お知らせ

人間環境学部に合格されたみなさんへ

  • 2024年01月25日
  • 新入生
お知らせ

この度は人間環境学部への合格、おめでとうございます。長い準備期間を経て、皆様の努力が実を結んだことを、心より嬉しく思います。

人間環境学部は、「持続可能な社会の構築」への貢献という目標を掲げて、教育と研究に取り組むことを使命としています。日常生活においても持続可能性というキーワードを目にすることが多く、社会全体が持続可能性を探求していることを肌で感じることでしょう。たとえば、最近様々なところで目にするSDGsはまさに持続可能な社会を構築する国際的な取り組みのひとつです。このように、現代社会が直面する様々な課題を、持続可能な発展の視点から解決していくことは、まさに時代の要請です。人間環境学部はまさに時代の最先端をいく学部と言えるでしょう。人間環境学部での学びが皆様の未来に大きな貢献をもたらすと確信しております。

「持続可能な社会の構築」という目標は、多岐にわたる学問領域をまたぐ複雑な課題です。たとえば、地球温暖化という世界的な問題であっても、その取り組みは国のレベルでの取り組みもあり、さらに地域のレベルでの取り組みもあります。また取り組みの方法にも、産業レベルから日常生活のレベルまで様々です。このように、持続可能性を探求するためには、ひとつの学問分野に閉じこもっているだけでは力不足であり、広い視野を持って問題に対峙する学際的な視点が求められます。そのため、人間環境学部では幅広い分野を網羅する学際的なカリキュラムを提供し、多彩な専門家が教員として皆様を支えます。

人間環境学部では、専門性と学際性を両立させるために、コース制を設けています。5つのコース、「サステイナブル経済・経営コース」、「ローカルサステイナビリティコース」、「グローバルサステイナビリティコース」、「人間文化コース」、「環境サイエンスコース」は、専門性の養成と学際的な視点をバランス良く育むために設計されています。

また、実社会との連携にも力を入れており、フィールドスタディ、キャリアチャレンジプログラム、人間環境セミナーなど、学びの場を大学の外にも拡げています。コロナ禍が落ち着き、新しい日常が始まる今、これらのプログラムはさらなる風を受けて充実を増しています。

4月からの皆様との新しい学びの旅立ちを、教職員一同、心待ちにしております。残りの高校生活を充実させ、希望に満ちた大学生活のスタートを切ってください。充実した楽しい大学生活への準備をしましょう。皆様のご入学を、温かくお迎えする準備を整えております。

人間環境学部学部長 松本 倫明 教授