大学の学修成果の把握に関する方針(アセスメント・ポリシー)

各学部

大学の学修成果の把握に関する方針(アセスメント・ポリシー)

法学部

法律学科

  1. 教養教育段階の少人数教育におけるアクティブラーニング、ディスカッション、レポート作成等を通じて、外国語能力等の幅広い教養のほか、自主的、主体的かつ能動的な学習態度が身についているかを測定する。
  2. 基礎法学および実定法学の各分野における専門科目等の学習や研究活動の発表、レポート作成等を通じて、法律学科が求める体系的・専門的な知識・能力が身に付いているかを測定する。
  3. 専門教育段階の専門演習等の少人数教育におけるアクティブラーニング、ディスカッション、レポート作成等を通じて、法律学において求められる法技術的な知識と法的思考力、判断力、表現力が身についているかを測定する。
  4. 単位の修得状況や成績評価等を用いて、ディプロマ・ポリシーで求める必要な能力が身についているかを測定する。

    学習成果を把握(測定)する方法 (法学部法律学科)

政治学科

  1. 政治学入門演習等、少人数教育の場での討論、報告、レポート作成等を通じて、主体的、自主的、能動的な学修態度や、学科課程で求める思考力、判断力、表現力が身についているかを測定する。
  2. 授業やゼミ等における学習・研究活動の発表、各種のPBL、課題解決型フィールドワーク、レポート作成、等の 教育ならびに研究成果の実績・評価等を用いて、政治学科が求める幅広い教養、専門知識・能力が身に付いているかを測定する。
  3. 単位取得状況、成績評価等を用いて、ディプロマ・ポリシーで求める必要な能力が身についているかを測定する。

    学習成果を把握(測定)する方法(法学部政治学科)

国際政治学科

  1. 科目ごとの成績評価と単位取得状況を通じて、幅広い教養と学識、問題発見力、課題発見力と分析力の学修成果を測定する。
  2. TOEIC、TOEFL、TOEFL ITP(2019年度からはELPAの大学生向けプレイスメント・テスト)の成績、科目ごとの成績評価、単位取得状況を通じて、実践的な語学力とコミュニケーション能力の学修成果を測定する。
  3. 科目ごとの成績評価と単位取得状況を通じて、グローバル化時代に活躍するために必要な構想力、独創性、主体性、異文化理解力の学修成果を測定する。

    学習成果を把握(測定)する方法(法学部国際政治学科)

文学部

文学部は、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容等を用いて、アドミッション・ポリシーで求める能力・意欲が身についているか、把握する。
  2. 初年次における「基礎ゼミ」等での取り組みや成果を通じて、文章読解・資料調査・レポート作成・ディベート等の基礎的なスキルや、主体的な学修態度を身につけたか、把握する。
  3. 各学科の専門科目、市ヶ谷リベラルアーツ科目、文学部共通科目、他学部・他学科公開科目における試験やレポートの成果、アクティブ・ラーニングの取り組みや成果を通じて、専門分野の学問内容や研究方法、幅広い知識や教養、グローバルな問題意識を身につけたか、把握する。
  4. ゼミナールにおける研究発表やレポートを通じて、自ら問題を発見して解決していく思考力・調査力、自らの考えを論理的に表現できる文章力・プレゼンテーション力、他者と協力し議論しながら多角的に問題をとらえる力や態度を身につけたか、把握する。
  5. 卒業論文、単位修得状況、成績評価等を通じて、ディプロマ・ポリシーに示すような能力・資質を総合的に身につけたか、把握する。

上記1~5とあわせて、教養教育段階においては、学期末試験、実技試験などの客観テストを用いて、知識や外国語能力、情報リテラシー、スキルの学修成果を測定する。同時に、プレゼンテーション、ディスカッション、レポート執筆、実験、フィールドワーク、アクティブ・ラーニングを通して、自主性、論理的分析的思考力、課題発見力・解決力、表現力を測定する。

  ■学習成果を把握(測定)する方法(文学部)

哲学科

哲学科は、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容を用いて、アドミッション・ポリシーで求める大学での学修のための基礎的な学力・知識・思考力・表現力・意欲が身についているか、把握する。
  2. 初年次における「基礎ゼミ」等での取り組みや成果を通じて、文章読解・資料調査・レポート作成・プレゼンーション・ディスカッション等の基礎的なスキルや、主体的な学修態度を身につけたか、把握する。
  3. 哲学科の専門科目、市ヶ谷リベラルアーツ科目、文学部共通科目、他学部・他学科公開科目における試験やレポートの成果、アクティブ・ラーニングの取り組みや成果を通じて、哲学分野の学問内容や研究方法、幅広い知識や教養、グローバルな問題意識を身につけたか、把握する。
  4. ゼミナールにおける研究発表やレポートを通じて、自ら問題を発見して解決していく思考力・調査力、自らの考えを論理的に表現できる文章力・プレゼンテーション力、他者と協力し議論しながら多角的に問題をとらえる力や態度を身につけたか、把握する。
  5. 卒業論文、単位修得状況、成績評価等を通じて、ディプロマ・ポリシーに示すような、専門性を備えた知識や、深い教養と国際的視野、テクスト理解力、哲学的知見を現代の諸問題に応用する力、問題発見能力と独創的な発想力・問題解決能力を総合的に身につけたか、把握する。

日本文学科

日本文学科は、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、志願書等の記載内容、面接における応答内容等を用い、アドミッション・ポリシーに示すような能力・意欲を有しているか、把握する。
  2. 初年次における「大学での国語力」「ゼミナール入門」での取り組みや成果を通じて、基本的な文章読解力・文献探索力・論理的表現力を身につけたか、把握する。
  3. 必修科目・必修選択科目における試験やレポートの成果を通じて、文学・言語・芸能に関する専門的な知識や研究方法、深い思考力や想像力、的確な日本語表現力を身につけたか、把握する。
  4. ゼミナールにおける研究発表や文芸創作を通じて、問題発見力・問題解決力、プレゼンテーション力やディスカッション力、的確な日本語表現力を身につけたか、把握する。
  5. 卒業論文、単位修得状況、成績評価等を通じて、ディプロマ・ポリシーに示すような能力・資質を総合的に身につけたか、把握する。

