防災の取り組み

防災設備・備蓄品

防災の取り組み

法政大学の防災設備や備蓄品を紹介します。

主な災害用 設備や備蓄品

以下の表は、本学の主な災害用設備や備蓄品の一部です。

区分 品名
飲食料 非常食、飲料水
居住 簡易トイレ、アルミ製保温シート・毛布、ブルーシート、手指消毒液
救出 万能斧、つるはし、ハンマー、バール、スコップ、油圧ジャッキ
医療 救急箱、AED(自動体外式除細動器)、担架
  • 呼吸や脈のない人の心臓の働きを戻すAED(自動体外式除細動器)

  • 傷病者移送用の担架

飲食料

各キャンパスとも学生の履修登録の状況を鑑みて算出した平日登校予定の学生数および教職員の数をもとに、500mlのペットボトル(水)と、非常食(栄養補助食品)を3日分そろえています。

加えて、学内の食堂や生協店舗から食糧供出を受けられる協力協定も締結しています。

  • 2021年度、市ケ谷キャンパス旧55年館地下に作られた防災倉庫(富士見ゲート地下1階階段奥から)

  • 広々とした室内に様々な防災備蓄品を用意

居住・救出

冬期に災害が発生しても寒さをしのげるように、毛布やアルミ製保温シートを用意しています。

災害時は体調不良者を対象に畳の部屋の開放も行います。組み立て式仮設トイレのほか、ビニール製簡易トイレ、手指消毒液も多数用意しています。また、万一、倒壊物などに挟まれた人がいた場合、救出に役立つ工具も各種用意しています。

災害時の避難誘導用ヘルメットとビブス(ベストのようなもの)を事務室に配置し、いざという時に、教職員による避難誘導をスムーズに行うことができるように準備しています。

情報収集および伝達ツールを十分に活用するには、電気も欠かせません。
緊急災害対策本部機能を維持するためにも、停電になった場合を想定し、各校舎に自家発電装置やエネルギーサーバーを設置しています。ヘッドライトや懐中電灯も用意していますので、大規模地震や火災、台風の被害などで照明や放送、テレビがすぐに使えなくなるということはありません。

災害時の避難誘導用ヘルメットとビブス

医療

各キャンパスには診療所がありますが、体温を測る、消毒する、絆創膏やガーゼで患部を保護する、包帯を巻く、三角巾で固定するなどの簡単な応急手当はその場でも行えるように、キャンパスの各所に「救急バッグ」を常備しております。

各キャンパスに常備している災害用救急箱

地域連携

市ケ谷キャンパスでは千代田区と大規模災害発生時の協力体制基本協定を2005年3月に締結し、災害時はMCA(広域対応業務用)無線で連絡を取り合い、対応可能な範囲で地域住民および一般の帰宅困難者の受け入れと情報・食糧・飲料水提供を行うことになっています。

市ケ谷キャンパス旧55年館地下に作られた千代田区帰宅困難者用防災倉庫