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【ゼミ・研究室紹介】Grow~私が成長できた場所~生命科学部応用植物科学科 大井田寛教授研究室

  • 2026年11月06日
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「天敵生物」の力を借りて植物を害虫から守る。持続可能な防除技術を開発

生命科学部応用植物科学科 大井田寛教授研究室を取材しました。農作物や都市緑化植物などを加害する「害虫」とその「天敵」に着目し、種類・生態の解明や、環境にやさしく持続可能な防除技術の開発に取り組んでいます。

学生に研究内容を伺うと、「私は、天敵生物を活用してナスの害虫を防除する方法を研究しています。特に着目しているのは、ハナグモというクモの一種。現在はハナグモが集まりやすいマリーゴールドをナス畑に植え、害虫の種類や数がどう変化するかを検証している最中です」と話してくれました。実はもともと虫を触ることに抵抗があったそうですが、毎日育てているうちに「今日も生きていてくれた!」と愛着が湧くようになったとのことです。

また、もう一人の学生の研究対象は、天敵生物として活用できる可能性があるオオハサミムシ。実際の農地でどのような働きをしているかを明らかにすることを目標に、基礎研究に取り組んでいます。しかし、発育特性を把握するため、異なる温度条件で育て、ふ化までの日数や各齢期の成長にかかる期間を調査する中、想定通りにいかないことも多々あるそう。「もともと慎重な性格でしたが、『失敗から得るものは大きい』と気づいてからは、『まず行動する』姿勢を心掛けるようになりました」と、経験から得た自身の変化を教えてくれました。

圃場での調査や企業との共同研究を通して学外の方と接する機会も多く、多様な知見に触れられるのも大井田研究室の魅力。自分の研究が社会でどのように役立つかを実感できる環境だからこそ、学生たちが積極的に学会発表や論文執筆に挑戦する雰囲気が生まれています。研究で身に付けた思考力や課題解決能力を活かし、関連分野はもちろん、さまざまな領域へと未来を切り拓いています。

 

(掲載先:広報誌「HOSEI」2026年10・11月号)

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