2023年12月26日更新
研究代表者 | デザイン工学部教授 岩月 正見 |
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主たる研究分野 | 分野横断的なアプローチによる新アイディアの創出と具現化のための実践的手法 |
研究概要 |
近年のように、人工知能、ビッグデータやIoTなど、これまでになかった複雑で多様な技術が次々と登場してくる時代においては、複数の分野にまたがる広く横断的な知識をもとにしてシステムや製品を設計・実現する手法を構築する必要がある。また、従来のアカデミックな工学研究では、機械工学や電気工学などの縦割り型の専門に細分化された分野の中で新規性や有用性を主張し、主に論文という形でその成果を公表するのが主流であったが、これからは新しいアイディアを発想したら、それを迅速に具体的な形で製品化して、その新規性や有用性を広く一般に向けて問うというのも大きな流れとなるであろう。 システムデザイン研究所では、プロダクトデザイン、インタフェースデザイン、機械工学、電気工学、情報工学、計算工学、生産工学、経営工学などの多岐にわたる専門分野をもつ研究員の総力を結集し、各分野の深い知識をベースにして、その専門性に縛られることなく、相互に密なコミュニケーションをとりながら、新アイディアやサービスの創出から、それを実現するための研究開発と具体的に製品化するまでの実践的手法を確立することを目指す。また、得られた知見や手法は広く一般に公開するだけでなく、制作された新規プロダクトはクラウドファンディングや企業との提携により市場に提供し、市場原理に基づく外部評価により世に問う。 本研究所は下記のような研究等の事業を行う。
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研究員 |
安積 伸 デザイン工学部 教授 |
大学院 |
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設置期間 | 2022年4月1日~2027年3月31日 |
設置場所 | デザイン工学部システムデザイン学科スマートマシンデザイン研究室内 |