英文学科

英文学科は、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に照らして、下記のとおり把握を行う。

  1. 入学段階において、出願書類を用いて、アドミッション・ポリシーが求める英語への関心、英語文学と英語圏文化への興味、外国語教育や言語理論の研究に必要な科学的思考を養う意欲を持っているか、把握する。
  2. 教養課程・専門教育課程の諸科目におけるリポートや試験の成果を通じて、論理的な日本語力・英語力とそれに基づく高度なコミュニケーション能力、自らの文化や言語を、グローバルな文脈の中で相対化・客観化して捉える能力、幅広い知識や教養、英米文学・文化研究または科学的な英語学・言語学研究の学問内容や研究方法、批判的・論理的思考力とそれに基づく課題発見力・課題解決力を身につけたか、把握する。
  3. 卒業論文、単位修得状況、成績評価等を通じて、ディプロマ・ポリシーが求める能力を総合的に身につけたか、把握する。

史学科

史学科は、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容等を用いて、アドミッション・ポリシーで求める能力・意欲が身についているか、把握する。
  2. 初年次における「基礎ゼミ」等での取り組みや成果を通じて、文章読解・資料調査・レポート作成・ディベート等の基礎的なスキルや、主体的な学修態度を身につけたか、把握する。
  3. 学科の専門科目、市ヶ谷リベラルアーツ科目、文学部共通科目、他学部・他学科公開科目における試験やレポートの成果、アクティブ・ラーニングの取り組みや成果を通じて、専門分野の学問内容や研究方法、幅広い知識や教養、グローバルな問題意識を身につけたか、把握する。
  4. ゼミナールにおける研究発表やレポートを通じて、自ら問題を発見して解決していく思考力・判断力・調査力・分析力、自らの考えを論理的に表現できる文章力・プレゼンテーション力、他者と協力し議論しながら多角的に問題をとらえる力や態度を身につけたか、把握する。
  5. 卒業論文、単位修得状況、成績評価等を通じて、ディプロマ・ポリシーに示すような能力・資質を総合的に身につけたか、把握する。

地理学科

地理学科は学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に照らして、下記の通り検証を行う。

  1. 地理学科は入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容を用いて、アドミッション・ポリシーで求める能力・意欲が身についているか把握する。
  2. 初年次における「基礎ゼミⅠ」での取組や成果を通じて、文章読解・資料調査・レポート作成・ディベート等の基礎的スキルや、主体的な学修態度を身につけたか、把握する。また、初年次必修科目の「地理実習(1)・(2)」では、資料の把握方法の修得、地図利用方法の修得、図化技術の修得、専門文献への取り組み方の修得等のスキルを身につけたか、また初年次必修科目の「地理学概論(1)・(2)」では地理学的把握方法を身につけたか、それぞれ把握する。
  3. 地理学科の専門科目、ILAC科目、文学部共通科目、他学部・他学科公開科目における試験やレポートの成果、アクティブ・ラーニングの取組や成果を通じて、幅広い知識や教養、グロ-バルな課題意識を身につけ、そのことによって、地理学そのものの学問内容や研究方法を相対化し、研究方法や課題意識を身につけたか、把握する。
  4. フィールドワークを行う「現地研究」においては、実施前の資料収集、計画立案、実施後の口頭発表やレポート等を通じて、調査方法、調査項目の整理方法等を身につけ、またゼミナールでの発表や積極的な議論を通じて、各科目の専門知識・研究方法の修得、フィールドワークにおける体験等を、総合的に客観化し、自ら問題を発見できたか、そのための調査能力を身につけたか、それをプレゼンテーションで発表する能力を身につけ、さらには論理的に表現できるようになったか、等を把握する。
  5. 上記1~4を実施していくことは必然的に卒業論文に結びつき、自然環境を把握する能力を養い、社会状況を把握することによる地域社会への理解を深めていく。卒業論文は地理学科で学んだ内容を総合化するものであり、卒業論文、単位修得状況、成績評価等を通じて、ディプロマ・ポリシーに示すような能力・資質を総合的に身につけたか、把握する。

心理学科

心理学科は、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、出願書類の記載内容等を用いて、アドミッション・ポリシーに示すような能力・意欲が身についているか、把握する。
  2. 教養課程・専門教育課程の諸科目におけるレポートや試験、発表の成果を通じて、幅広い知識や教養、専門分野の学問内容や研究方法、自ら問題を発見し解決するための思考力や科学的・客観的な分析力、自らの考えを論理的に表現するためのプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を身につけたか、把握する。
  3. 卒業論文、単位修得状況、成績評価等を通じて、ディプロマ・ポリシーに示すような能力・資質を総合的に身につけたか、把握する。

経済学部

経済学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行い、教育の継続的な改善を行う。

<教育課程におけるアセスメント・ポリシー>

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、入学時アンケート調査、面接等を用いて、アドミッション・ポリシーで求める能力・意欲が身についているか測定を行う。
  2. 入門ゼミ等の初年次教育、専門ゼミ等の少人数教育やアクティブラーニングの場での取り組みと成果等を通じて、主体的、自主的、能動的な学修態度や、学部課程で求める思考力、判断力、表現力が身についているか測定を行う。特に、入門ゼミについては、「入門ゼミ担当者会議」を開いて、「授業改善アンケート」の組織的な検証を行う。
  3. 外国語のアセスメントテスト(TOEIC-IP)、留学(SA 留学、派遣留学等)、ERP 履修者数、グローバルオープン科目履修者数(「修了証」の取得も含む)、英語による「専門科目」の履修者数、そして国際インターンシップの活動と成果等を通じて多面的に、世界で生き抜く能力、国際通用性が養われているかの測定を行う。
  4. 単位修得状況、成績評価、授業改善アンケート、授業やゼミ等における学習・研究活動の発表(学生研究報告大会、プレゼンテーション大会、ディベート大会への参加状況とその成果も含む)、ゼミ活動等を対象とした学生向けルーブリック、課題解決型フィールドワーク、論文執筆等の教育ならびに研究成果の実績・評価等を用いて、経済学部が求める専門知識・能力が身に付いているか、多面的、総合的に測定を行う。
  5. 卒業論文、単位修得状況、成績評価、卒業時アンケート等を用いて、ディプロマ・ポリシーで求める必要な能力が身についているか多面的、総合的に測定を行う。
  6. 就職状況、課外活動の取り組み状況、卒業時アンケート等を用いて、「自由を生き抜く実践知」が身についているか検証を行う。

