2014年度

9月

2014年度

9月30日(火)

公認会計士による総長ヒアリングが開催されました。
こちらの方針をお話しすると同時に、ご意見を伺いました。

  • 産業界とのつながりを強めるためには、企業が求めていることを知るべきである。
  • 法政大学はパラリンピックを率いる大学になった方がよい。

たいへん参考になりました。

9月29日(月)

法政大学と長野県飯田市は、本日、協定を結びました。
牧野光朗市長と総長・田中優子が署名、捺印しました。ここには留学生もゼミ生もフィールド学習に来ています。お世話になっています。これからは地域研究センターを通して、大学も貢献しなければなりません。それにしても、江戸時代から見て、たいへん興味深い地域です。人形浄瑠璃の拠点で、世界的な人形劇フェスティバルをやっています。水引の拠点で、日本の儀礼を支えています。20箇所に及ぶ公民館は空間を意味するのではなく、「公民館する」という動詞にもなるくらい活発な活動を展開していて、その方法が輸出されつつあります。

9月27日(土)

法科大学院の、司法試験合格者祝賀会が開催されました。
21名が合格しました。法科大学院の先生がたのスピーチを伺い、立派で熱意のある素晴らしい先生方がそろっていることを再認識しました。法曹倫理の山崎雅彦先生は、弁護士の3つの自由について話されました。ひとつは国家からの自由、2つめは法曹仲間や同僚からの自由、3つめはクライアントからの自由です。お金や地位からも自由であってはじめて、思想を実現できるということです。現代社会を生きる上で大事な価値観です。

9月26日(金)

法政大学にとって、記念すべき日です。「スーパー・グローバル・ユニバーシティ」に採択されました。これから、世界のなかの大学として、世界に貢献する法政大学を創っていかねばなりません。

9月25日(木)

BS朝日『ザ・インタビュー』の収録でした。
OBであり、今日のインタビュアーである幻冬舎取締役兼専務執行役員の石原正康氏と大学構内を歩きながら、法政大学を語る番組になりました。「同じだね」「ここはずいぶんきれいになったね」など、石原氏は10歳年下ですが、校舎の記憶は似ていました。違いは、私の六角校舎、石原氏の学生会館、です。大内山庭園では、話しがはずみました。石原氏が池に飛び込んだことがあるからです。

BS朝日『ザ・インタビュー』の収録風景

9月24日(水)

ユネスコ-国連文明の同盟「メディア情報リテラシーと異文化間対話:東京国際シンポジウム・日本とアジア太平洋地域におけるメディア情報リテラシー教育の普及に向けて」が開催されました。
冒頭で歓迎の挨拶をしました。法政大学は、大学間ネットワーク(UNITWIN MILID)にアソシエイトメンバーとして正式に加盟したのです。この加盟を検討し、決断したのは、社会学部長であった昨年度のことです。今回の催し物も、社会学部の主催でおこなわれました。メディア・リテラシー教育はこれから、世界規模で考えていかなくてはなりません

シンポジウムの様子

9月21日(日)

首都圏法政大学フェアが開催されました。今年は校友会の催し物がありました。

9月20日(土)

今日は、9月修了の学位授与式の日です。

9月19日(金)

会議のあと、ウズベキスタン共和国23周年パーティに出席しました。法政大学はサマルカンド国立大学と提携しているからです。非常に多くの方が出席されていました。法政大学のグローバル化は、アジアとの交流を広げ、深めることを目標にしています。

9月17日(水)

常務理事会を終えてから、テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」の収録がありました。「リーダーの栞」という書評インタビューコーナーです。私はグレン・グリーンウォルド著『暴露―スノーデンが私に託したファイル』(新潮社)について話しました。テーマは「自由とは何か」です。法政大学の標語である「自由と進歩」の、その「自由」です。今の世界において、自由とはどういう状態を言うのでしょうか? 一緒に考えて下さい。

9月16日(火)

2014年の 後期授業が始まりました。総長就任からまだ6ヶ月目です。毎日ぎっしりさまざまなことがあり、何年も経ったような気がします。
今日から日誌を始めます。時々エッセイを載せますので、覗いてみて下さいね。