お知らせ

北京2022オリンピックへの本学関係者の出場について

  • 2022年01月28日
  • イベント・行事
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お知らせ

2月4日より開催される北京2022オリンピック競技大会に、本学在学生・卒業生から5名の選手と1名の監督が参加することとなりました。当初は壮行会を開催し、法政大学関係者皆で直接選手に激励を送る予定でしたが、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大状況を踏まえ、止むをえず開催を中止といたしました。

ついては、個別に4名の選手と監督から本学関係者宛のビデオメッセージを頂戴いたしましたので、選手の経歴紹介と合わせて掲載させていただきます。

ぜひ、選手の名前を覚えていただき、テレビ越しになりますが温かいご声援をお送りいただけますようお願いします。

(各選手の出場予定日および放送予定については「法政大学の北京2022オリンピック選手の出場予定日および放送予定について」をごらんください。)

岩渕麗楽選手/スノーボード スロープスタイル種目/スポーツ健康学部2年

岩渕選手は4歳からスノーボードを始め、10歳にはU-15(アンダー フィフティーン)世代スノーボード・ルーキーツアーに相当し、アジアのスノーボーダーの登竜門となっているINDYPARK JAM(インディーパーク・ジャム)で優勝を飾るなど、中学1年生のころからプロスノーボーダーとして世界で活躍されています。そして中学卒業前の2016年には、全日本スノーボード選手権大会スロープスタイルで優勝を飾りました。2018年には平昌(ピョンチャン)オリンピックのスノーボードスロープスタイル日本代表として初出場で4位に入賞され、今大会での活躍も大いに期待されております。

鈴木世奈選手/アイスホッケー競技/2014年度スポーツ健康学部卒業

 

鈴木選手はお兄さんの影響で小学校1年生の時からアイスホッケーを始め、高校在学時にU−18の世界選手権に出場。その後、A代表にも選出され、女子アイスホッケー世界選手権に出場しました。2010年に法政大学入学後は、体育会スケート部に所属しながらSEIBUプリンセスラビッツのディフェンダーとして活躍し、大学4年生の時には同じ学部の後輩である床亜矢可選手とともにソチオリンピックに出場しました。ソチオリンピック後はカナダの女子アイスホッケーリーグで、日本人で初めて現地のオールスターに選出されるなど目覚ましいご活躍をされておりました。現在はSEIBUプリンセスラビッツに凱旋し、2020年までの女子日本アイスホッケーリーグのチーム8連覇に貢献されました。

床亜矢可選手/アイスホッケー競技/2016年度スポーツ健康学部卒業

床亜矢可選手はアイスホッケーの元日本代表だったお父さんの影響を受け、小学生の時にアイスホッケーを始めました。15歳でU-18日本代表に選出され、高校生の時に女子アイスホッケーU-18世界選手権に出場しました。2013年に法政大学入学後は体育会スケート部に所属しながら、SEIBUプリンセスラビッツのディフェンダーとして活躍。2014年、本学1年生の時に出場したソチオリンピックでは、ディフェンダーにもかかわらずチーム最多得点を記録しました。床秦留可(とこ はるか)選手は実の妹で、平昌大会と今大会で2度目の姉妹でのオリンピック出場となりました。
 

床秦留可選手/アイスホッケー競技/2018年度スポーツ健康学部卒業

床秦留可選手は、姉の亜矢可(あやか)さんより少し早く、5歳のころから本格的にアイスホッケーを始められました。2015年法政大学入学後は、先輩である鈴木選手、床亜矢可選手と同様に本学体育会スケート部に所属しながら、社会人チームのSEIBUプリンセスラビッツに所属し、チームのポイントゲッターとして活躍してこられました。一時、スウェーデンの女子アイスホッケーリーグのチームに移籍されておりましたが、現在はSEIBUプリンセスラビッツに戻り、国内を拠点にご活躍をされております。

小松原美里選手/フィギュアスケート・アイスダンス/2011年度通信教育部(文学部史学科)入学

小松原美里選手は2011-2012シーズンに全日本ジュニア選手権3連覇を果たすなど、フィギュアスケート・アイスダンスにおいては早くから突出した存在として認知されておりました。20歳の時にイタリアのチームからスカウトされ活動拠点をイタリアに移し、2014-2015シーズンに初めてシニアの国際大会優勝をされました。2018-2019シーズン全日本選手権初優勝、世界国別対抗戦のチームキャプテンとして日本の銀メダルに貢献されます。2019年には練習中の事故によりシーズンの大半をリハビリテーションに費やすこととなりますが、ペアのティム・コレトさん(夫・日本名/小松原尊さん)の献身的なサポートもあり、同年末の全日本選手権で2連覇を果たしました。2020-2021シーズンおよび2021-2022シーズンにおいても全日本選手権優勝を果たし、4連覇の偉業となりました。今回初めてのオリンピックにご夫婦で挑戦されます。

竹内洋輔氏/フィギュアスケート競技・監督/2002年度文学部卒業

竹内洋輔監督は、本学兼任講師として市ヶ谷および小金井の各学部の学生に体育科目の講義を行っていただいている一方、体育会スケート部フィギュアスケート部門監督としてもご活躍をされております。在学中の2002年には、日本代表としてソルトレイクシティオリンピックに出場されました。選手として活躍された竹内氏は、2002年の卒業を機に現役を引退、本学で教鞭をとる傍ら、スケート連盟の強化部長として、数多くの選手の育成に努められました。今大会では選手でなく監督として、綺羅星のごとく輝くスター選手を率いて、オリンピック制覇に挑まれます。