<科目ごとのアセスメント・ポリシー>

科目ごとの学生の学修成果については、シラバスに定める「成績評価の方法と基準」に基づき、「到達目標」に掲げる知識、能力が身についているか測定を行う。

  ■学習成果を把握(測定)する方法(経済学部)

社会学部

社会学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

<教育課程におけるアセスメント・ポリシー>

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績や調査書等の記載内容、新入生アンケート調査、外部英語能力試験等を用いて、アドミッション・ポリシーで求める能力・意欲が身についているかの評価を行う。
  2. 「入門期」(1年次)においては、入門科目や総合科目を通じた導入教育、基礎演習等の少人数教育やアクティブラーニングの場での取り組みと成果を通じて、大学生に必要な自主的な学習方法が身についているか、視野を広げ社会現象への関心が深められているかの評価を行う。
  3. 外国語カリキュラムや外部英語能力試験、SAプログラム、単位認定海外短期留学制度等の成果を通じて、世界で生き抜く能力、国際通用性が養われているか評価を行う。
  4. 「能力形成期」(2~3年次)においては、講義科目や実習科目等の授業内での学習・研究活動の発表、専門演習における論文執筆、作品制作等の教育ならびに研究成果の実績・評価等を用いて、ディプロマ・ポリシーが求める専門知識・能力−−「社会現象に関する問いを立てることができる」「データや資料の分析によって問いに対する答えを見出すことができる」「問題解決の方法を構想することができる」「それらを人々にわかりやすく伝える手法を駆使することができる」−−が身に付いているかの評価を行う。
  5. 「総仕上げ期」(4年次)では、卒業論文、単位修得状況、成績評価等を用いて、ディプロマ・ポリシーで求める上記の専門知識・能力が身についているかの評価を行う。
  6. 卒業時には、就職状況、卒業生アンケート等を用いて、「自由を生き抜く実践知」が身についているか評価を行う。

<科目ごとのアセスメント・ポリシー>

科目ごとの学生の学修成果については、シラバスに定める「成績評価の方法と基準」に基づき、「到達目標」に掲げる知識、能力が身についているか評価を行う。

  ■学習成果を把握(測定)する方法(社会学部)

経営学部

経営学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

<教育課程におけるアセスメント・ポリシー>

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績や調査書得点(評定平均値)、新入生アンケート、英語外部試験等を用いて、アドミッション・ポリシーで求める能力・意欲が身についているかの評価を行う。
  2. 教養教育段階においては、学期末試験、実技試験などの客観テストを用いて知識や外国語能力、情報リテラシー、スキルの学修成果を、プレゼンテーション、ディスカッション、レポート執筆、実験、フィールド・ワーク、アクティブラーニングを通して自主性、論理的分析的思考力、課題発見力・解決力、表現力を評価する。
  3. 1年次においては、専門入門科目(100番台)を通じた導入教育、入門演習等の少人数教育やアクティブラーニングの場での取り組みと成果を通じて、大学生に必要な自主的な学習方法が身についているかの評価を行う。
  4. グローバル・ビジネス/GBP科目やSAプログラムの成果を通じて、世界で生き抜く能力、国際通用性が養われているか評価を行う。
  5. 2~3年次においては、講義科目の授業内での学習・研究活動の発表、演習科目における論文執筆、作品制作等の教育並びに研究成果の実績・評価等を用いて、ディプロマ・ポリシーが求める知識・能力が身についているかの評価を行う。
  6. 4年次では、卒業論文、単位取得状況、成績評価等を用いて、ディプロマ・ポリシーで求める知識・能力が身についているかの評価を行う。

<科目ごとのアセスメント・ポリシー>

科目ごとの学生の学修成果については、シラバスに定める「成績評価の方法と基準」に基づき、「到達目標」に掲げる知識、能力が身についているか評価を行う。
  
  ■学習成果を把握(測定)する方法(経営学部)

国際文化学部

国際文化学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

(1) 入学段階
入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、英語プレイスメントテストによって、〈国際社会人〉となりうる資質や意欲、能力が身についているかを把握する。

(2)初年次教育段階
初年次教育段階において、「国際文化情報学入門」で4 つの科目群のそれぞれの観点から試験を行い、各科目群のその後の学修で必要になる基礎的な知見や知識が身についているかを把握する。

(3)SA・SJ修了段階
SA・SJ修了段階において、SA参加者はSA帰国レポート、自己評価シートや月例報告を用いて、また、SJ参加者は最終レポートを用いて、コミュニケーション能力と異文化理解力・共感力が身についているかを把握する。

(4)専門教育段階
専門教育段階において、授業や演習(ゼミ)等における学習・研究活動の評価や、学部共催の国際文化情報学会での講評を通して、多様な文化情報を収集・整理・分析・発信する能力が身についているかを把握する。

(5)卒業段階
卒業段階において、卒業研究、単位修得状況、GPA、外国語及び情報の外部試験スコアを通して、〈国際社会人〉に必須であるディプロマ・ポリシーで求める4項目にわたる能力が身についているかを把握する。

(付)教養教育段階(ILAC作成)
教養教育段階においては、学期末試験、実技試験などの客観テストを用いて知識や外国語能力、情報リテラシー、スキルの学修成果を、プレゼンテーション、ディスカッション、レポート執筆、実験、フィールドワーク、アクティブラーニングを通して自主性、論理的分析的思考力、課題発見力・解決力、表現力を把握する。

  ■学習成果を把握(測定)する方法(国際文化学部)

人間環境学部

人間環境学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーの3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証をおこなう。

