お知らせ

【実施報告】~相原地区協議会大学連携事業~地域交流会「竹カフェ」を開催しました

  • 2023年10月02日
  • 産官学・社会連携
お知らせ

9月23日(土・祝)、相原地区と法大生の交流イベント、通称「竹カフェ」を開催しました。
ソーシャル・イノベーションセンター(SIC)の学生ボランティアスタッフ5名と、キャンパス近隣地域から17名の計22名が参加しました。

今回の竹カフェは、「法大生と取り組む防災」をテーマに、防災食の試食会や災害協力シミュレーションゲームを実施。
防災食の試食会では、アルファ米を使用したカレーや携帯できるおにぎり、長期間保存できるポテトチップスなど、普段なかなか食べる機会のない防災食を数種類用意しました。「思っていたよりもおいしかった。」という驚きの声が多く聞こえ、貴重な機会となりました。
災害協力シミュレーションゲームでは、神戸市が公開しているカードゲーム型の防災訓練教材「ダイレクトロード【内陸の町】」を使用。それぞれチームに分かれて、災害時の対応方法や情報共有の重要性について学びました。

参加してくださった皆様、ありがとうございました。
次回の竹カフェは12月23日(土)に「ボッチャ大会」を実施予定です。
改めて告知いたしますので、皆様ふるってご参加ください。

参加学生の感想
  • 最初のアイスブレイクからうまく雰囲気づくりをできてから最後まで防災と地域を絡めながら交流が出来たと思う。当日の開催を通して感じたことは二つある。
    一つ目は防災をカジュアルにして伝えていくのは難しいということだ。今回参加していただいた方々がどのような理由で参加していただいたかは不明だが、会話を通してやはり防災への意識が高い人が多いように見受けられた。そのような方々が参加してくださることは大変喜ばしいことである。だが防災の意識がない人たちに対しても伝えていくという課題が見えた。
    二つ目は自主的な会話を引き出すことが難しいことだ。自分のコミュニケーション能力にも問題があるかもしれないが、自主的に話をひろげるというのは難しい。そしてそれが初対面なら尚更である。自分のグループでは最後の方には東日本大震災の話などが出てきて自然と話が盛り上がり、とてもよかったと思う。それには最初のアイスブレイクや食事、ロードマップといった相互に関わりあうきっかけがあったからだと思う。今までの八王子などで行っていた防災では一方向的に教えることになっていた。なので自分たちが教えて完結してしまうことがおおかった。そのためこれからは防災をより多くの人に興味を持ってもらうために双方向的な取り組みをいれていくことが良いのではないかと思った。
     
  • 非常食が想像していたよりも美味しく、驚きました。さまざまな場面を想定し、アレルギー物質や水と火の使用などを考慮して非常食を備蓄する必要があると思います。また、ダイレクトロードは、初対面の方々と挑戦しました。実際の災害時もその場に居合わせた人と行動しなければならないため、積極的な情報交換や話し合いが重要だと実感しました。
     
  • 昨年までと比べて学生スタッフ側の人数が少ないため不安も大きかったが、無事に開催できてよかった。都合がつかずあまり準備に参加が出来なかったことが反省点である。当日はどのグループも会話が弾んでいる様子が見られ、防災について考えられる機会であると同時に、多世代交流の場にもなったということで、竹カフェを開催する目的に適っていたように感じられた。次回についても参加したいと言う声を頂けたため、12月の回も準備を進めていきたい。
     
  • 今回の竹カフェでは、自分はグループの中で積極的に交流するというよりかはドリンクを分けて運んだり、配膳された非常食を回収したりと裏方周りのお仕事をしていました。希望のドリンクを分けて運ぶのが想定していたよりも時間がかかってしまい、少し焦りましたが、他のスタッフも手伝ってくれてなんとかスケジュールを逸脱しないで進行できたかなと思います。交流できた時間は10分ほどと短かったですが、非常食について聞かれた質問に答えたり、参加された方の驚きのリアクションを直に感じたりして非常に達成感を感じていました。
    また、「ダイレクトロード」では、ゲームの進行役として各グループがどのような感じで進めて、どのような話し合いがされているのかを見聞きするゲームマスターの役割をこなしていました。時間を管理しながらヒントを小出しにして伝えてく役割も、最初は聞いてもらえるか不安だったのですが、ゲーム中でも重要なヒントであったため静かに聞いてもらえたのが嬉しかったです。各グループで、悪戦苦闘している姿や何とか絵を口頭やジェスチャーで伝えようとしている姿を見て、ゲームマスターの視点から見るダイレクトロードは非常に面白いものであると新しく発見しました。
    参加された方からのフィードバックでは、今回の竹カフェに関する満足度が非常に高いことが分かり、改めて今回の企画のユニークさやオリジナリティを活かすことが出来たのかなと思いました。来年度以降も参加された方に面白い・ためになると思ってもらえるような竹カフェの企画を、学生スタッフには期待したいなと思います。

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