2020年4月1日更新
| 研究代表者 | 安田 彰 理工学部 教授 |
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| 主たる研究分野 | 半導体を用いた高精度回路、計測、アクチュエータ、制御、システム技術 |
| 研究概要 |
近年の多くの機器は、エレクトロニクスにより高性能化されている。これらの機器、たとえば医療機器、スマートフォン、電気自動車などの電子関連機器は、半導体を用いてその機能を実現し、性能を向上させている。半導体に目を向けると、その技術開発はムーアの法則に従い限界が見えつつあるものの微細化高集積化が進み、CPUをはじめとするデジタル回路の高性能化が進んでいる。一方、センサ、アクチュエータには、高精度や低消費電力化などが求められるが、その開発においては、センサ、アクチュエータ単独で行われる場合が多く、単体の構成方法などの改良が進められている。デジタル回路の高速化に比べセンサやアクチュエータの性能向上は十分でない現実がある。これは、これまではセンサ、アクチュエータの高精度化に信号処理等のデジタル技術を利用する際、センサの出力の信号処理に使われるなど単体ごとに開発されてきたことが一因として挙げられる。センサやアクチュエータの構造内にデジタル信号処理等の技術を有機的に組み合わせることにより、さらなる高性能化を図ることが期待される。しかし、これを実現するには、幅広い分野の知識が求められ、複数の分野にまたがる横断的な知識が必要とされることから、幅広い検討がなされたとは言えない状況になる。 デジタル処理技術とアナログ処理、回路技術を統合し、これを半導体を用いてインテグレートした、 |
| 研究員 | |
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大学院 |
杉本 泰博 中央大学 名誉教授 |
| 設置期間 | 2023年10月1日~2028年3月31日 |
| 設置場所 | 小金井キャンパス 北館4階 回路工学研究室 |