氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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正垣 梨里 | デザイン工学部 | システムデザイン学科 | 3 |
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この作品は人だかりの騒音と、街中の看板との相互関係に着目した作品である。
この作品は音声を発することで、その大きさや高さに応じてネオンライトの明るさが連動して変化するものである。
着想としては、ある時繁華街を歩いていて、「看板があるから人が集まり賑わうのか、人が集まるから看板が集まり賑わうのか」という感想が浮かんだことがきっかけである。どちらにせよそこから、ネオンと人が集まっている時の騒音が常にセットで、とても近い変換の関係にあると気づいたため、この変換性を操作として作品に落とし込んだ。
また、多くの看板が集まる場所では人の目を引くために内容や店名が一風変わった”変な看板”が出現する。この”変な看板”は各地の繁華街で見られ、ある種のネオンや看板における文化なのではないかと解釈した。そのため本作品の中でも、読んでみると変な看板をいくつか実装した。
Blenderにおける3Dモデルの制作、Illustratorにおける画像の制作、Unityでの操作の実装
音声によってネオンライトの明るさが変化するインタラクティブなメディアアート作品である.この作品は,繁華街の看板と人々の騒音との関係に着目し,ネオンと騒音が密接な関係にあるというコンセプトで制作されている.コミカルさもありつつシーンがよくデザインされている.長時間体験した時に何か変化があると体験していて飽きない作品になり,今後の発展が期待できる.