氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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福井 悠人 | デザイン工学部 | システムデザイン学科 | 3 |
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砂漠。どんなイメージを抱くでしょうか?
餓死や砂漠化など色々ネガティブな印象を持つこともあるかと思います。
デジタルで描くこと。それはそんな印象を一瞬にして消し去ります。
金一色の広大なキャンバスの世界へようこそ。
今回の作品は、プログラミングを駆使して、砂漠の壮大な風景を映し出しています。絵を描くことが好きな私にとって、砂漠とは自然が生み出した世界一広大なキャンバスでした。
この作品では、デジタルのキャンバスを通じて、金一色に輝く広大な世界を表現しました。デジタルは私たちが新たな現実を築き上げるための世界を創造するツールであり、この作品はその創造的な可能性を体現しています。
プログラミング言語:GLSL
文字入れ:Photoshop
この作品では、レイマーチングと呼ばれるテクニックを使用して、一枚の板ポリゴンにフラグメントシェーダーのみを使って3D空間を表現しています。
通常、基本的なWebGL実装ではポリゴンをCPU側で用意し、そのオブジェクトに陰影をつけたり、歪ませたりするためにGPU側のシェーダーが使われます。しかし、この作品では一枚の板ポリゴンのみを使用し、その板ポリにGLSLのみで3Dを描画しています。シェイプを描画するために距離関数を使用するのは通常の用途とは異なり、全てをゼロから制作する必要があります。この作品は非常に手の込んだものであり、注意深くご覧いただきたいです。
また、作品の左右に今作品のコードをPhotoshopを使用して文字入れし、一つの静止画としてデザインしています。