就活ラジオ番組『脱力就活』の運営
脱力就活製作委員会
「脱力就活製作委員会」は、法政大学の学生のみ(全35人)で構成され、2023年7月から公共ラジオ局「渋谷クロスFM」で学生の就活をテーマにした毎週放送のラジオ番組、『脱力就活』を制作・運営しています。
ミッションは「就職活動の入り口を広げる」ことです。エン・ジャパン株式会社が2025年に実施した調査によると、入社後3年以内の早期離職における要因として、「仕事内容のミスマッチ」が57%「職場の文化や価値観が合わない」が30%と、キャリア構築にとって前向きではない理由が上位を占めています。脱力就活は、そんな課題を解決するために早期化、複雑化する就活・新卒一括採用市場において、自分らしくキャリア選択を行うことができるきっかけを作ることを目指しています。
MCやゲスト企業のキャスティング、台本作成、SNS運営など番組制作の全工程を学生が担うことで、学生目線のメディアを提供しています。活動内容に共感くださった人気のインフルエンサー様をMCに起用し、面白い企業やヒトの魅力を発信することで、楽しく将来や就活について学び、学生に身近で分かりやすい「日本一易しい就活メディア」を目指しています。
私たちは自身が学生であり、課題に関わる当事者であるという点を、活動の最大の強みであり、強い動機としています。脱力就活製作委員会は、自分たちが解決したい課題は何か、学生だからこそできることは何かという問いに本気で向き合い活動しています。
この姿勢は、法政大学憲章が掲げる「自由を生き抜く実践知」をまさに体現するものです。学生主導でラジオ番組を制作・運営するという挑戦自体が、既存の就活メディアの枠にとらわれない「進取の気象」であり、「真に自由な思考と行動を貫きとおす」実践だと考えます。
また、私たちは活動を通じて社会との「つながりの形成」を強く実感しました。ラジオ番組『脱力就活』は、今年7月の放送で100回目を迎えることができました。MCや企業をはじめとする様々な関係者の方から、学生が主体となってフェアに楽しく情報を発信することに共感をいただき、今もなお挑戦を続けています。学生だけで取り組む活動でも、想いを持って実践すれば人や社会を動かすことができるのだと私は率直に感動しました。
これらの実践を通じて、私たちは社会で活躍する力を養うとともに、社会に貢献する喜びを実感しています。
ラジオ収録中の様子
就職活動は多くの学生にとって避けがたいストレスフルな経験だと思いますが、「脱力就活」は就活生の負担を軽減し、より良い働き方やキャリア形成に寄与しているのではないかと感じます。早期離職は本人にとって大きな問題であるだけでなく、企業の人材育成や社会全体にも大きな影響を及ぼす課題です。
この取り組みは、これらの問題の解決に向けて、番組制作の全工程を学生が担い、学生の視点から就職活動をサポートするという点で非常に意義深いものです。就活生が充実した気持ちで、楽しく自分の将来を描けるようになることにつながっていると思います。
また、法政大学憲章に掲げられている「自由な学風」という精神を継承し、体現していると思います。関わる学生自身も楽しみながら活動している様子が伝わってきますが、その自由は自分自身のためだけでなく、同じ就活生という「仲間」のためにも発揮されており、結果として互いのより豊かな人生へとつながっている点も高く評価できます。
このような素晴らしい賞に選んでいただき、ありがとうございます。発表の中では、僕たちが学生だけで制作しているラジオ番組とお話ししましたが、この番組は出演してくださっている企業の方やMCさん・視聴者さんなどたくさんの方に支えられて成り立っている番組です。僕たちだけではこのような活動とこの賞はないものだと思っていますので、この賞の重みをすごく実感しています。この度はありがとうございました。
二度目の、この素敵な賞をいただいて、本当にありがとうございます。私たちが一つだけ伝えたいこととして、ぜひこの『脱力就活』という番組を一度でも見ていただきたいと思っております。私自身、大学3年生で就職活動をしていますが、個人戦で悩みや不安などを抱えてしまう方々はやはり多いのではないかと思っています。ですのでぜひ一度でも見ていただいて、私たちと一緒に楽しくこの就職活動をできたらと思っております。
その他の受賞団体の記事や各ノミネート団体の実践事例概要等については、以下よりご覧いただけます。