お知らせ

【BE Active ~法大生の挑戦~】唯一無二の表現を追い求め、心を込めて氷上を舞う(全日本フィギュアスケート選手権2024出場 髙橋 舞さん)

  • 2025年09月05日
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誰かの心に届くことを信じて、「魅せる」演技を追求

今回は、法政大学スケート部フィギュア部門に所属する髙橋 舞さん(デザイン工学部)に、これまでの競技人生や学業との両立についてお話を伺いました。

「逆境に立たされたときこそ、自分を成長させるチャンスだったように感じます」と振り返る髙橋さん。中学で疲労骨折を経験し、高校でも再びけがに悩まされ、「体の成長に伴う感覚のずれ」というフィギュアスケート特有の壁にも直面。そんな自分を奮い立たすために、昨シーズン選んだのがグロリア・ゲイナーの『I Will Survive』という曲。「絶対に生き残る」という強い気持ちで滑ったこのプログラムで、見事初の全日本への切符を獲得しました。全日本選手権では、トップレベルの選手たちの落ち着きや技の完成度を肌で感じ、『もっと成長したい』という思いが一層強くなったそうです。

また、デザインやものづくりの実践に取り組む機会が多いデザイン工学部での学びについて、「朝と夜は練習があるため、授業の空き時間や自宅で作業することも少なくありません。スケートとの両立は大変ですが、私はもともと表現することや手を動かすことが大好きなタイプ。学部での学びは、スケートとはまた違った面白さとやりがいに満ちています」と教えてくれました。

今シーズンは、より難易度の高い構成や、大人っぽい雰囲気のプログラムにも挑戦。「現在の目標は、『この人の演技が見たい』と思ってもらえる存在になること。そのためにも、音楽と演技が一つに溶け合うような滑りを目指したいですね」。これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを胸に、心を込めて氷上を舞う髙橋さんの演技に注目です!

 

(掲載先:広報誌「HOSEI」2025年8・9月号)

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