大学院特定課題研究所一覧

トモグラフィックイメージング研究所

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2026年4月20日更新

研究代表者 彌冨 仁  理工学部 教授
主たる研究分野 画像工学
研究概要

 近年、非常に微小ながんや種々の臓器の機能が高度なX線CT(Computed Tomography)装置、磁気共鳴イメージング装置(Magnetic Resonance Imaging: MRI)、陽電子放出型断層イメージング装置(Positron Emission Tomography: PET),単光子放出型断層イメージング装置(Single Photon Emission CT: SPECT)などによって映像化できるようになってきている。また、この分野の研究において深層学習(Deep Learning: DL)の活用の研究も盛んに行われるようになってきている。データ駆動型の深層学習は、上記のイメージングモダリティで研究されてきたモデルベースの画像再構成や画質劣化の改善を凌ぐ成果が報告されており、DL技術の医用画像工学における実装は喫緊の研究課題となっている。また、画像診断領域においてもDL技術は一部で医師の診断能力を超え、現代の医療においては欠かすことのできない技術となっている。このような医療の領域以外でも、たとえば電子基板のX線イメージングであるトモシンセシスや電子部品の内部構造を映像化する画像再構成の分野において、DL技術の研究が始まっている。
 本特定課題研究所では、上記のような断層面画像(トモグラフィックイメージ)に対してDL技術を実装し、医療分野ではより早期に病気を発見するとともに治療をおこなうセラノスティクス(Theranostics=治療Therapeutics+診断Diagnostics)を展開すると共に、工業分野では電子基板の半田不良等の正確な診断技術を確立し、持続可能で安全、安心な社会の構築を目的としている。

研究員

尾川 浩一 理工学部 教授

大学院
特任研究員

 
設置期間 2026年4月20日~2031年3月31日
設置場所 小金井キャンパス南館6階604教室