2023年度第19回デジタルコンテンツ・コンテスト

講評

デジタルコンテンツコンテストは今年度で19回目。来年度はいよいよ20周年を迎える。
今年度の応募作品は88点。昨年度は該当作品がなかったグランプリは、静止画部門からの受賞となった。グランプリの機会が少なかった静止画だが、今年の受賞で同部門の応募者の期待が広がった。以前は応募の少なかったインタラクティブ部門は、2021年度以降は応募作品数が2桁に増加している。制作環境が格段に向上し、デジタルに関するハードルが低くなったことが影響していると思われる。最近は身近になったスマートフォンを用いた作品制作をする学生も登場している。
昨年の審査からその評価について議論となっていたAIについては、今年度は同技術を活用することがごく当たり前となってきている。また、研究室単位で取り組む作品も目につくようになっているが、これらの作品が個人のオリジナル作品としてどれだけレベルアップすることができるのか、来年度は審査がより厳格となるであろうと予想される。
開催当初から比較するとデジタルを取り巻く環境が格段に進化しており、新しい時代の中でこのコンテストがどのように成長していくのか、期待して見守りたい。

デジタルコンテンツ・コンテスト審査委員会委員長
稲垣　立男（国際文化学部）

デジタルコンテンツ・コンテスト審査委員会

• 稲垣　立男（国際文化学部・委員長）
• 黒田　俊太郎（経済学部）
• 金井　明人（社会学部）
• 小池　崇文（情報科学部）
• 熊谷　智博（キャリアデザイン学部）
• 山田　泰之（デザイン工学部）
• 礒島　伸（理工学部）

• 作品の複写・複製を禁じます。
• 作品はホームページで公開するにあたり、縮小・圧縮してある場合があります。
  オリジナル作品とは異なりますので、ご了承ください。
• 作品によっては、特定のソフト等が必要な場合があります。
  動作環境等を参照してください。
• 所属・作品主旨・使用ソフト・制作環境・動作環境等の表記は、コンテスト応募時の記載のままです。
• 2023年度デジタルコンテンツ・コンテスト募集要項