  1. 入学段階においては、まず、筆記試験成績、調査書・自己推薦書等の記載内容、面接等の選考資料により、入学経路別に定めたアドミッション・ポリシーで求める能力・意欲が身についているか、測定を行う。そして入学時のアンケート調査(大学)、1年次春学期導入科目「人間環境学への招待」におけるアンケート調査等も、測定手段として併用する。
  2. 初年次教育段階では、主として春学期の全員必修科目「人間環境学への招待」における導入教育や、秋学期必修「基礎演習」における少人数導入教育・アクティブラーニングのとりくみと成績を通じて、学部教育の全体像の理解度と2年次以降の自主的な学習計画の自覚度、およびアカデミック・リテラシー能力の基礎が身に付いたかどうかを測定する。
    学部専門科目の履修と並行するILAC科目の履修においては、成績や履修記録を参照して、基盤的な教養を身に付けたかどうかを測定する。
  3. 2年次以降の教育段階では、「コース制」を特色とするカリキュラム・ポリシーに照らして、下記の指標を用いて成果を測定する。

    (1)研究会(ゼミ)における研究発表、論文、自発的な課外学習や関連する課外活動等の評価により、研究会をコース制における自分の専門性の「軸」に成し得ているかどうかを測定する。
    (2)コース制に基づく専門課程の選択必修科目においては、成績のほか、履修記録も参照して、特定の分野に偏らず幅広い履修を心がけ、「学際性」を身に付けるのに有効な履修ができているかどうかも測定する。
    (3)「学際性」と一体のカリキュラム・ポリシーの特色である「社会との交流・連携(現場体験重視)」に関しては、そのポリシーを具現する選択必修科目である「人間環境セミナー」・「フィールドスタディ」「キャリアチャレンジ」の成績や参加意欲を通じて、「社会人基礎力」を身に付けられているか、また自らのキャリア形成の意識付けの機会として活かしているかどうかを測定する。
    (4)グローバル化に対応する科目群(グローバル・サステイナビリティコース関連科目、フィールドスタディの海外コース、SA、グローバルオープン科目、英語学位プログラム(SCOPE)との相互乗り入れ科目等)については、それらの成績や履修記録を通じて、グローバル人材としての成長と意欲を測定する。
    (5)学部専門科目と並行して引き続き4年次まで履修していくILAC科目では、専門課程で求められる学際的かつ総合的な幅広い教養と豊かな人間性の涵養を、教養教育科目で補完できているかどうかを、成績や履修の積極性(履修記録)により測定する。

  4. 卒業段階においては、研究会修了論文・コース修了論文・プログラム修了論文、履修記録と成績(ILAC科目も含む)、卒業時アンケート等を用いて、ディプロマ・ポリシーで求める能力が身についているか測定を行う。
    卒業段階の成果測定は、前項2・3も含んだ4年間の収穫が対象となるが、例えば前項3.(1)~(5)の集積とディプロマ・ポリシー(DP)の5項目との対応は、つぎの通りである。

    3.(1):研究会(ゼミ)に関する測定……DP3・4・5
      (2):コース関連講義科目に関する測定……DP2・3
        (3):社会連携・現場実習関連科目に関する測定……DP4・5
        (4):グローバル対応関連科目に関する測定……DP3・5
        (5):ILAC科目に関する測定……DP1・2

    加えて、研究会(ゼミ)ごとの目標や指針に照らした成果として、一律の評価手段ではなく、本学部のゼミのテーマ領域の多様性を反映する様々な成果指標により、学部のDPで求める能力修得に関する積極性を測定する。例えば、ゼミ内の留学者数(自主留学も含む)や帰国者の成果報告、ゼミで奨励する資格取得へチャレンジした人数(受験者数・合格者数)、ゼミのテーマと関連深いインターンシップやイベントへの参加、卒業後のゼミと関連深い進路選択(就職状況)、等々である。

    学習成果を把握(測定)する方法(人間環境学部)

現代福祉学部

現代福祉学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、面接結果、英語プレイスメントテスト、新入生アンケート調査等を用いて、アドミッション・ポリシーで求める能力・意欲が身についているか測定を行う。
  2. 導入教育段階において、学生による授業改善アンケート調査や基礎演習等の導入教育、少人数教育やアクティブラーニングの場での取り組みと成果等を用いて、ウェルビーイングを理解するための幅広い知識と技能が身についているか測定を行う。
  3. 専門教育段階において、学生による授業改善アンケート調査や社会福祉・地域づくり・臨床心理の学外実習、現代福祉学部海外研修等の活動と成果等を用いて、ウェルビーイングをコミュニティで実現するために必要な専門的知識、専門的スキルが身についているか測定を行う。
  4. 卒業段階において、卒業生アンケート調査や卒業論文、単位修得状況、成績評価等を用いて、社会福祉・地域づくり・臨床心理の学問領域の視点・研究方法を用いて考察する力が身についているか測定を行う。

    学習成果を把握(測定)する方法(現代福祉学部)

情報科学部

法政大学情報科学部では本学の「大学の学修成果の把握に関する方針(アセスメント・ポリシー)」に基づき、本学部の教育目標への達成度を高めるために教学アセスメントを実施する。

  1. 情報科学部の教学アセスメントは、学部執行部において実施する。
  2. 入学時の全学生に対するプレースメントテストの結果で入学時学力を把握する。
  3. 専門分野の基礎科目を中心に実施する基礎力確認テストにより、情報科学分野の概念や基礎体系の定着度を把握する。
  4. 情報科学卒業論文・情報科学特講・情報科学プロジェクトの取り組みや成果を通じて、実際の問題の抽象化やモデルを理解する力を測る。また、それらの発表を通じてコミュニケーション能力を把握する。
  5. 授業評価アンケートをもとに講義実施方針に関わる学修状況を把握する。

    学習成果を把握(測定)する方法(情報科学部)
     

キャリアデザイン学部

キャリアデザイン学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーの3つのポリシーに照らして、下記の通り検証を行う。

