法政大学人間環境学部では、2011年の東日本大震災以来、教職員と学生による共同企画として、ドキュメンタリー映画を見て、ともに議論をおこなう、「法政大学・人間環境学特別セミナー:ドキュメンタリー映画を見て、震災後の日本社会を考える(通称「トニカン」)」という催しを続けてきました。
第21回を迎える今回は、日本社会で SDGs やサステイナビリティという言葉が人口に膾炙しつつある昨今、海外の事例をもとに、人間環境学部の理念でもあるこれらの概念について改めて議論をおこないたいと思います。
今回の上映作品は、チェルノブイリ原発事故後、シェーナウ市の市民たちが自ら自然エネルギーの電力会社を誕生させようとする姿を描いた、フランク・ディーチェ/ヴェルナー・キーファー監督『シェーナウの想い』(2008年ドイツ、カラー、60分)です。
ゲストとして、認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)研究員の古屋 将太 氏をお迎えして、映画が制作された2008年より約15年が経った現在のドイツの再生可能エネルギーをめぐる状況の変化や地域電力の発展、ならびにヨーロッパの他国との比較や、日本との事情の違いなどについて欧州の状況の概要と世界各地のコミュニティの取り組みを紹介しつつ、日本でどういった行動が必要なのかをお話しいただく予定です。
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*映画視聴/セミナー参加ご希望の方へ
今回の催しでは、映画は YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=g7FUorP4wAo&t=1085s)上で当日までに事前にご覧ください。セミナーについてはオンライン方式で行います。事前に下記でお知らせする Google フォーム「第21回人間環境学部「トニカン」(2022年1月8日15:00- )申し込みフォーム」にてお申し込みください。後日、セミナーのズームアドレスをお送りします。
記
講師: 古屋 将太 氏(認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)研究員)
司会: 辻 英史 氏(人間環境学部専任教員)
対象者:法政大学学生・教職員、一般の方
映画視聴方法:YouTube によるオンライン形式(https://www.youtube.com/watch?v=g7FUorP4wAo&t=1085s)
セミナー会場:Zoom ミーティング(zoom 情報などの詳細は、お申し込み後、こちらよりご連絡いたします)
参加費:無料
申込方法:Google フォーム(https://forms.gle/TTHNKbk7ryRYybhb6)にて要事前申込
申込受付期間:2021年12月24日(金)〜 2022年1月7日(金)17:00
オンラインセミナー:2022年1月8日(土)15:00〜16:40
申込先・お問い合わせ先:kenji77[at] hosei.ac.jp [ at を@ に変換](法政大学人間環境学部専任教員 竹本 研史)
以上