Graduate School of Economics

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経済学研究科について

多彩な教授陣と充実した教育プログラムで、社会人や研究者の要望に応えます。

経済学専攻は、1951年の創設以来、一流の教授陣のもと、多くの優れたエコノミスト、研究者を輩出してきました。1992年には他大学に先駆けて夜間社会人大学院を設置し、2003年には博士後期課程を昼夜開講制にするなど、常に時代や社会の新しいニーズに応え続けてきました。

2014年度からは、多様化の進展とともに高度に専門化する21世紀のグローバル社会に対応できる人材養成をこれまで以上に推し進めるために、研究基礎力の徹底と先端的な研究の遂行力を培う、よい質の高い教育プログラムを提供しています。

具体的には、従来からある修士(M.A.)プログラムに加え、新たに「博士論文研究基礎力審査(QE)」を導入することにより、博士5年(Ph.D.)プログラムを始めました。

「博士論文研究基礎力審査(QE)」とは、専攻分野に関連する基礎力素養とその分野に対する専門知識・能力についての試験と、博士論文研究を主体的に遂行するために必要な能力についての審査をいいます。より具体的には、次の試験・審査からなります。

  1. 2分野対象の包括的試験の「QE筆記試験」(専攻分野とその関連分野の専門的知識・能力を評価するための筆記等による試験)
  2. 「QE口述試験」(博士論文研究を行う分野に係る研究の背景や意義、展望に関する知識や、課題を設置し研究を推進する能力等を評価するための研究計画書の提出及び口述試問等による審査)
QE筆記試験について

QE筆記試験では、以下の科目についてガイドラインが定められています。受験される方は、ご確認ください。

※「社会経済学」は2022年度以降、当面の間選択できません。

「QE口述試験」受験資格

(A)「QE筆記試験」2科目の合否判定
(B)「専攻分野コースワーク」6科目12単位の履修においてGPA「2.7」以上
(C)上記(2.)にある能力を示す「研究計画書」の提出

研究分野コースワークの教育目標・教育内容・教育方法

【教育目標】
博士後期課程進学後の研究遂行のための基礎力の涵養、特に研究動向の把握や研究推進力の向上

【教育内容】
博士後期課程進学後、学会や学術雑誌において発表可能な研究の基礎となる文献サーベイ、文献研究など、あるいはそれらの理解に必要な学術的知識

【教育方法】
科目が扱う研究分野の文献リストの配布、文献に対するディスカッション、科目履修の成果としての文献サーベイを中心としたTerm Paper を作成させるなど、その分野の大学院用の教科書や研究書を使った講義など

経済学専攻

修士課程 / 博士後期課程

修士(M.A.)プログラム〔昼夜開講制〕

本プログラムは、経済学研究科修士課程の教育目標である「新しい経済社会を創り出す知性と意欲をもった『応用エコノミスト』や『高度職業人』、また生涯学習における『高度教養人』を養成する」ための修士課程プログラムです。
プログラムの履修要件を満たし、修士論文を提出して口述試験に合格することで修士号が授与されます。

  • 指導教員の指導・了解のもと、修士論文を特定課題の「リサーチ・ペーパー」に代えることができます。その場合34単位以上が修了要件となります。
修士(M.A.)プログラム 履修要件
導入科目群、基本科目群 12単位以上
「経済学演習ⅠA/B」「経済学演習ⅡA/B」 (春/秋  修士ワークショップで2回発表) 4単位以上
専門科目群 4単位以上
合計 30単位以上

修士(M.A.)プログラム 修了までの履修フロー

博士5年(Ph.D.)プログラム〔昼夜開講制〕

本プログラムは、経済学研究科博士後期課程の教育目標である「国際社会が直面する諸問題の解決に挑戦する意欲的な専門研究者養成」のための修士課程・博士後期課程5年一貫の教育プログラムです。
プログラムの履修要件(修士課程分)を満たし「博士論文研究基礎力審査(QE)」に合格することで博士後期課程に進学し、研究プロジェクトと内外での研究発表・公表を進め、博士論文を執筆します。

  • 博士後期課程進学と同時に修士号が授与されます。
博士5年(Ph.D.)プログラム 履修要件
導入科目群、基本科目群(QE筆記試験コースワークを含む) 12単位以上
研究指導科目群「経済学演習ⅠA/B」「経済学演習ⅡA/B」(修士ワークショップで2回発表) 4単位以上
専門科目群「専攻分野コースワーク」 12単位以上
修士課程合計 30単位以上
博士後期課程合計(博士ワークショップで3回発表) 16単位以上

