2023年2月2日(木)、スケート部フィギュア部門の渡辺倫果選手(通信教育課程:経済学部2年)、スケート部部長の高田朝子教授(専門職大学院イノベーション・マネジメント研究科)、副部長の荒井弘和教授(文学部)、フィギュア部門監督の竹内洋輔氏(文学部卒)が廣瀬克哉総長を表敬訪問し、ISUグランプリシリーズの戦績報告を行いました。
ISUグランプリシリーズは、1年かけてフランス、ロシア、中国、日本、米国、カナダの6カ国で開催され、各選手は最大2大会に出場することができます。
6大会で獲得したポイントの合計で、各種目上位6位までがグランプリファイナルへの出場権を獲得でき、この大会は五輪、世界選手権と並ぶ三大大会の一つとされています。
渡辺選手は2022年10月に行われたグランプリシリーズ第2戦カナダ大会で優勝した後、11月には第5戦日本大会(NHK杯)で第5位となり、グランプリファイナルへの出場権を獲得。12月のファイナルでは銅メダルまで0.34点差の総合4位という成績を収めました。
渡辺選手は3月に開催される世界選手権へも出場予定です。
渡辺選手は「以前は自分自身のスケートを信じられず、結果が伸びない時期もありましたが、フィギュア界では遅咲きと呼ばれるシニアのクラスで成績を出すことができているので、この新しい道を怖がることなく進んでいきたいです。世界選手権への出場は初めての経験ですが、自分が最大限できる演技をしたいと思っています」と今後の抱負を語りました。
廣瀬総長は渡辺選手からの報告を受け、「現在、女子フィギュアスケートは競技として曲がり角にある中で、まさにこれからの女子フィギュアスケートを象徴するような活躍をしていく選手だと思っています。今後の活躍も楽しみにしています」と功績を称えました。
これからもスケート部へ温かいご声援をよろしくお願いいたします。