法政大学は、法政大学憲章を体現した学生・教職員等の取り組みを顕彰する「2025年度(第9回)『自由を生き抜く実践知大賞』表彰式」を12月13日(土)に法政大学市ケ谷キャンパスにて開催します(ライブ配信も実施)。
今年度も「法政らしい活動」(法政の自由な空間の中で生まれた自発的・主体的な行動や取り組み)を応募対象事例として募集したところ、本学の学生・教職員から31件のエントリーがあり、10件の取り組みが受賞候補にノミネートされました。
表彰式では、ノミネート団体による実践事例の紹介(プレゼンテーション)後、Diana Khor総長の最終選考により決定した大賞をはじめ、各賞の発表および表彰をします。なお、今年度からは視聴・参加者からのオンライン投票による得票数上位団体から、当日のプレゼンテーションを踏まえて、Diana Khor総長が「よき師よき友が選ぶ実践知賞」を選考し決定いたします。
■名 称 :2025年度(第9回)「自由を生き抜く実践知大賞」表彰式
■日 時 :2025年12月13日(土)15時00分~18時00分(14時30分開場)
■実施方法 :対面とライブ配信(Zoom)のハイブリッド形式
■会 場 :市ケ谷キャンパス 富士見ゲート4階 G403教室(東京都千代田区富士見2-17-1)
https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/
■ライブ配信:https://hosei-ac-jp.zoom.us/j/88667837010?pwd=QtpGBQ6CIIPOTGVTwh5IVfANTqyELq.1(当日15:00より視聴可能)
〈ミーティング ID〉 886 6783 7010 〈パスコード:〉856214
■申 込 :不要
■プログラム:(1)開会挨拶
(2)実践事例の紹介(各団体のプレゼンテーション)
(3)「よき師よき友が選ぶ実践知賞」投票
(4)各賞発表
(5)全体講評(Diana Khor総長)

校章とえこぴょんの立体デザイン彫刻が施されたクリスタル・トロフィーと受賞者への記念品、えこぴょんのぬいぐるみ。「自由を生き抜く実践知大賞」の金文字が刺繍された襷(たすき)がかけられている。
| 実践事例名称 | 実践主体 |
|---|---|
| 駅から地域へ、人と人をつなぐ地域社会貢献 | 東京メトロ飯田橋駅ボランティア |
| 草ストローを用いた高大連携企画 | 現代福祉学部 佐野竜平ゼミ |
| 実践型高大連携講座の構築・推進 | 理工学部電気電子工学科・国際高理科共同 |
| 就活ラジオ番組『脱力就活』の運営 | 脱力就活製作委員会 |
| 受刑者の社会復帰を子どもと考える共生教育 | キャリアデザイン学部遠藤ゼミ有志8名 |
| セクシャルマイノリティ&アライの居場所 | 法政レインボーほっとラウンジ学生スタッフ |
| 100円モーニング | Team Ethical |
| PtoB環境チームのマイボトル推進活動 | SASH/PtoB環境チーム |
| 不登校支援と「登校・学習支援室」の開設 | 法政大学中学高等学校 |
| 法政スポーツを支える学生トレーナー | スポーツ健康学部 泉ゼミ&AT養成課程 |
大きな変化と流動化の時代を迎える中、法政大学は教育と研究の理想を創造的に追求し、社会的責任を果たしていくために、法政大学憲章「自由を生き抜く実践知」を制定しました。
法政大学では、この憲章を体現する学生、生徒、教職員による取り組みが学内各所で活発に展開されています。そこで、憲章の制定と憲章の精神を体現する取り組みを学内外に広く発信・共有し、本学のブランドを一層高めることを目的として、2017年度から「自由を生き抜く実践知大賞」を開催しています。
2024年度は「ボランティアキャンプ・フィールドワーク/法政SIC+水野雅男」が大賞を受賞しました。この取り組みでは、能登半島地震の被災地である珠洲市を活動拠点とし、ボランティアとフィールドワークを融合した実践的な学びを提供しました。現代福祉学部教授の水野氏が中心となり、珠洲市に「ボランティアキャンプすず」を開設。参加学生25名(法政大学22名、他大学3名)は現地に1週間滞在し、災害ボランティアに従事しました。同時に、被災状況、避難所運営、復興に向けた住民の声など、多岐にわたる個別のフィールド調査を実施し、被災地の実態と実践知を深く学びました。
2024年度大賞を受賞した現代福祉学部 水野ゼミの学生と廣瀬総長
珠洲市における学生のボランティア活動の様子
【本件に関するお問い合わせ先】
法政大学ブランディング推進チーム(事務局:総長室広報課)
TEL:03-3264-9240 E-mail:brandingteam@ml.hosei.ac.jp