  1. 基礎ゼミをはじめとする教養教育科目での取組と成果を通じて、能動的な学習態度や大学生活の基礎となる知識や外国語能力、情報リテラシー、アカデミック・スキルが身についているか、プレゼンテーション、レポート執筆、フィールドワークおよびディスカッションを通して把握する。
  2. キャリアデザイン学入門をはじめとする入門系科目の取組を通じて、その後の学部の専門科目への導入となる基礎的な知識や自主的な学修態度が身についているかを把握する。
  3. 体験型選択必修科目における事前・事後指導およびフィールドワークでの取組と成果報告書作成を通じて、主体的、自主的、能動的な学修態度や、学部課程で求める思考力、判断力、表現力が身についているかを把握する。
  4. 授業やゼミ等における学習・研究活動の発表、質的・量的調査、課題解決型フィールドワーク、論文執筆等の教育ならびに研究成果の実績・評価等を用いて、学部が求める専門知識・能力が身についているかを把握する。
  5. 卒業研究および単位修得状況、成績評価等を用いて、ディプロマ・ポリシーで求める必要な能力が身についているかを把握する。

    学習成果を把握(測定)する方法(キャリアデザイン学部)

デザイン工学部

デザイン工学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において,プレイスメントテストを実施し,アドミッション・ポリシーで求める基礎学力について測定する.また,初年次の理工系基盤科目の結果と対照し,基礎学力の向上を測定する。
  2. 初年次外国語教育において,3回のTOEIC-IP受験をとおして,アドミッション・ポリシーで求める文化多様性を理解する上で必要となる言語能力の向上について測定する.また,英語教育委員会において随時教育内容の検証と見直しを行う.
  3. 各年次において,「学習達成度評価システム」を用いて学生自身が履修状況を確認することにより,学習達成度を測定する.
  4. 各年次において,学科毎に定めたGPA基準を満たさない学生に対して面談を行い,成績不振の原因を把握し,成績改善の有無を追跡測定する.
  5. 基盤教育段階から専門教育段階あるいは卒業段階への移行年次において,学科毎に履修単位数に基づく進級基準を定め,進級に必要な学力を測定する.
  6. 各種PBL科目での共同作業をとおして,ディプロマ・ポリシーで求める「社会の一員としての協調性」について測定する.
  7.  演習・実習教育やスタジオ教育などにおいて,ディプロマ・ポリシーで求める「工学の知識体系を背景とした総合デザイン力」を測定する.また,成果発表の機会を複数設け「コミュニケーション力」を測定する.
  8. その上で,卒業研究あるいは卒業研究・卒業制作を通して,ディプロマ・ポリシー全般にわたる能力について総合的な測定を行う.

    学習成果を把握(測定)する方法(デザイン工学部)

理工学部

理工学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、面接等を用いて、異なる背景をもって入学した学生が理系科目及び英語について、入学時十分な基礎的素養を持つことの測定を行う。
  2. 教養科目、理系教養科目への取り組みと成果を通じて、基礎・基盤学問分野の素養を有することの測定を行う。
  3. 専門科目、専門実験科目への取り組みと成果を通じて、専門分野の体系的学識と先端技術に自律的に柔軟に対応可能な専門性を有することの測定を行う。
  4. 卒業論文、ゼミ関連科目、PBL、対外発表への取り組みと成果を通じて、優れた問題発見・解決能力と新たな分野の開拓・創生に挑戦する創造的姿勢を有することの測定を行う。
  5. 外国語科目、SAへの取り組み、外国語による発表への取り組みと成果を通じて、外国語によるコミュニケーションが可能であるとともに、グローバルに活躍できる国際性を有することの測定を行う。
  6. インターンシップ、就職状況、卒業時アンケート等を用いて、高い倫理観を持って持続可能な社会構築にむけリーダーシップを発揮し貢献できる豊かな人間性を有するか測定を行う。

    学習成果を把握(測定)する方法(理工学部)

機械工学科

機械工学科では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、面接等を用いて、異なる背景をもって入学した学生が理系科目及び英語について、機械工学を学ぶに十分な基礎的素養を持つことの測定を行う。
  2. 教養科目、理系教養科目への取り組みと成果を通じて、機械工学を学ぶに必要な基礎・基盤学問分野の素養を有することの測定を行う。
  3. 機械工学に関する専門科目、専門実験科目への取り組みと成果を通じて、機械工学分野の体系的学識と先端技術に自律的に柔軟に対応可能な専門性を有することの測定を行う。
  4. 卒業論文、ゼミ関連科目、PBL、対外発表への取り組みと成果を通じて、機械工学における優れた問題発見・解決能力と新たな分野の開拓・創生に挑戦する創造的姿勢を有することの測定を行う。
  5. 外国語科目、SAへの取り組み、外国語による発表への取り組みと成果を通じて、外国語によるコミュニケーションが可能であるとともに、機械工学においてグローバルに活躍できる国際性を有することの測定を行う。
  6. インターンシップ、就職状況、卒業時アンケート等を用いて、高い倫理観を持って持続可能な社会構築にむけリーダーシップを発揮し貢献できる豊かな人間性を有するか測定を行う。

電気電子工学科

電気電子工学科では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、面接等を用いて、異なる背景をもって入学した学生が理系科目及び英語について、入学時電気電子工学を学ぶに十分な基礎的素養を持つことの測定を行う。
  2. 教養科目、理系教養科目への取り組みと成果を通じて、電気電子工学を学ぶに必要な基礎・基盤学問分野の素養を有することの測定を行う。 
  3. 電気電子工学に関する専門科目、専門実験科目への取り組みと成果を通じて、電気電子工学分野の体系的学識と先端技術に自律的に柔軟に対応可能な専門性を有することの測定を行う。
  4. 卒業論文、ゼミ関連科目、PBL、対外発表への取り組みと成果を通じて、電気電子工学における優れた問題発見・解決能力と新たな分野の開拓・創生に挑戦する創造的姿勢を有することの測定を行う。
  5. 外国語科目、SAへの取り組み、外国語による発表への取り組みと成果を通じて、外国語によるコミュニケーションが可能であるとともに、電気電子工学分野においてグローバルに活躍できる国際性を有することの測定を行う。
  6. インターンシップ、就職状況、卒業時アンケート等を用いて、高い倫理観を持って持続可能な社会構築にむけリーダーシップを発揮し貢献できる豊かな人間性を有するか測定を行う。

