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【2025年度(第9回)「自由を生き抜く実践知大賞】進取の気象賞「法政スポーツを支える学生トレーナー」紹介

  • 2026年03月06日
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受賞名

進取の気象賞

受賞取組

法政スポーツを支える学生トレーナー

実践主体

スポーツ健康学部 泉ゼミ&AT養成課程

取り組み内容

本ゼミでは学部設立の2009年から、スポーツ分野で活躍できるアスレティックトレーナーの養成に取り組んできました。その一環として体育会や他の法政スポーツでの学生トレーナー活動を推奨し、これまでに150名を超える卒業生が現場経験を積み、現在も20名以上の学生が積極的に活動しています。さらに、学部内に設置されたAT-Roomを拠点に、授業やゼミで学んだ知識と技術を実践的に活かす環境が整っています。ここではコンディショニングやリコンディショニングのサポートに加え、学生同士、そしてアスリートとの間で刺激し合いながら成長する「ピアサポート」が自然に育まれています。また、学生トレーナーは多摩キャンパススポーツフェスティバルのサポートにも携わり、イベント全体の安全と盛り上げに貢献しています。こうした幅広い経験は、アスリートの競技復帰を支えるだけでなく、学生自身の問題解決力を鍛え、社会で生かせる力へとつながります。その成果は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー試験の高い合格率にも表れており、学生たちは確実に成長を遂げています。

実施しての感想

これまでの取り組みを通じて、学生たちは知識をただ覚えるのではなく、現場で試行錯誤しながら自ら課題を見つけ、解決に挑む力を身につけてきました。基礎的な医学・スポーツ科学的知識を学び、それを自分自身の競技や学生トレーナーとしての活動に結びつけることで、理解を確かなものにしています。さらに、自分の競技にとどまらず、さまざまな種目や年代のスポーツを観察・分析し、広い視野を養っている姿は頼もしく感じます。また、エクササイズやトレーニングを自ら実践し、その効果を体感してから他者に伝える姿勢は、説得力のある指導につながっています。こうした実践を重ねた学生は、卒業研究でも現場の課題をテーマに据え、自ら考え抜いて成果をまとめあげています。その過程で育つのは、専門性と柔軟な思考を兼ね備えた人材です。卒業後はトップアスリートの現場に限らず、教育や地域、ビジネスなど多様な分野で「人の健康や生活を支える力」を発揮しています。まさに「自由を生き抜く実践知」の大学憲章を体現し、社会に貢献できる学生が育っていると実感しています。

  • 新入生メディカルチェックでの様子

  • スポーツフェスティバルにおける救護の様子

総長からの選定理由コメント

トレーナーというのは、もちろん高度な専門性を要する職業であり、サポート役とはいえアスリートのパフォーマンスに大きな影響を与える存在です。そして、この専門性をどのように活かすかは、まさに各トレーナー自身に委ねられています。

AT-Room を拠点として、授業やゼミで学んだ知識や技術を実際の現場で応用できる環境が整っているだけでなく、コンディショニングやリコンディショニングの支援に取り組む過程で、学生同士、そしてアスリートとの相互作用から自然に育まれる「ピアサポート」も大きな特徴となっています。

こうした環境のなかで、トレーナー一人ひとりが身につけたスキルを自ら考えて多様な形で活かすことで、多くの人々がその働きから恩恵を受けることになります。
このように、定められた適用範囲にとらわれず、自らの判断で可能性を広げていく姿勢こそ、まさに「進取の気象」の精神を体現するものです。卒業後のさらなる活躍も大いに期待しています。

受賞の感想

本日は貴重な機会を与えてくださり本当にありがとうございました。普段なかなかこういった形で自分たちの活動を皆さんの前でお伝えする機会がないので、まずは今日こういった賞を受け取れたことを本当に光栄に思っております。今日もほとんどのゼミ生がトレーナーの現場で活動していて、表彰式に来ていないので、まずこれを持ち帰ったら普段活動をしてくれている同期・先輩・後輩の仲間たちに、しっかり伝えてあげたいと思います。ありがとうございました。

関連リンク

​​​​​​​その他の受賞団体の記事や各ノミネート団体の実践事例概要等については、以下よりご覧いただけます。