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人間環境学部長谷川研究会が「第26回日経STOCKリーグ」で大学部門全チーム入選

  • 2026年03月05日
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長谷川ゼミ、全チームが「第26回日経STOCKリーグ」を突破 ― 15年で培った知と実践が、また結実

人間環境学部・長谷川直哉教授ゼミの2チームが、2月20日に行われた「第26回日経STOCKリーグ」(主催:日本経済新聞社、特別協賛:野村グループ、後援:文部科学省・金融庁 他)で揃って大学部門入選を果たしました。大学部門入選率わずか6.6%(742チーム中49チーム)という狭き門をともにくぐり抜けたことは、チームの実力と探究心の深さを示しています。 長谷川ゼミはゼミ発足から15年、入選14回・入賞5回という圧倒的な実績を積み上げてきました(主な受賞歴:2013年度 最優秀賞・金融大臣賞/2014年度 審査員特別賞/2015年度 大学部門敢闘賞/2019年度 アイデア賞/2024年度 審査員特別賞)。今年度も、国内外の企業で豊富な実務経験を持つSCOPE(Sustainability Co-creation Programme)担当・竹原正篤先生の鋭い視点と伴走支援のもと、学生たちは精度の高いレポートを完成させました。入選した2チームを紹介します。

 

テーマ:心的資本経営 = コーパス × 経営構想力 × 共感

チーム「NEXT ROOTS」(リーダー:鈴木美結・3年、秋元優那・2年、秋山将真・2年、木所彩凛・2年)のリーダー、鈴木さんはこう振り返ります。 「人的資本経営の現場では、制度やKPIという"形"は整いつつある。しかしそれが、従業員の主体的な行動や内側からの納得感につながっていないという矛盾に、私たちは問いを立てました。企業の存在意義を統合した"コーパス"という独自概念を軸に、経営者の構想力と従業員の共感という目に見えない力を"心的資本"として再定義。そこから、内発的エネルギーが価値創造へと転化している企業群を抽出しました。主観的な価値を投資指標へと昇華させるプロセスは、困難の連続でした。しかしチームで一つの論理を築き上げたこの経験は、生涯の財産だと思っています。ご指導くださった先生方、切磋琢磨したゼミ生、そして共に戦ったチームメンバーに、心より感謝します。」

 

入選

テーマ:Beyond Disease ~「起こさない医療」が、医療の常識を塗り替える~

チーム「割り勘ず」(リーダー:坂本紗姫・2年、池田翠莉・2年、臼田桃香・2年、森真歩・2年、森本美和・2年)のリーダー、坂本さんはこう語ります。 「私たちが目を向けたのは、治療ではなく"予防"のさらに先 ―― 発症前からリスクに介入する"先制医療"という領域です。社会的意義は大きい。しかし市場も評価基準も枠組みもまだ未整備で、分析するほどに不確実性と向き合う連続でした。既存のモノサシに頼らず、技術の成熟度、社会実装との距離、医療的価値と経済的価値の関係を一つひとつ自分たちの言葉で解体し、再構築していきました。正解のない問いに挑み続けた過程で、チームとしての思考が鍛えられました。最後まで伴走してくださった先生方、議論を深めてくれたゼミ生のみなさん、そして壁の前で諦めなかったチームメンバーに、心から感謝します。」

 

日経STOCKリーグとは、中・高・大学生を対象とした株式学習レポートコンテスト。各チームが独自の投資テーマを設定し、ポートフォリオを構築。「生きた経済を体験し、学び、考える」実践的な金融リテラシーの場として広く認知されています。第26回となる今年度は、大学部門に140校・742チーム・3,007名が挑みました。

  • 上段左から木所さん、鈴木さん、秋元さん 下段左から大森さん、秋山さん

  • 上段左から坂本さん、森本さん  下段左から森さん、池田さん