Graduate School of Career Studies

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キャリアデザイン学研究科について

専攻から研究科へ

キャリアデザイン学専攻は、2005年日本で初めて『キャリアデザイン学』を創造するユニークな専攻として本大学院経営学研究科に設置されました。
本専攻では、経営学、教育学などから構成される学際的な学問領域に『キャリアデザイン学』を構築しこれを教育・研究すること主眼とし、企業の人事労務管理者、人材ビジネスで働くスタッフ、雇用の流動化を背景にして活躍するキャリアコンサルタントやキャリアカウンセラー、公共職業紹介や公共職業訓練の場で生涯職業能力開発を中心とするキャリア形成支援にあたる専門職、学校や教育機関でキャリア教育を実践する教員や進路指導職員スタッフ、NPOや公共文化施設等で市民の生涯キャリア発達支援能力をもった職員等々を対象に、理論に裏付けられた実学を身につけてもらうことにより、社会からの人材需要に対応してきました。
この間、社会人院生の学習・研究ニーズは、キャリアデザイン学を「経営学の新たな分野」としてきた領域を超え、ライフキャリアを研究する領域を包含したものへと大きく変容してきました。
このような社会的ニーズの多様化、高度化に応えるべく、従来までの経営学研究科から分離独立し、2013年4月新たに1研究科としてキャリアデザイン学研究科を設置するにいたりました。

キャリアデザイン学専攻

修士課程

最先端のキャリアデザイン学分野を体系的に学べる日本で初めての大学院。

日本で初めて、キャリアデザイン学を創造する専攻として設置されました。企業や公共団体、NPO、大学、高校などの機関で人事・教育・キャリア支援などを担当している方、キャリアコンサルタントとして働きより高度な専門職をめざしている方などを対象に、理論に裏付けられたキャリアデザイン学を実学として学び、研究します。本専攻ではビジネス、教育、心理などの専門分野をバックグラウンドにしながら、個人のキャリアを学際的に明らかにすることを特色としています。学生の職業的なバックグラウンドや問題関心の領域に対応させる形で、①学校等のキャリア支援や生涯学習の視点を重視する発達・教育分野(発達・教育キャリアプログラム)、②組織の中でのキャリア形成・支援の視点を重視するビジネス分野(ビジネスキャリアプログラム)、の2分野のプログラムを設定しています。
カリキュラムは①基礎・共通科目、②プログラム科目、③演習科目から構成され、基礎的な理論や調査研究法などの基礎・共通科目を土台として、2つのプログラムに応じて選択するプログラム科目を配置しています。プログラム科目は、個人のキャリア発達・開発に焦点をあてたキャリア発達科目群、キャリアを支援する組織や専門職能を考えるキャリア・プロフェッショナル科目群、個人の組織行動を条件付ける社会的な政策や制度を検討するキャリア政策科目群から構成されます。これらの基礎理論や手法をベースにして、演習において論文研究指導を行います。

特色

  • 修士論文は必修であり、皆さんのアカデミック・キャリアを具体的に示す成果として重視しています。修論執筆への指導と支援は1年次秋の修論構想発表会から始まり、1年次12月に指導教員を確定し、演習を通じた少人数の個別指導を受けながら4月、9月の二度の中間発表会(集団指導)を経て修論の完成を目指します。
  • 授業の多くは、2時限連続で夜間と土曜日に開講され、半期で終了します。これは効果的に集中できる受講を可能にし、議論を活性化させる工夫です。

目標

  1. 修士論文は実証研究を原則としており、質問紙調査やケーススタディ、既存データの解析など社会調査の手法を駆使して質的、量的に分析したものが多く、これが伝統ともなっています。
  2. 先輩諸氏の多くが、仕事を続けながら修士号取得後に学会報告にチャレンジするとともに、研究会活動などにも積極的に参加し、継続的な専門能力の研鑽に励んでいます。また、同窓会ネットワークを通して、高度職業人としてのキャリアを形成しています。まさに高度職業人の育成という大きな目標に向かって着実に進んでいます。

3つのポリシー

カリキュラム・マップ / カリキュラム・ツリー

研究指導計画

学位論文審査基準

修了生の主な研究成果

関連ホームページ