実施日時:2024年8月26日〜29日
実施場所:福島県浜通り
学習目的:東日本大震災の被災地域である福島県浜通り地方を訪問し、震災からの復興状況や地域復興型の再生可能エネルギー事業などの新たな取組について学ぶ。またエネルギーを大量に消費する首都圏と、エネルギーを生産する地方との関係について考察する。本コースは卒業生組織「人間環境倶楽部」との共同企画である。
たくさんの訪問先の中から代表的なものをピックアップして紹介する。
いわき湯元の常磐湯本温泉を訪問。説明を聞いたあとは足湯を体験した。
空間線量計。同様の線量計が訪問先の多くの場所に設置されていた。
原発事故で実家が避難した卒業生の自宅跡地を訪問し、原発事故と住民避難の現実を学んだ。
宿に戻るとその日1日の復習をして、新たな発見があったのかを議論。
中間貯蔵施設を見学。除染で発生した放射性物質を含む土壌や廃棄物を保管している施設。線量計で空間線量も計測した。
水素エネルギー研究フィールドを見学。JEDO職員から水素エネルギーについて説明を受けた。学生との間で質疑応答が盛んに行われた。
葛尾村にてスマートコミュニティの現状について学んだ。葛尾創生電力の職員から丁寧に説明していただいた。
いわき市内で津波被害の語り部の小野さんから話を伺った。震災で実際に津波が押し寄せた様子をお話していただいた。