2021年度第17回デジタルコンテンツ・コンテスト

動画部門・準優秀賞 リアル人生ゲーム

2021年度第17回デジタルコンテンツ・コンテスト
氏名  研究科・学部  専攻・学科  学年 
西山 正隆
荒山 栞璃
兒玉 祐太朗 
瀬戸 絢加 
土城 沙弓  
時永 恭伸
社会学部

社会学科
メディア社会学科
メディア社会学科
メディア社会学科
メディア社会学科
メディア社会学科

3
  • 使用ソフト
    Adobe Premiere Pro、Adobe After Effects、Adobe Photoshop、Adobe Illustrator
  • 開発・制作・動作環境等
    Mac OS Big Sur、Windows 10
  • 使用素材
    静止画:写真AC、PIXTA
    音楽:DOVA-SYNDROME 

作品要旨

コロナ禍による外出自粛により、旅行が困難になった社会を踏まえて、「人生ゲーム」という世界観で世界旅行に行く3人を描いた。

作品解説

コロナ禍で、各々自由に行動できない生活が強いられている。そういった状況の中で、多数の人がストレスや不安を感じているだろう。この作品の3人は、人生ゲームという世界観で世界旅行に出かけ、新たな生活様式に適した楽しみ方を身につけている。また、人とのつながりが薄くなっている現状でも、困難な場面では、手助けをしてくれるということを体現していた。私たちも自身と向き合えば、意識しなかった人との繋がりや小さな幸せに気づくことができるはずだ。
3人の実写を切り抜いて、キャラクターとして用いた。全体的に横に動いていくため、時々派手な演出や向きが変わるような展開を起こすよう意識した。実写画像を編集加工することで、実写とは区別した人生ゲームの中という世界観を保つようにした。

デジタル技術の使用箇所・方法

作品のほぼ全てをAfterEffctsの合成、アニメーションを使って表現した。背景画像をPhotoshopで加工し、人生ゲームの中の世界観を表現した。

講評

人生ゲームを実写化ししようとしたアイデアが面白い。女子学生3人それぞれが回転盤を回し、その結果がアニメーションで表現されている。1人はエジプトに行き、2人目は富士山で道の選択を迫られる。そして3人目は困難に直面するが、後の2人が助けるというストーリーだ。メッセージ性はあまり感じられないが、時間をかけてじっくり作り込まれており、かわいらしさが感じとられる好作品だ。