スポーツ健康学部スポーツ健康学科 泉重樹教授ゼミを取材。医学的知識に基づき、けが予防や救急処置、リハビリテーションなど、幅広く選手を支える「アスレティックトレーナー(以下、AT)」を養成するゼミです。
ATは選手の健康を預かる仕事であるため、まず2年次で機能解剖学や生理学など、基礎的な知見を確実に身に付けます。以降はゼミ生ごとに特定の身体部位について専門的な知識を養い、運動療法やリハビリテーションについてなど、体系的に理解を深めます。「選手のために」という精神で、真剣に学び合う学生たちが集まっています。
知識を詰め込む座学だけではないのも泉ゼミの魅力。新入生へのメディカルチェックや、全学部生が集まる「多摩スポーツフェスティバル」での救護スタッフ活動など、早い段階から実践の場が用意されており、理論を現場でどう応用するかという「学びと実践のサイクル」が日常的に機能しています。学生からは「幅広い競技やレベルの人と接することで、現場での対応力が磨かれた」という声が上がっています。
また、多くのゼミ生が体育会に所属し、学生トレーナーとして選手をサポートしています。部活動を通じて学ぶのは、技術や知識以上に「信頼関係」の重要性。「信頼関係が築けていないと、正しいアドバイスをしても選手には響きません。日常的な関わりの中で『この人は自分たちのためにやってくれている』という安心感をもってもらうことが、身体の繊細な変化を共有し合える一歩になる」と語ってくれました。
「泉ゼミは、全員で高め合う『学び舎』という言葉がぴったりです」と学生。悩みや気づきを共有し、互いに切磋琢磨しながら、本気でATを目指す学生に日々熱い指導が行われています。
(掲載先:広報誌「HOSEI」2026年4・5月号)
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