法人としての対応・取り組み

建物安全性調査

法人としての対応・取り組み

2011年07月11日

2011年3月11日に発生した東日本大震災後、本学の全校地全建物(付属校やセミナーハウスを含む(※白馬山荘、遠見ヒュッテ及び穂高寮は7月に実施予定))について、専門業者による建物の安全性調査を実施しました。調査の結果、一部の建物で補修工事の必要性が認められたため、対策工事を実施し、調査を終えた全棟について以下の確認をしております。

  • 建物構造体に関して耐震上の被害はなく、耐震強度は地震被災前と同等であること。
  • 建築本体二次部材(天井その他仕上材、配管・設備機器)の落下危険性もないこと。

補修工事を実施した建物では、教室変更等、学生の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びすると共に、ご協力に感謝いたします。

■補修工事の内容

  • 55年館1階511教室
     天井の全面張替工事を実施しました(5月31日完了/6月6日使用再開)。
  • 58年館1階学生ホール
     補強柱を新設しました(5月5日完了/5月6日使用再開)。
  • 55年館7階574教室
     雨漏りの補修工事を行いました(5月31日完了/6月6日使用再開)。
  • 市ヶ谷総合体育館
     エレベーター機械室の補修工事を行いました(5月31日完了/6月1日使用再開)。

■外濠校舎、富士見坂校舎、ボアソナード・タワー等の壁面のヒビ割れについて
 いずれも仕上材のひび割れで、建物の構造には影響ありませんので、ご安心ください。
 今後、余震の収束状況を見ながら、補修工事を行う予定です。