2020年度

9月

2020年度

9月20日(日)

TBSのサンデーモーニングに出演した。今回の話題は、この連休後のコロナ拡大への懸念、菅政権の閣僚人事、イスラエルと中東諸国との国交正常化、SDGsだった。「女性活躍」を掲げる政府なら、20名の閣僚のなかの6名、つまり30%は女性であってほしかった。イスラエルと中東諸国との国交正常化は、あたかも紛争が収まって平和がやってくるように見えるが、実はパレスチナの孤立化と、中東への米国の影響力強化につながりかねないものだ。紛争はいっそう激しくなるかも知れない。SDGsは決して新しい話題とは言えないが、今年の米国での山火事のすさまじさ、森林開発に起因すると思われる新型コロナ、そしてその結果起こっている貧困の問題など、17の目標に照らして現実を見つめるのは、とても大切なことだ。

9月19日(土)

1月にヴェネツィア大学でおこなった本学江戸東京研究センターのシンポジウムをもとに、ヴェネツィア大学出版局からはTokyo and Venice as Cities on Water. Past Memories and Future Perspectivesという題名で英語版が、法政大学出版局からは「水都としての東京とヴェネツィアー過去の記憶と未来への展望」という題名で日本語版が、それぞれ出版されることになった。私の論文は日本語版で「江戸における水辺の文化」、英語版でWATERSIDE CULTURE IN EDOである。双方の原稿整理、引用参考文献整理、図版選択、図版レイアウト、許可のための図版リストつくりなどを今日まで少しずつ進め、ようやく送信した。あとは許可が下りない図版を省いて原稿を最終整理する。いつも図版作業は出版社の編集のかたにおまかせしてきた。自分でおこなうとずいぶん手間と時間がかかる。

9月18日(金)

学校長会議を開催した。夜は、日本私立大学連盟の理事会があった。

9月17日(木)

学部長会議を開催した。

9月16日(水)

常務理事会を開催した。その後、常務理事会懇談会を開催した。さらにそのあとで、危機対策本部会議を2テーマ(2会議)開催した。

9月15日(火)

いよいよ今週末から秋学期だ。大学公式WEBサイトの「総長から皆さんへ」を再開する準備をはじめる。また、さまざまな講演がWEB上で企画されており、その準備も忙しくなってきた。

9月12日(土)

外濠校舎6階の薩埵ホールで、列席者に充分な距離を確保し、同時にオンラインで配信する方法で、9月学位授与式を実施した。今年度は学部の卒業生が210名、大学院の修了生が34名だった。全ての方の参加はかなわなかったが、告辞では、卒業後にも「自分にとっての自由を生き抜く実践知とは何か」を考え続けてほしいこと、卒業後は校友会の一員として卒業生ネットワークを大いに活用できることを、卒業生に向けて述べた。

午後には、学位記交付式に引き続き外濠校舎6階の薩埵ホールで秋季入学式をおこなった。卒業式と同様、規模を縮小し、ライブ配信などを取り入れつつ、感染症対策を講じて開催した。また、例年同様、英語学位プログラムでの学部・大学院の入学者を迎えての入学式であったので、日本語のできない留学生が多数出席していた。そこで今年も、司会から総長告辞、歓迎・入学の辞など、すべてが英語でおこなわれた。日本、中国、台湾、韓国はもちろんのこと、ベトナム、アメリカ、フィリピン、アルジェリア、アルバニア、イギリス、イスラエル、インドネシア、エジプト、エチオピア、カナダ、キルギス、ケニア、ジャマイカ、シンガポール、スペイン、スリランカ、バングラデシュ、マラウイ、モンゴル、リトアニアから71名の学生が入学した。しかし入国制限等によりまだ日本に入国できない学生も多数いた。ライブ配信でなんとか雰囲気を感じて頂けたと思う。入学後のガイダンスもオンライン説明会などの実施によりサポートしていく。英語学位プログラムが本格的に稼働し、ほぼ予定通りの人数が集まっているが、ひとりひとりの学生に対応するにあたり、現場ではさまざまなことを乗り越えなければならない。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、教職員の学生への支援も、学生たち自身の学修も、より一層困難な状況にもなっている。日本語教育もまだまだこれからだ。「ダイバーシティ化」としてのグローバル化の実現は困難が多い。しかし、これからも法政大学らしい丁寧な取組を続けて、本学と世界のつながりを一歩ずつ着実に強めていきたい。

