キャリアデザイン学部の運営において、各種事務的役割を担っています。その内容は、学生管理、学部カリキュラムに関すること、履修登録・時間割編成・試験に関すること、日々の授業運営に関すること、イベント実施等、多岐にわたります。マルチタスクが求められ、職員・教員との打合せや学生対応で1日中誰かと話している日もあれば、1日中PCの前で数字と向き合い黙々と資料やデータを作成しているような日もあります。現在主に担当していることは、履修登録に関する業務です。学生が、期間内に誤りなく履修登録を行うことができるように、履修登録期間前には、システムを整備・管理し、学生案内を作成します。さらに、期間中は、問い合わせ対応やデータ確認を行いながら、円滑に履修登録が行えるようにさまざまな調整を行っています。また、キャリアデザイン学部の担当を超え、学部横断型の科目の運営に携わったり、全国各地の高校へ足を運び、進学相談会を担当することもあります。

平松 百華(教務部市ヶ谷学部事務課キャリアデザイン学部担当)
学校で働くことは、日々新しい学びがあり、エネルギーあふれる学生たちの前向きな雰囲気を感じられる、他では得がたい魅力があります。学生や保証人の相談に応じ、感謝されたり、成長を目にしたりすると、その度に「ここで働けて良かったな」と胸が熱くなります。
また、直接学生と関わる機会が少ない業務でも、心を動かされた経験がありました。例えば、キャリアデザイン学部は2025年度入学者から新しいカリキュラムとなりましたが、新カリキュラム開始までの2023・2024年度の2年間にわたるカリキュラム関連業務は、大変やりがいのある経験でした。先生方と何度も打ち合わせを重ね、それぞれの視点から意見を出し合いながら一つひとつ方向性をすり合わせていく過程はとても大変でしたが、非常に充実した時間でした。完成した履修要綱や時間割をみて、教職員全体で達成感を共有できたひと時は、どんな仕事も学生の学びの基盤を支えているということを改めて実感し、強く心を動かされました。
就職活動は、何かと不安になったり焦ったりすることが多いかと思いますが、自分なりに「楽しいと思えるポイント」を見出し、前向きに取り組んでほしいなと思います。私自身は、はじめは、義務感で就職活動を行っていましたが、様々な企業に赴きそこで働く方々に出会う中で、この企業は社会のどこに影響を与えているのだろう、ここで働く人はどんな人なのだろう、自分はここへどのように貢献できるだろう、もっと知りたい、考えたいと好奇心が生まれ、就職活動が楽しいものとなりました。
また、社会人生活は学生生活よりもずっと長いので、「これまで頑張ってきたこと、そこで得られた能力や実績」をアピールすることを大切にしつつも、他方、自分のありのままの素直な思いや、習慣にしていることなど「頑張らなくても得られた自分の魅力・素質」を正直に伝え、そんなありのままの自分を「面白い」と評価してもらえる場を見つけることを大切にしていました。就職活動中だからといって、気張らず我慢しすぎず、友人と遊んだり、家族に会ったり、趣味を全力で楽しんで、自分らしさを見失わないように頑張ってください!