応用情報工学科

応用情報工学科では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、面接等を用いて、異なる背景をもって入学した学生が理系科目及び英語について、入学時応用情報工学を学ぶに十分な基礎的素養を持つことの測定を行う。
  2. 教養科目、理系教養科目への取り組みと成果を通じて、応用情報工学を学ぶに必要な基礎・基盤学問分野の素養を有することの測定を行う。
  3. 応用情報工学に関する専門科目、専門実験科目への取り組みと成果を通じて、応用情報工学分野の体系的学識と先端技術に自律的に柔軟に対応可能な専門性を有することの測定を行う。
  4. 卒業論文、ゼミ関連科目、PBL、対外発表への取り組みと成果を通じて、応用情報工学における優れた問題発見・解決能力と新たな分野の開拓・創生に挑戦する創造的姿勢を有することの測定を行う。
  5. 外国語科目、SAへの取り組み、外国語による発表への取り組みと成果を通じて、外国語によるコミュニケーションが可能であるとともに、応用情報工学分野においてグローバルに活躍できる国際性を有することの測定を行う。
  6. インターンシップ、就職状況、卒業時アンケート等を用いて、高い倫理観を持って持続可能な社会構築にむけリーダーシップを発揮し貢献できる豊かな人間性を有するか測定を行う。

経営システム工学科

経営システム工学科では、学生の学修成果について、理工学部のアドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らし、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、面接等により、異なる背景をもって入学した学生が、理系科目及び英語について、入学時十分な基礎的素養を有することを測定する。
  2. 教養科目、理系教養科目への取り組みと成果を通じて、基礎・基盤学問分野の素養を有することを測定する。
  3. 経営システム工学科における専門科目、専門実験科目への取り組みと成果を通じて、専門分野の体系的学識と先端技術に、自律的に柔軟に対応可能な専門性を有することを測定する。
  4. 経営システム工学科における卒業論文、ゼミ関連科目、PBL、対外発表への取り組みと成果を通じて、優れた問題発見・解決能力と新たな分野の開拓・創生に挑戦する創造的姿勢を有することを測定する。
  5. 外国語科目、SAへの取り組み、外国語による学修成果発表を通じて、外国語によるコミュニケーションが可能であること、グローバルに活躍できる国際性を有することを測定する。
  6. インターンシップ、就職状況、卒業時アンケート等を用いて、高い倫理観を持って持続可能な社会構築にむけリーダーシップを発揮し、社会に貢献できる豊かな人間性を有することを測定する。

創生科学科

創生科学科では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 入学段階において、各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、面接等を用いて、異なる背景をもって入学した学生が理系科目及び英語について、入学時創生科学の各分野を学ぶに十分な基礎的素養を持つことの測定を行う。
  2. 教養科目、理系教養科目への取り組みと成果を通じて、創生科学の各分野を学ぶに必要な基礎・基盤学問の素養を有することの測定を行う。
  3. 創生科学の各分野に関する専門科目、専門実験科目への取り組みと成果を通じて、創生科学の各分野の体系的学識と先端技術に自律的かつ柔軟に対応可能な専門性を有することの測定を行う。
  4. 卒業論文、ゼミ関連科目、PBL、対外発表への取り組みと成果を通じて、創生科学の各分野における優れた問題発見・解決能力と新たな分野の開拓に挑戦する創造的姿勢を有することの測定を行う。
  5. 外国語科目、SAへの取り組み、外国語による発表への取り組みと成果を通じて、外国語によるコミュニケーションが可能であるとともに、創生科学の各分野においてグローバルに活躍できる国際性を有することの測定を行う。
  6. インターンシップ、就職状況、卒業時アンケート等を用いて、高い倫理観を持って持続可能な社会構築にむけリーダーシップを発揮し貢献できる豊かな人間性を有するか測定を行う。
     

生命科学部

生命科学部では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、面接等を用いて、異なる背景をもって入学した学生が理系科目及び英語について、入学後の修学に必要な基礎的素養を持つことの測定を行う。
  2. 教養科目、理系教養科目への取り組みと成果を通じて、基礎・基盤学問分野の素養を有することの測定を行う。
  3. 専門科目、専門実験科目への取り組みと成果を通じて、生命科学及び環境応用化学分野の体系的学識と先端技術に自律的に柔軟に対応可能な専門性を有することの測定を行う。
  4. 卒業論文、ゼミ関連科目、対外発表への取り組みと成果を通じて、学問を貪欲に吸収し、科学技術の進歩を社会に生かそうとする積極性と意欲、さらに物事を論理的に幅広く考察する能力を有することの測定を行う。
  5. 外国語科目、SAへの取り組みと成果を通じて、外国語によるコミュニケーションが可能であるとともに、グローバルに活躍できる国際性を有することの測定を行う。
  6. 卒業時アンケート、就職状況、インターンシップ等を用いて、高い倫理観を持って持続可能な社会構築にむけリーダーシップを発揮し貢献できる豊かな人間性を有するか測定を行う。

生命機能学科

生命機能学科では、ゲノム・タンパク質・細胞を中心とする専門的知識、論理的思考能力、実践的な課題解決能力、語学力を基礎とする情報収集能力について、以下の方法により評価する。

  1. 生命科学の理解の基盤となる化学・物理・数学などの幅広い科学の素養や英語によるコ ミュニケーション能力については、カリキュラムに設定した所定の内容を問う試験を厳正に実施し、修学の成果を測定する。
  2. ゲノム・タンパク質・細胞を中心とする専門知識については、カリキュラムに設定した所定の内容の習得を厳正な試験によって測定するとともに、研究室における少人数指導において、それらを統合した理解力を身につけているかを指導教員が評価する。研究室における指導の評価基準については教員間の情報交換により、平準化をはかる。
  3. 論理的思考能力、実践的な課題解決能力、情報収集能力については、研究室における少 人数指導において、研究課題の理解力、遂行能力、国際学術科学雑誌の読解力から指導教員が評価する。評価基準は2と同様に平準化をはかる。