9月11日(金)

監査室からの定期報告を受け取った。その後、「週刊東洋経済」の取材を受けた。テーマは「安倍内閣の教育政策」である。功罪両方をお伝えした。9月学位授与式、秋季入学式のリハーサルをおこなった。今年はいずれもオンラインで視聴できるようにする。

9月09日(水)

大学評価室長から、自己点検評価(教学部門)報告書を受け取り、説明を受けた。その後、常務理事会を開催した。さらにその後、理事会を開催した。終了後、理事会懇談会を2テーマ(2会議)開催した。そのあとで、危機対策本部会議を、これも2テーマ(2会議)開催した。約12時間におよぶ打ち合わせおよび会議だった。

9月08日(火)

外部企業の取締役会が開催された。その後、共同通信の取材に応じた。コロナ対応とコロナ後の大学についてがテーマであった。

9月07日(月)

WEBで、HOSEI2030の重点課題として行っている「男女共同参画推進タスクフォース」主催の、女性学部長経験者懇談会を開催した。

9月05日(土)

毎日新聞出版の「週刊エコノミスト」およびWEB版「エコノミストオンライン」のための座談会をWEBで実施した。HOSEIオンラインにも来ていただいた山極壽一京都大学総長、出口治明立命館アジア太平洋大学学長、そして私の3人による座談会である。「これから求められる大学の姿とは」というテーマで、新型コロナで大きな影響を受け、まさに歴史の転換点とも言える状況において、今後の大学のあるべき姿はどういうものかを、語り合った。掲載は10月上旬である。それぞれの総長、学長のお話がたいへん興味深く、聞き入ってしまった。困難な面と、新たな大学の出現への夢、確かにその両方があるのだ。

9月03日(木)

長期ビジョンHOSEI2030に関連する男女共同参画推進タスクフォース会議を開催し、長時間にわたり集中討議した。

9月02日(水)

常務理事会を開催した。常務理事会懇談会を3テーマ(3会議)開催した。さらにそのあとで、危機対策本部会議を開催した。

9月01日(火)

7月31日にいったん終了した総長日誌は、本日再開する。8月のあいだも、危機対策本部会議が毎週開かれ、それ以外の打ち合わせや会議を開催していた。9月に予定されている9月卒業式と秋季入学式の実施と、秋学期の開始方法がおもな検討議題だった。本日9月1日に、「2020年度秋学期授業についてお伝えしたいこと」という総長メッセージおよび、秋学期の具体的な実施方法が示されるので、そちらをご覧いただきたい。

学外については、文科省の中央教育審議会のヒアリングに、日本私立大学連盟を代表して応え、大学基準協会では「新型コロナウイルス感染症対応から見えてきたこれからの大学」というテーマで、会誌のための座談会を開催した。いよいよ、日本全体の大学が、これからの大学像を探ることになる。

8月中、私個人としては、秋に出る4種5冊の本の原稿執筆、校正と整序、あとがきの執筆などをした。岩波新書『江戸問答』、集英社『苦海・浄土・日本――石牟礼道子 もだえ神の精神』、青土社『江戸から見ると』1・2、そして集英社『最後の文士 石川淳』の第一章「石川淳・絶対自由を生きる」である。いずれも総長業務を優先させながら、時間をかけて作ってきた本である。

本日は、日本私立大学連盟の常務理事会、理事会が開催された。

なお、日誌は8月25日から再開しています。
25日から31日の日誌も本日(9/1)アップしましたので「8月」をご覧ください。