ハラスメント防止・対策

ハラスメントのないキャンパスのために

ハラスメント防止・対策

教育・研究、修学、就労の場であるキャンパスにハラスメントが存在すると、秩序が乱れ、人間関係の悪化や生産性の低下を引き起こします。ハラスメントを受けた人や周囲の人の精神状態に大きな影響を与える可能性もあります。本学の構成員が教育・研究、修学、就労できる環境を維持するため、一人一人がハラスメントの防止に努め、絶対にハラスメントを許さないという心構えを持つことが大切です。

ハラスメントの被害にあったら

ひとりで悩まないで
・ハラスメントを受けたと感じたら、ひとりで悩まずに、ハラスメント相談室に連絡してください。 相談室に来ることがためらわれる場合は、まず身近で信頼できる人に相談をしてください。相談室には家族や信頼できる友人、教職員と一緒に来室することもできます。
記録を残してください
・あなたが受けた言動について、「いつ、どこで、誰から、どのようなこと」かがわかる記録(自筆のメモ・メール・録音等)を残しておくと、相談や申立ての際に役立ちます。
緊急の場合は警察に連絡を
・相手からの暴力行為などで、心身に危険を感じたり、緊急を要する場合は、迷わず周囲の人に助けを求め、警察に連絡をしてください。

ハラスメントの加害者にならないために

  • 互いの人格を対等に尊重する姿勢を持ちましょう。
  • 社会的に形成された性別意識、たとえば「男性や女性はこうあるべきだ」という固定的な性役割観などの偏った見方・考え方を押しつけることは避けましょう。
  • 相手が自分の言動をハラスメントと受けとめているとわかったらすぐに止めて、真摯な気持ちと態度で謝罪しましょう。あなたの家族や身近な人が受けたとしたら不快だと思う行為は慎むという心構えが大切です。
  • 反対意見や「ノー」という意思表示がないからと言って、それが合意・同意とは限りません。立場や地位が上の人(指導者や先輩)は十分配慮してください。
  • 学外の言動であっても、当事者双方が本学構成員であればハラスメントにあたる可能性があります。

ハラスメントを見かけたら

見過ごさない勇気を
・集団内でハラスメントの存在が黙認されてしまうと、それが慣習化し徐々に環境が悪化していきます。周囲の人たちもその関係に巻き込まれてしまうため、特に教育、指導、管理監督する立場にある人の果たす役割は重要です。ハラスメントを見過ごさない勇気を持ちましょう。
相談を勧める
・ハラスメントについての相談を受けた場合は、必要に応じてハラスメント相談室での相談を勧めてください。その際、相談された人が同行することも可能です。
知り得た情報の扱いは慎重に
・相談内容等の知り得た情報については、プライバシーに十分に配慮し本人の意向を尊重し慎重に扱いましょう。