キャリア

キャリアチャレンジ

キャリア

人間環境学部が独自に連携する自治体、NPO等の団体に研修派遣するインターンシップ型の科目です。自分で研修先を見つける科目である「インターンシップ」とは異なります。「フィールドスタディ」は、原則として現地実習は4日(国内)ですが、「キャリアチャレンジ」の研修期間は、7 日~14 日(土日を含む)です。またフィールドスタディ」は、原則として教員が引率しますが、本科目は学生自身が現地に行き、受け入れ団体の研修プログラムに参加します。現地実習は夏期休暇中と春期休暇中に行い、授業実施期間に学内で事前研修と事後研修を行います。

参加者の声(最新)

 今までの参加者の声はページ下部より実施年度ごとにご覧いただけます。

つながりインターンシップ@協同

本コースは、生協(生活協同組合)やJA(農業協同組合)、信用金庫などの協同組合や非営利組織における職場体験を通じて、働く人・社会との「つながり」を学びます。明治大学、立教大学など、首都圏の他の大学生と一緒に実施する、インターカレッジ型のコースです。以下、参加学生の感想と実習の様子です。

実習先の日本労働者協同組合(以下ワーカーズコープ)は、「協同労働を実践する協同組合」です。”働く”と聞くと、”雇われて働く”とイメージする人が多いと思います。協同労働は雇う/雇われるという働き方ではなく、労働するのも経営するのも、出資をするのも組合員が担うという働き方です。組合員ひとりひとりが主体性を持ち、協同・連帯しながら働くのが協同労働の特徴です。地域若者サポートステーション(せたがやサポステ)、こみっとプレイス、つながるんるんサロン(シニア世代が地域で集えるサロン)、みんなのふくろう食堂に参加しました。

私が実習中に印象に残った言葉は「ワーカーズコープはフランチャイズではない。」という言葉です。地域に必要な仕事を地域の人が集まり、仕事として起こしていく。だから全く同じ事業展開の所はないのだと感じました。

今回私が参加させていただいた子供食堂やシニア世代が集うサロンは、たくさんの地域の方々が訪れる交流の場となっていました。「ここに来れば誰かと話せる。」そう思える場所が地域にある事はとても重要な事であると感じました。(4年・柴田葵)

 私は今回、5日間の「協同」の現場での体験を通して、一人ひとりの“個”の「働き」が、これほどその人自身の「生きがい」だけでなく、地域社会や他者の「幸せ」にもつながっているということを実感できたことに、新たな働き方の1つとしての「協同」に大きな可能性を感じました。「協同組合」という組織そのものや、そこで働くことの奥深さ・面白さは、実際に自分で現場に足を運び、地域の方と触れ合わなければ気付けないことだったと思うので、本当に参加して良かったです。また、人と人との「つながり」や「支え合い」が、日本社会にとっては今後の持続可能性を考えていく上でのキーワードとなり、そして自分個人にとってはより豊かな人生を実現するためのヒントになるのではないか、といった気付きや、その他多くの学びがあり、一連の体験すべてが非常に貴重な時間となりました。(3年・岡部琴美) 

私は高齢者福祉を学びたくこのプログラムに参加させていただきました。このプログラムでデイサービスの方に訪問させていただきました。ここで気づいたのは、利用者はただ一方的にサービスを享受しているわけではなかったということです。利用者は職員をただひたすらに頼るのではなく、互いに助け合い生活していました。ここで重要であると思ったのは、高齢者を無条件に弱者とみなすのはよくないということです。当然、補助すべきところは補助していくべきですが。それが過剰になれば、人間としての機能を損ねてしまう結果にもなりかねません。高齢者の方々を補助対象としてみること以前に一人の人間としてみることが大事であると感じました。(4年・八木永悟)

  • こみっとプレイスでの集合写真

  • つながるんるんサロンでのひとこま

山梨県小菅村におけるサステイナブルな山村づくり研修

みんなの夢を集め、山村の明るい未来を考える

小菅村は東京から約2時間という位置にありながら、豊かな自然と源流地域ならではの文化をもつ村です。今回は「こすげ ゆめむすびプロジェクト」と題して、小菅村の観光・交流事業の担い手の方々にインタビューし、現在の取り組みと課題、将来への想いや夢・ビジョンを集め、分析し、可視化することを目標としたプログラムに参加しました。研修を通して、相手が話しやすい聞き取り調査の仕方の工夫、見やすいまとめ方の工夫などのスキルを学びました。短い期間ではありましたが、集めた意見をもとに自分たちで資料を作り上げたことに達成感も感じました。そしてなにより、小菅村のみなさまの将来への想いから、悲観されがちな過疎地域で希望をもって新たなことに挑戦することの大切さ、よりよい地域づくりに必要な精神を、現場で学ぶことができたのは素晴らしい経験でした。小菅村で楽しく充実した7日間を過ごさせていただいたことに大変感謝しています。(3年 伊藤木の実)

川崎市中原区武蔵小杉における都市のサステイナビリティとコミュティ政策研修

タワーマンションのまちにこそコミュニティを!

川崎市の中原区役所地域振興課による約2週間のコミュニティ政策研修に参加しました。

今回のフィールドであった武蔵小杉エリアは再開発が進み、多くのタワーマンションが立ち並び、人口が急増しています。たしかに「住んでみたいまちランキング」で上位に入る武蔵小杉は、魅力も多い街ですが、私たちは、子供が遊べる場所が少ないのではないか、コミュニティ(人のつながり)が不足しているのではないかという問題意識を持ちました。

研修では、コミュニティの仕掛け人といえる地域のキーパーソンのみなさんにインタビューさせていただき、武蔵小杉への想いや自らのコミットについてお話を伺いました。そして、インタビューや法政通り商店街の祭りのお手伝いを通して気づいたこと、考察したことを、研修の集大成として「コスギプロジェクト推進会議」で発表しました。

タワーマンションのまちの持続可能性を高めるためには、人々が交流できる場作りをはじめとした、コミュニティに関するソフトウエアに力を入れることが重要であると学びました。武蔵小杉がどんな発展を遂げるのか、今後も積極的にこのまちに関わり、見守っていきたいと思います。(2年・皆川桃子)

千葉県香取市佐原のシビックプライドのまちづくりとサステイナブル・ツーリズム研修

「江戸優り」佐原はなぜ生まれたのか?

千葉県香取市佐原地区は、江戸時代に水運と商業で発展した町です。歴史的町並みの保存と活用をベースとしながら観光まちづくりを展開し、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けましたが、地域の力で復興し賑わいを取り戻しています。佐原に暮らす人々の地域に対するシビックプライド(地域住民の自分たちのまちへの誇り)は江戸時代から「江戸優り」と言われるほど高く、ユネスコ無形文化遺産に登録された「佐原の大祭」はその象徴ともいえます。

私たちは、NPO法人佐原アカデミアの研修スタッフとして、重要伝統的建造物群保存地区に指定された町並みを活かしたまちづくりや「佐原の大祭」などについて、様々な方から講義を受けながら、商店街の女性たちでつくる「佐原おかみさん会」主催の夏のイベント準備や運営に参加し、さらに学生からの提言をまとめました。

佐原のまちづくりの一環として近年開業し、世界中の観光客が宿泊するおしゃれなユースホステル(HOSTEL Co-EDO SAWARA)に滞在しながら、シビックプライドが今日まで継承されてきた理由を体感できたキャリアチャレンジでした(2年 後藤秋人)。


今までのキャリアチャレンジ参加者の声