Graduate School of Intercultural Communication

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国際文化研究科について

本研究科は、現代の国際社会において相互に依存しあいながら存在するさまざまな人間集団の展開する文化を、「国民国家」に統合された「国民文化」としてではなく、「国民文化」を内的・外的に脱構築した諸「文化」ととらえた上で、「国民文化」間の交渉・関係としての「国民文化」ではなく、インターカルチャル・コミュニケーション(異文化間の理解と交流)としての「国際文化」を教育・研究することを目的とします。
そのさい、本研究科では、情報と文化の関係を重視しながら、人文・社会科学のさまざまな方法を活用しつつ、総合的・学際的に教育・研究することを目的とします。
とくに、本研究科では、周辺文化から中心文化を捉えなおすこと、マイノリティの文化を広い視野のもとで理解すること、日本文化と言われるものをアジアという広い枠組の中で見直すこと、さまざまなレベルでの文化交流を実践的・理論的に見直すこと、そしてそれらを文化の情報化という視座を組み込んで考えることを、特徴ある教育内容として発展させます。
そのような教育を通じて、インターカルチャル・コミュニケーションとしての「国際文化」をより高度に研究しようとする人材と、それを修めたうえで高度職業人として社会に貢献する人材とを養成することにしています。

国際文化専攻

修士課程 [ 昼夜開講 ]/ 博士後期課程

文化の「国際性」と「情報性」を研究し、インターカルチュラル・コミュニケーションを探究する。

国際文化研究科は、現代の国際社会において相互に依存し合いながら存在するさまざまな人間集団の展開する多様な文化を、国民国家に統合された「国民文化」の諸関係の中にあるものとしてではなく、「インターカルチュラル・コミュニケーション」によって、すなわち異文化間の理解と交流によって成立する「国際文化」ととらえ、研究することを目的としています。
グローバル化する世界が「国際文化」を基盤とする世界であるからには、その世界の現状を認識し、今後の展望を打ち立てるために、「国際文化学」という新しい総合的学問が求められています。

国際文化研究科では、主たる3領域:異文化相関関係研究・多文化共生研究・多文化情報空間研究を通して、多面的に教育と研究を進め、さまざまなテーマによる修士論文・博士論文が書き上げられる指導体制を取っています。
修士課程・博士後期課程により、「国際文化」をより高度に研究しようという人材と、それを修めたうえで高度職業人として社会に貢献できる人材を育成します。

特色

  1. 従来型の地域別研究にとどまらず、さまざまな文化が相互に共有している問題と構造を重層的に研究します。
  2. 文化を中心とし、政治や経済の視点も加えて、広い視野から国際社会を見つめます。
  3. どのような文化の中にも存在する「内なる他者」、「内なる異文化」を明らかにします。
  4. 国際文化における日本文化の相対化を目指し、「異文化としての日本文化」を意識化します。
  5. 情報空間に成立する文化としての国際文化への理解力と実践力を養成します。

目標

今後もさらにその度合いを増していくグローバル化社会・情報化社会において、その位相が複雑に交差することによって存在する国際文化を、個別的・横断的・総合的に把握する広い視野と高度な文化理解の方法論を身に付けた「インターカルチュラル・コミュニケーション」の研究者と実践者を育成します。文化が国際文化として成立し、動いていくこの世界のどこにあっても、それが「日本」であれどこであれ、「インターカルチュラル・コミュニケーション」を理論化し、行動に活かすことのできる人材を育てます。

3つのポリシー

カリキュラム・マップ

カリキュラム・ツリー

研究指導計画

学位論文審査基準

国際文化研究科論文題目一覧

研究倫理ガイドラインおよび研究倫理審査申請書類