氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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宮坂 亮吾 | デザイン工学研究科 | システムデザイン専攻 | M2 |
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本作品は、視覚と聴覚を連動させるインタラクティブ要素を組み込むことで、大雨の中、老朽化したネオンのあるバーという2Dビジュアルアートの世界観に没入してもらうというのがテーマになっています。
本作品は、視覚と聴覚を連動させるインタラクティブ要素を組み込むことで、2Dのビジュアルアートの世界観に没入してもらい、自分なりのストーリーを妄想してもらうことが大きな目的になっています。本作品のテーマは、大雨の中、老朽化したネオンのあるバーであり、ネオンや照明の瞬き、大きな窓の水滴、ドアの奥に見える雨、場所により雨の音が変わることなど、その場にいるような没入感を演出しました。また、動的に大きく動くのではなく静的に動くことで、作品に余白をつくり、意味深な雰囲気にすることで、ユーザーにこの場所のストーリーを妄想させるようにしました。このテーマにした理由として、意味深で妄想の余地がある雰囲気がつくれ、それがユーザの妄想力を刺激し没入感に繋がると考えたためです。雨の音には癒しの効果と同時に寂れた印象があり、瞬くネオンやバーというものにも寂れた印象や意味深な意味合いを感じます。例えば、「誰かから逃げてここへ飛び込んだ」などの危険な雰囲気にも感じますし、「昔からの親友が長くやってるバーにしっぽり飲むため来た」など癒しの空間とも取れます。そのような意図でつくりました。
マウスホイールを上下にすることで、画面が左右に移動し、自分が移動しているように表現しました。また、現在の位置からドアに近ければ外の雨が大きくなり、中に入っていくにつれて室内の雨音に変化していくように開発しました。