環境応用化学科

環境応用化学科では、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー(学生の受け入れ方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)の3つのポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

  1. 各種入学試験における成績、調査書等の記載内容、面接等を用いて、異なる背景をもって入学した学生が理系科目及び英語について、応用化学を学ぶに十分な基礎的素養を持つことの測定を行う。
  2. 教養科目、理系教養科目への取り組みと成果を通じて、応用化学を学ぶに十分な基礎・基盤学問分野の素養を有することの測定を行う。
  3. 専門科目、専門実験科目への取り組みと成果を通じて、応用化学分野の体系的学識と先端技術に自律的に柔軟に対応可能な専門性を有することの測定を行う。
  4. 卒業論文、ゼミ関連科目、対外発表への取り組みと成果を通じて、学問を貪欲に吸収し、応用化学分野の科学技術の進歩を社会に生かそうとする積極性と意欲、さらに物事を論理的に幅広く考察する能力を有することの測定を行う。
  5. 外国語科目、SAへの取り組みと成果を通じて、外国語によるコミュニケーションが可能であるとともに、グローバルに活躍できる国際性を有することの測定を行う。
  6. 卒業時アンケート、就職状況調査を用いて、高い倫理観を持って持続可能な社会構築にむけリーダーシップを発揮し貢献できる豊かな人間性を有するか測定を行う。

応用植物科学科

  1. 初年次から始まる植物病の診断・防除技術の修得に向けた実験・実習におけるレポート 作成や教養科目への取り組みと成果を通じて、主体的、自主的、能動的な学修態度や、学科課程で求める思考力、判断力、表現力等の基礎的学問分野の素養を有することを測定する。
  2. 学生の国際性を涵養するためのSAやERPなどの英語教育を積極的に推奨し、毎年実施するTOEIC-IPテストや外国語によるコミュニケーション能力等、グローバルに活躍できる国際性の習熟度を測定する。
  3. 植物に関係する食料・環境・バイオ関連企業・公的機関でのインターンシップの活動報 告を通じて、学生の社会的および職業的自立を図るために必要な専門能力の育成度を測定する。
  4. 授業やゼミ等における植物保護および食の安全に関する専門知識と的確な対処能力、関 連する法令や制度、国際動向、関連ビジネスなどキャリア教育を通した専門知識の学修状況を評価し総合的能力の修得状況を測定する。
  5. 学生1人ひとりへのきめ細かい指導を実現するため、各学生の単位修得状況やGPAさらに資格取得状況等の達成度を全就学期間に渡り定期的に測定する。
  6. 卒業論文、単位修得状況、成績評価、各種資格(技術士補、樹木医補、自然再生士補)の取得状況等を用いて、専門的知識とその遂行能力、リスク評価を行える判断能力、および正確な伝達ができる説明能力が身についているか測定する。

GIS(グローバル教養学部)

GIS verifies the academic results of students against the admission, curriculum and diploma policies, and the below.

Period Method Learning outcome
When applying High school graduation report
Reference letters
Personal Statement
External English test scores (TOEFL, IELTS and STEP)
Written test
Interview
General entrance examination
Basic academic ability (AP1)
Flexible and logical thinking (AP2)
Understanding of the Faculty educational objectives (AP3)
Motivation to learn (AP4)
Sufficient English language proficiency for keeping up with classes (AP5)
First year education
(Year 1)
・ Small classes, and experience diversity in an academic community which itself is formed of faculty staff and students from a range of backgrounds.
・ English proficiency test score (TOEFL-ITP (Level 1))
・ Results of exercises and tests in English required subjects (Academic Writing Skills and Reading Skills)
・ Completion of 100-level General Study Courses
Introductory knowledge of a wide range of disciplines (DP2)
Basic understanding of different cultures and multicultural societies (DP3)
Sufficient English language proficiency for keeping up with academic classes (DP4)
Foundational education stages
(Years 1 to 4:
Core courses)
Full completion of 100-level Introductory Courses from a range of disciplines
Results of mid and end of term examinations in 100-level Introductory Courses
Acquisition of credits
・ Ability to identify problems in everyday life (DP1)
・ Basic knowledge of a wide range of disciplines (DP2)
・ Basic critical thinking ability (DP1 and DP2)
・ Basic logical thinking ability (DP1 and DP2)
・ Sufficient English language proficiency to understand basic academic knowledge (DP4)
Applied education stages
(Years 2 to 4:
Intermediate courses)
Full completion of 200-level Intermediate Courses from a range of disciplines, participation in group and class discussions, interactive study, such as presentations, and academic essay writing
Results of mid and end of term examinations in 200-level Intermediate Courses
Acquisition of credits
Approval of credits obtained during study abroad at other universities
Ability to make unbiased judgements about problematic issues, without bias or prejudice, to arrive at solutions (DP1)
Deepening of specialist knowledge of each region (DP2)
Acquisition of interdisciplinary research techniques (DP2)
Practical logical thinking ability (DP1 and DP2)
Constructive critical thinking ability (DP1 and DP2)
Sufficient understanding of diverse and different cultures (DP3)
Sufficient English language proficiency to discuss, debate and make presentations on set themes (DP4)
Various abilities obtained during study abroad at other universities (DP1, DP2 and DP4)
Applied education stages
(Years 3 to 4:
Advanced courses)
Full completion of 300-level Advanced Courses from a range of disciplines, participation in group and class discussions, interactive study, such as presentations, and advanced academic essay writing
Results of mid and end of term examinations in 300-level  Advanced Courses
Experience diversity in 400-level Seminars formed of faculty staff and students from a range of backgrounds
Fieldwork, analysis and evaluation/criticism of academic papers, and peer assessment in 400-level Seminars
Dedication to produce original research for graduation thesis and creative projects in 400-level Seminars
Acquisition of credits
Approval of credits obtained during study abroad at other universities
Ability to adopt an analytical perspective that transcends conventions and narrow disciplinary confines  (DP1)
Ability to explore current social problems and cultural phenomena based on up-to-date knowledge and outside the bounds of narrow disciplinary confines (DP2)
Advanced logical thinking ability (DP1 and DP2)
Interdisciplinary critical thinking ability (DP1 and DP2)
Ability to finish graduate research using the knowledge and techniques that have been learned (DP1 and DP2)
Deep understanding of diverse and different cultures (DP3)
Advanced English language proficiency to discuss, debate, make presentations and write about specialist themes (DP4)
Various abilities obtained during study abroad at other universities (DP1, DP2 and DP4)
At graduation Acquisition of credits
Career situation (employment, graduate school, etc.)
Questionnaire at graduation
・ To acquire the abilities of the above applied education stages, and be prepared to make use of them to the fullest extent possible in future (such as employment, graduate school, etc.)

