お知らせ

【ゼミ・研究室紹介】Grow~私が成長できた場所~(文学部心理学科 渡辺弥生教授ゼミ)

  • 2026年08月21日
お知らせ

自分と向き合い他者の悩みに深く寄り添う。発達心理学を学ぶ意義

文学部心理学科 渡辺弥生教授ゼミを取材しました。発達心理学や発達臨床心理学をベースに、子どもの感情理解やコミュニケーションスキルの発達、人間関係の構築について深く学ぶゼミ。現代社会における子育てや教育現場の課題、感情のマネジメントといった実践的なテーマにアプローチし、活発な議論を通じて他者への共感力と客観的な分析力を磨き、社会に貢献できる力を養います。

今回取材した学生の一人には、中学校の教師になりたいという夢が。思春期という多感な時期を迎える生徒たちに接する上で、対人関係や社会生活に必要なソーシャルスキルや発達心理学を専門的に学ぶことで、生徒の不安を解消し、いじめ問題などのトラブルを解決する力が身に付けられると感じ、渡辺教授のゼミを選んだそう。現在は、自分や相手の気持ちを知る力である「感情リテラシー」が、人間関係や社会生活に与える影響について調査しています。「多感な中学生の指導にも活かせる内容だと思います」と学生。

また、もう一人の学生は、「コントラスト回避」と「防衛的悲観」という一見ネガティブに思える内容がプラスの行動にどう結びつくのかを研究しています。「発達心理学と聞くと幼児や児童を対象とするイメージが強いかもしれませんが、実際には大学生を含む幅広い年代を扱います。私の研究も、完璧主義な自分と向き合い、同様の悩みを抱える人々の役に立ちたいと始めたものです。周りのゼミ生を見ても、『誰かのために』という思いで心理学を学んでいる人が多いと感じます」と教えてくれました。

伸びやかで肯定的な雰囲気の中、臆せずに自分の意見を伝えられる環境がある渡辺弥生教授ゼミ。ボランティア活動や学童のアルバイトを通じ、積極的に子どもと関わる優しいメンバーが集まっている点も魅力の一つです。
 

(掲載先:広報誌「HOSEI」2026年8・9月号)

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