2023年度第19回デジタルコンテンツ・コンテスト

インタラクティブ部門・優秀賞 流星

2023年度第19回デジタルコンテンツ・コンテスト
氏名  研究科・学部  専攻・学科  学年 
宍戸 泰輔 デザイン工学部 システムデザイン学科 3
  • 使用ソフト
    Touch Designer、Studio One、Blender
  • 開発・制作・動作環境等
    Windows11

作品要旨

未知なる惑星に飛来していく、立方体で構成された流星。

作品解説

「流星を自在に動かしたい」という衝動をインタラクティブメディアアートに落とし込んだ。立方体で構成された流星は独特な影や厚みを生み出し、今まさに差し迫ってくるような存在感がある。また、色を絶えず変化させることで単にビジュアルが美しいというだけだなく、単色に比べて、流星が飛来する様子をわかりやすくする効果がある。また、上昇する雲を入れることで、流星が落下し続けていることを誰もが感じ取ることができる。

デジタル技術の使用箇所・方法

Leap MotionとTouch Designerを連携させることで、手の動きに合わせて流星が動くインタラクティブメディアアートの作成をおこなった。左右の動きに流星が追従し、上下の動きで流星の構成パーツである立方体が上向きにかかる力を調整することで、流星が速くなったり遅くなったりしているように表現している。また、Studi Oneを用いて音源製作のため複数のプラグインを使用することで作品にあったBGMを、雲を模したオブジェクトはBlenderで作成した。

作品解説

流星が落ちる様子をインタラクティブに操作できる作品で,流星の色変化や雲の動きで視覚的な美しさを表現している.流星以外には,雲と地平,テンポの良いBGMだけであるが,そのシンプルさが雰囲気を高めている.ゲームのようであり,アニメのようであり,デジタル技術とアートの融合で,非常に面白い作品である.さらなる動き等の視覚の変化やBGMの変化などもあれば,長時間の展示も可能だと思われ,さらなる発展を期待したい.