博士5年(Ph.D.)プログラム 修了までの履修フロー

博士5年(Ph.D.)プログラム 履修例
M1(修士1年)

導入科目群、基本科目群から2科目
QE筆記試験コースワーク(基本科目群から4科目)

経済学演習ⅠA/B

4単位
8単位

4単位

M2(修士2年) 専攻分野コースワーク(専門科目群から6科目)
経済学演習ⅡA/B
(春/秋  修士ワークショップ発表 )
12単位
4単位
 
修士課程合計 (30単位以上) 32単位
D1(博士後期1年)

経済学演習ⅢA/B(春/秋  博士ワークショップ発表 )
専門科目群から2科目

4単位
4単位
D2(博士後期2年) 経済学演習ⅣA/B(春/秋  博士ワークショップ発表) 4単位
D3(博士後期3年) 経済学演習ⅤA/B(春/秋  博士ワークショップ発表) 4単位
博士後期課程合計   16単位
  • 専攻分野コースワークはM1でも履修可能。
  • QE筆記試験については、以下のリンクよりご確認ください

開設科目および単位

導入科目群 経済学基礎A(2)・B(2) 実証経済学基礎A(2)・B(2)
基本科目群

経済史A(2)・B(2) 計量経済学A(2)・B(2) 社会経済学A(2)・B(2) 

マクロ経済学A(2)・B(2) ミクロ経済学A(2)・B(2)                             

専門科目群

 

専攻分野 歴史・思想・制度

応用ミクロ経済学A(2)・B(2) 応用マクロ経済学A(2)・B(2) 統計学A(2)・B(2) 

日本経済論A(2)・B(2) ジェンダー経済論A(2)・B(2) 法と経済学A(2)・B(2) 経済学史A(2)・B(2)

金融ファイナンス論A(2)・B(2) 財政学A(2)・B(2) 開発経済論A(2)・B(2)

地域経済論IA(2)・IB(2) 地域経済論IIA(2)・IIB(2)

金融・企業

応用ミクロ経済学A(2)・B(2) 応用マクロ経済学A(2)・B(2) 統計学A(2)・B(2)

金融経済学A(2)・B(2) 金融ファイナンス論A(2)・B(2) 実証ファイナンスA(2)・B(2) 

企業経済学A(2)・B(2) 経済と会計A(2)・B(2) 国際金融論A(2)・B(2)

政策・環境

応用ミクロ経済学A(2)・B(2) 応用マクロ経済学A(2)・B(2) 統計学A(2)・B(2)

環境経済論A(2)・B(2) 環境政策論A(2)・B(2) 経済政策A(2)・B(2) 財政学A(2)・B(2)

公共経済学A(2)・B(2) 社会保障論A(2)・B(2) 都市経済政策論A(2)・B(2)

経済地理学A(2)・B(2) 労働経済学A(2)・B(2)

国際・地域

応用ミクロ経済学A(2)・B(2) 応用マクロ経済学A(2)・B(2) 統計学A(2)・B(2)

国際貿易論A(2)・B(2) 国際金融論A(2)・B(2) 開発経済論A(2)・B(2)

経済地理学A(2)・B(2) 地域経済論IA(2)・IB(2) 地域経済論IIA(2)・IIB(2) 日本経済論A(2)・B(2)

応用ミクロ・応用マクロ・計量

応用ミクロ経済学A(2)・B(2) 応用マクロ経済学A(2)・B(2) 統計学A(2)・B(2)

上級ミクロ経済学A(2)・B(2) 上級マクロ経済学A(2)・B(2) 応用計量経済学A(2)・B(2) 

労働経済学A(2)・B(2) 日本経済論A(2)・B(2) 法と経済学A(2)・B(2) 企業経済学A(2)・B(2) 

経済と会計A(2)・B(2) 公共経済学A(2)・B(2)

研究指導科目群 経済学演習ⅠA(2)・ⅠB(2)【1年次】 経済学演習ⅡA(2)・ⅡB(2)【2年次】・【1年制コース】
特別講義 特別講義ⅠA(2)・ⅠB(2) 特別講義ⅡA(2)・ⅡB(2) 特別講義ⅢA(2)・ⅢB(2) 特別講義ⅣA(2)・ⅣB(2)   
日本語 日本語ⅠA(1)・ⅠB(1) 日本語ⅡA(1)・ⅡB(1) 日本語ⅢA(1)・ⅢB(1)

 

  • 年度により開講しない科目もあります

3つのポリシー

カリキュラム・マップ

カリキュラム・ツリー

研究指導計画

学位論文審査基準