町じゅうが役者」をめざした「歌舞伎のまちづくり」 ―伝統文化を活かした小鹿野町の地域づくり― | 山本 正実(小鹿野町教育委員会社会教育課行政専門員) |
4 | 10月7日 | 怖くて美しい、ファッションの歴史 | 芳野 まい(セゾン現代美術館主任研究員・理事/東京成徳大学経営学部ファッションビジネスコース准教授) |
5 | 10月14日 | 落語入門 ―寄席という空間― | 初音家 左吉(落語協会噺家・本学OB) |
6 | 10月21日 | 劇場建築:人の関係をデザインする | 本杉 省三(劇場建築家/日本大学理工学部特任教授) |
7 | 10月28日 | メディアにおける展覧会事業 | 堀越 礼子(朝日新聞社 企画事業本部 企画統括部長) |
8 | 11月11日 | アートを身近に!いま、美術番組が面白い | 原 一雄(NHK 制作局 文化・福祉番組部 ディレクター) |
9 | 11月18日 | 子どもと本と図書館と 〜児童書編集者の仕事 | 松岡 由紀(岩崎書店 取締役編集部長) |
10 | 11月25日 | 西洋近現代哲学と病理学:書物の知識と現場の知識のあいだで | 澤田 哲生(富山大学人文学部准教授・現象学) |
11 | 12月2日 | 19世紀における中世建築の修復(の現場)をめぐる論争 | 津森 圭一(新潟大学人文学部准教授) |
12 | 12月9日 | 東日本大震災と民俗芸能 | 山崎 祐子(学習院女子大学非常勤講師) |
13 | 12月16日 | 文化と俳句 | 澤 好摩(俳誌「円錐」編集・発行人) |
14 | 12月23日 | 俳句の冒険 ―『Snow Bones』を中心に― | 齋藤 昌哉(詩人・俳人、俳誌「天為」同人) |
15 | 1月20日 | まとめ(授業内試験) |