氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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藤岡 真生 | デザイン工学部 | システムデザイン学科 | 3 |
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2種類の道が付いた六角形のタイルの配置・回転を繰り返しながら環の完成を目指す、対戦ボードゲーム。配置する位置、角度だけでなく、その後の回転によってどのように盤面が変化するのかまで考えなければならないので、戦略性が非常に高い。
単純なルール、しかし奥が深いボードゲームを目指して制作しました。
2種類の道が付いた六角形のタイルの配置・回転を繰り返しながら環の完成を目指す、2人対戦ボードゲームです。
タイルは全部で16種類。それぞれ違う組み合わせを持っていて、妨害に適したものもあれば、道が繋がりやすくなるものもあります。
自分の環の完成を優先するのか、相手への妨害を優先するのか。
新たに配置するのか、タイルを回転させるのか。
多くの選択肢の中から一つを選び取る、非常に戦略性の高いボードゲームとなっています。
環になった部分の検知をするのにはグラフ理論の閉路探索のアルゴリズムを利用しており、Unity C#での実装例が見つからなかったため、実装に非常に苦労しました。
非常に面白いゲームであると確信しているので、皆様遊んでみてくださいね。
タイルのモデリング : Blender 3.6
ゲーム制作 : Unity2022.3.7f1
作者考案の二人対戦ボードゲーム「Cyclo」を実際に遊ぶことができる作品である。
ルールの要点は、白と黒の路が描かれた六角タイルを二人で交互に置いていき、自分の色の閉路を先に作れば勝ち、というものである。
UIは分かりやすく、マウスで直観的に操作でき,完成度が高い。
禁止事項や閉路完成の判定の実装には作者の技術力が感じられる。
タイルの種類やCPU対戦機能の追加などの拡張も期待できる楽しい作品である。