お知らせ

シンポジウム「持続可能なキャリアのデザイン」を開催します

  • 2022年10月17日
  • イベント・行事
お知らせ

シンポジウム「持続可能なキャリアのデザイン」を開催します

 

21世紀以降の労働者間の経済的格差の拡大や企業の社会的責任への要求の高まりを受けて、企業の人材マネジメントには企業と人材の双方の持続可能性が期待されるようになりました。
そして近年、キャリア関連の学界では「持続可能なキャリア」(サステナブル・キャリア)が提唱され始め、労働者の持続可能なキャリア形成を企業と個人の双方の責任で行うことが提案されています。
最近では日本企業においても、「持続可能な開発目標」(SDGs)への関心の高まりを受けて、人材マネジメントの中でサステナビリティの実現が求められ始めています。

本シンポジウムでは、学術界におけるサステナブル・キャリアに関する議論を紹介するとともに、働く人たちの持続可能なキャリアを企業の人材マネジメントの中でどのように実現していけるのか、企業の第一線の実践者と本学教員、および参加者とのディスカッションを通じて考察を深めていきます。

登壇者には人材マネジメント実践の第一人者である斎藤由希子氏(日本マクドナルド人事本部執行役員チーフ・ピープル・オフィサー)をお招きし、実践に基づく講演と、本学部の木村琢磨教授、熊谷智博教授との対談を行います。
対談の時間は参加者の皆様からの質問やご意見をリアルタイムでいただく双方向型で展開します。

【プログラム】

導入 「サステナブル・キャリアとは」 木村琢磨(10分)

講演 「企業から見たサステナブル人事」斎藤由希子(30分)

対談 「サステナブル・キャリア実現のために」斎藤由希子×木村琢磨×熊谷智博(30分)

参加者との対話(20分)

司会・モデレーター 木村琢磨 教授(本学部教授)

【登壇者プロフィール】
斎藤由希子(さいとう・ゆきこ)
 日本マクドナルド人事本部執行役員チーフ・ピープル・オフィサー
 1999年にヤフーに入社し 100人から6,000人規模の企業に急成長する中で新卒一括採用廃止やダイバーシティ&インクルージョン、エンジニア人材戦略など多様な人材の採用と活動支援を推進。
 2018年11月よりアンダーソン・毛利・友常法律事務所に勤務。事務長兼CHROとしてデジタルトランスフォーメーションや人事制度改革などの経営改革に参画。
 21年8月より日本マクドナルドにて執行役員チーフ・ピープル・オフィサーとして勤務。18年3月東京理科大学大学院技術経営修士(MOT)取得。

木村琢磨(きむら・たくま)
 法政大学キャリアデザイン学部・キャリアデザイン学研究科 教授
 博士(東京大学)。専門は組織行動学、ビジネス・アナリティクス。研究テーマは社内政治、印象操作など。

熊谷智博(くまがい・ともひろ)
 法政大学キャリアデザイン学部・キャリアデザイン学研究科 教授
 東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。2018年法政大学着任。専門は社会心理学。

【開催概要】

開催日:2022年11月11日(金)

時 間:15:00-16:30 (14:50開場)

開催方法:ZOOM オンライン

定 員:270名

参加費:無料

申込方法:フォーム(https://forms.gle/EWUbhe4ywc1GMPfPA)からお申し込みください。