お知らせ

法政大学地域研究センターと静岡鉄道等が「モバイルバッテリースタンドを利用した防災情報環境整備に係る実証実験」を開始

  • 2022年09月14日
お知らせ

法政大学地域研究センター(プロジェクトリーダー:上山 肇 法政大学大学院政策創造研究科 教授)は、静岡鉄道株式会社、静岡市、株式会社 大倉とともに「モバイルバッテリーチャージャー(スタンド)を利用した防災・災害時対応等の情報環境整備に係る実証実験」を開始しました。

この実証実験では、駅やホテルロビーにモバイルバッテリースタンドを設置し、スタンドに付属する液晶画面(デジタルサイネージ)に、平常時は静岡市による防災広報映像や地域イベント情報・企業広告などを配信し、災害時には自治体からの緊急情報などを配信します。
日常生活で使用するモノやサービスを災害時に活用する「フェーズフリ―」の取り組み例として、安全で安心な地域社会の実現のための知見を収集することを目的として概ね1年間にわたって実施します。

◆概要◆
1.目的:災害に対する情報環境整備の知見収集
2.機器設置日:2022年9月7日(水)~概ね1年間を予定
3.設置場所:静岡鉄道清水線(新静岡駅・草薙駅・新清水駅)、日本平ロープウェイ(日本平駅)、静鉄ホテルプレジオ(静岡駅北店・静岡駅南店)
4.設置機器:モバイルバッテリースタンド(各設置場所2台(日本語版・外国語版)、モバイルバッテリー(スタンド1台ごとに6個搭載)
5.設置機器提供会社:株式会社 大倉(東京都千代田区霞が関、代表者:清瀧 静男)

【法政大学地域研究センターについて】
法政大学地域研究センターは、グローバルな視点を持った地域問題研究の拠点として、行政、地方自治体、商工会議所、企業、NPO法人等に様々な支援・政策提言を展開する機関です。法政大学の持つ知識・情報や地域連携のノウハウを、地域や社会に広く還元しています。

【プロジェクトリーダー上山肇教授について】
上山 肇 教授は、民間→自治体(東京都特別区管理職)→法政大学 といった経歴をもち、広く“まちづくり”をテーマとした研究に携わっています。研究室では“まちづくり”を学際的に実証するため多角的な観点からアプローチし、学生の研究テーマも、市民参加や市民協働、地域コミュニティ、多文化共生、地域活性化、観光、防災、景観、都市環境など多岐に及んでいます。最近では、江戸川区新庁舎建設基本構想・基本計画の策定や狛江市かわまちづくり計画の策定に委員長として関わっています。
研究科HP : https://chiikizukuri.gr.jp/


【この件に関するお問い合わせ先】
法政大学 地域研究センター事務局
TEL:03-5228-1266 E-mail:chiiki@hosei.ac.jp

【研究内容に関するお問い合わせ先】
法政大学 地域研究センター 上山 肇 教授
E-mail:hajime.kamiyama.45@hosei.ac.jp