GISでは、学生の学修成果について、アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーに照らして、下記のとおり検証を行う。

時期 手段 学修成果
入学時 ・調査書
・推薦状
・パーソナル・ステートメント
・外部英語試験スコア(
TOEFLIELTSSTEP(英検)
・筆記試験
・面接
・一般入試成績
・基礎的な学力(AP1
・柔軟な発想と論理的思考力(
AP2
・学部の教育目標の理解(
AP3
・学習意欲(
AP4
・授業についていくことができる十分な英語コミュニケーション能力(
AP5
初年次教育
(1年次)
・少人数かつ多様なバックグラウンドをもつ教員や学生で構成される学部内のコミュニティーにおいて多様性を経験
・英語能力テストスコア(TOEFL-ITP (Level 1))
・英語必修科目(Academic Writing Skills、Reading Skiills)の演習・試験の成績
・100-level General  Study Coursesの履修
・幅広い学問分野の入門知識(DP2)
・異文化・多文化の基礎的な理解(DP3)
・学術的な授業についていくことができる十分な英語コミュニケーション能力(DP4)
基礎教育段階
1-4年次:
初級科目)
100-level  Introductory Coursesを様々な学問分野から総合的に履修
100-level  Introductory Courses の中期・期末試験の成績
・単位習得状況
・日常の具体的出来事から真の問題点を発見することができる能力(DP1
・幅広い学問分野の基礎的な知識(
DP2
・基礎的な批判的思考力(
DP1DP2
・基礎的な論理的思考力(
DP1DP2
・基礎的な学術的知識を理解することができる英語コミュニケーション能力(
DP4
応用教育段階
2-4年次:
中級科目)
200-level l Intermediate Coursesを様々な学問分野から総合的に履修、グループディスカッション、クラスディスカッションへの参加、プレゼンテーション等、双方型学習、学術的なエッセイの執筆
200-level l Intermediate Coursesの中期・期末試験の成績
・単位習得状況
・海外留学先大学で履修した単位の認定
・問題点を偏見や先入観にとらわれず整理し、向かうべき方向性を見出す能力(DP1)
・各領域の専門知識の深化(DP2
・学際的な研究手法の習得(
DP2
・実践的な論理的思考力(
DP1DP2
・建設的な批判的思考力(
DP1DP2
・異文化・多文化の十分な理解(
DP3
・特定のテーマで議論、討論、発表することができる英語コミュニケーション能力(
DP4
・海外留学先大学で習得した各種能力(
DP1DP2DP4
応用教育段階
3-4年次:
上級科目)
300-level  Advanced Coursesを様々な学問分野から総合的に履修、グループディスカッション、クラスディスカッションへの参加、プレゼンテーション等、双方型学習、学術的に高度なエッセイの執筆
300-level  Advanced Coursesの中期・期末試験の成績
・多様なバックグラウンドをもつ教員や学生で構成される
400-level Seminar において多様性を経験
400-level Seminarでのフィールドワーク、学術論文の分析・評価・評論、学生同士の相互評価
400-level Seminarでの卒業論文や創作プロジェクトへの取り組みと発表
・単位習得状況
・海外留学先大学で履修した単位の認定
・固定したものの見方に囚われない、領域横断的な問題分析能力(DP1
・現代社会の諸問題と文化現象を最新の知見を基に領域横断的に探究できる能力(
DP2
・高度な論理的思考力(
DP1DP2
・学際的な批判的思考力(
DP1DP2
・修得した知識と手法を糧に卒業研究を仕上げることができる能力(
DP1DP2
・異文化・多文化の深い理解(
DP3
・専門分野のテーマで議論、討論、発表、執筆することができる高度な英語コミュニケーション能力(
DP4
・海外留学先大学で習得した各種能力(
DP1DP2DP4
卒業時 ・単位習得状況
・進路状況(就職、大学院進学等)
・卒業時のアンケート
・上記、応用教育段階における各種能力とそれらを進路先(就職・大学院進学等)で最大限に活かす心構え

スポーツ健康学部

  1. 「新入生アンケート」にある志望理由、入学後のスポーツ活動、コース希望、卒業後の進路希望などから学部で学ぶ関心や意欲の測定を行う。
    〔関心・意欲〕
  2. 初年次教育、TOEFLテスト、「習熟度テスト」などを用いて、学部での学びを進めるための基礎的な知識や技能が身についているかの測定を行う。
    〔知識・理解力〕
  3. 「海外演習」および各種海外留学への希望者数を用いて、国際通用性学修の測定を行う。
    〔関心・意欲〕
  4. 地域と連携している科目数および履修学生数を用いて、地域との連携および貢献の学修の測定を行う。
    〔関心・意欲・態度〕
  5. 「専門演習Ⅲ」の希望者率、「卒業研究」の実施者率を用いて、専門科目の学修の測定を行う。
    〔思考力・判断力・表現力〕
  6. 知識を実践知へ移行する学修成果を、教員免許およびスポーツ・健康関連の資格希望者数で測定を行う。
    〔意欲・技能〕
  7. 学期ごとに成績不振者に問い合わせをし、必要に応じて面接を実施して個別に学修の改善を図る。
  8. 「学生モニター制度」および卒業時の「卒業生アンケート」から学修の向上のための意見を集約し、教育の改善を図る。

    学習成果を把握(測定)する方法(スポーツ健康学部)

IGESS(Institute for Global Economics and Social Sciences)