お知らせ

松本ゼミの学生 NHKとの共催セミナーで活躍

  • 2021年12月10日
お知らせ

 11月30日(火曜日)午後6時40分から8時20分まで、法政大学×NHK SDGsインタラクティブが開催されました。オンラインと合わせておよそ80名の参加者が集まり、温暖化抑止のために自分たちに何ができるのかというテーマで話し合いました。
 これは法政大学SDGs Weekのイベントの一環としてNHKとの共同で開催されたセミナーで、前半は先日グラスゴーで開催されたCOP26に参加してこられた、NPO法人気候ネットワークの平田仁子理事と、Fridays For Future 横須賀で活動する高校生の原有穂さんのお話しを聞き、後半は参加者が事前に回答したアンケートに基づき、学生の司会進行で活発な議論が交わされました。

 人間環境学部からは、松本ゼミの学生達がデザイン工学部川久保研究室の学生や学生団体SASHの学生とともに企画段階から深く関わり、箕田さん(2年)が司会の一人として登壇しました。

 イベントを通じて、二つのことが印象に残ります。一つは、平田さんや原さんから報告がありましたが、日本国内で見ている気候変動対策、とりわけ石炭火力発電所の扱いは、海外での脱石炭火力のうねりとは全く異なっていることです。
 もう一つは、原さんが語ってくれた、気候変動に関心を持ち始めてから、何かしなければと思って活動する中での葛藤や思いです。自分に何ができるだろう、自分の取り組みは正しいのだろうかと考えつづけていること、日本は海外と文化や習慣が違うので、同じように活発に自己主張しあうような運動はなじまないのかもしれないが、関心を持つ一人一人が少しの勇気を出して行動することで社会がかわるのではないかと思っているというお話がありました。

 今回のイベントの模様は、12月17日金曜日の11時30分からNHK総合テレビ「ひるまえほっと」内で紹介される予定です。ぜひご覧ください。

 12/17追記:今回のセミナーに関する放送予定が延期になりました。また決まり次第お知らせします。

松本 倫明教授